老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「総選挙だよ☆投票に行こう!みんなの意識調査&街角政治対話」@新宿ホコ天11/24

2014-11-25 18:11:07 | 集団的自衛権
昨日は「わたかつ」(私たちの街頭活動チーム」主催の「☆総選挙だよ☆投票に行こう!みんなの意識調査&街角政治対話」@ホコ天に参加してきました。今回は、「あなたは、どの党に投票しますか?」の聞き取り調査です。

2時過ぎに伊勢丹近くで調査開始。声を掛けてもほとんどの人が、スルーしていくのはいつものこと。それでも5時までの3時間の間に、私だけでも30~40人から回答をもらえました。

回答の中で一番多かったのは「まだ決めてない」。次が「自民」、続いて「共産」「民主」・・です。「自民」と答えた人に理由を聞くと、「このまま経済を安定させていって欲しい」「多少なりとも給料が上がった」「ずっと自民支持」などの他に「民主党がダメだから」という声が結構ありました。

「まだ決めてない」では、「自民党は絶対嫌だけど、民主党も他の野党も軸が定まってなくて困ってます」という人が多かったです。それでも、「投票には行って下さいね」と声を掛けると、「必ず行きます!」と力強く答えてくれる人も多く、少し希望を感じました。

「共産」が多かったのは、私たちの活動の少し前からアルタ前で共産党の「大拡散」行動が行われていて、その流れの人たちが私たちの調査に答えてくれたためと思われます。共産党の集会&アンケートには、若くて元気な若者が驚くほど沢山参加していました。この熱気がどう票に結びつくか、見ものです。

日頃私の周りでは、安倍政権や総理自身の危うさ、トンデモ振りが日々語られて、さすがに今や多くの国民が気付いているはず、と思ってしまいますが、今回の調査行動に参加した結果からは、いやいや、世の中の空気はちょっと違う、野党がよほど賢く強かに頑張らないと、安倍ブレーンの思惑どおりの結果になるという気がしました。

今回の調査と対話に答えて下さった人たちは、選挙をより強く意識して、きっと投票所に行ってくれるでしょう。野党、とりわけ野党第一党の民主党は、「まだ決めてない」人たちの受け皿になるべく、しっかり腰を据えて、頑張ってください!

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子
コメント (3)
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大日本帝国復活か、日本国再建か

2014-11-25 16:40:03 | 選挙
今回の安倍首相の狂気の解散の真の目的は、安倍晋三とその背後に控える日本会議の悲願である『大日本帝国復活』のための選挙である。そのためには、彼らにとってのプリンスである安倍晋三の長期政権がどうしても必要。それが憲法違反の声もある解散に踏み切った大きな理由の一つだ。

この大目的の達成に障害となったのが、新自由主義的政策『アベノミクス』と『消費税増税』の股裂き政策。金融緩和と財政出動でハチャメチャな量のお金をばら撒きながら、消費税を増税して消費にブレーキをかける。それでいて、原発再稼働に舵を切り、21世紀の世界をリードする成長産業である再生可能エネルギー開発などにブレーキをかける。誰が見ても論理的整合性のない経済運営をすれば、景気が後退するのは避けられない。要するに、大企業と財務省の言いなりに経済運営を行ってきたつけが回ったのである。アベノミクスは大失敗だった。

財務省にしてみれば、安倍晋三の役割は、消費税増税をした時点で終わっている。今回10%に上げれば、安倍は用済み。次の財務省の傀儡政権をつくる準備は出来ていた。おそらく、麻生太郎か谷垣だったはずだ。

この財務省の狙いに抗ったのが、菅官房長官をはじめとする官邸の安倍親衛隊。つまり、日本会議などをはじめとするこちこちの右派連中と、増税派(財務省一派)との対立が今回の解散総選挙の内実だろう。増税派も選挙になれば、増税を声高に主張しにくい。だから、先延ばしを主張せざるを得ない。表面だけを見れば、安倍官邸の大勝利と言う事になる。要するに、今回の解散劇は、自民党内部の権力争いが主因であり、国民のための解散ではない。

本来、野党がしっかりしていれば、消費税増税で経済が失速したのだから、争点を『消費税減税⇒5%に戻す』に設定すれば良い。そうすれば、税の本質にもそぐうし、経済再生もできるだろう。
http://www.asyura2.com/14/senkyo175/msg/212.html

まあ、民主党をはじめとする野党連中も財務省のご意向に背くと大変な事になる事は良く分かっているので、そういう思い切った政策は打ち出せない。さらに増税を減税にするとなると、財政の大転換が必要になる。それをやり切る覚悟も力量もない。それが出来るとしたら、小沢が民主党にいて、彼が民主党の指導者でいる場合だけだ。まあ、彼を失った大きさを国民が実感するにはもう少し時間がかかるだろう。

と言う事は、今回の選挙の争点は、アベノミクスの成果とか、増税先延ばしや凍結などにはない、という事になる。安倍一派の常套手段は、公約破りは屁の河童。公約にない事を『信任を得た』といって強行する。また、選挙はできるだけ国民を『白けさせる』。これはヒトラーが権力を掌握した時も同様だった。【政治的無関心】を助長し、国民が政治を諦めるように仕向け、投票率を下げさせる。少ない得票率で権力を掌握し、やりたい放題を行うのが、ファッショ政権の得意技。これがヒトラーの権力掌握手段だ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo175/msg/193.html

では、選挙の争点をどこに置いたら良いのか。健さんの投稿でも指摘したが、敵が「争点隠し」の選挙を強行するのだから、われわれ国民は、勝手に争点を設定すれば良い。「原発再稼働」「中国などの敵視政策」「秘密保護法」「集団的自衛権の強硬」などの「『安全保障政策』、「TPP」「弱者切り捨て」などの新自由主義的格差助長政策など枚挙にいとまがない。これを一言でまとめると、【大日本帝国復活=戦前回帰=北朝鮮化】政策となる。

これに対置するのは、【日本国=戦後】復権だと思う。北朝鮮とわれわれが違うのは、選挙という方法を持っている事である。戦後70年、今回の選挙ほど、日本の民主主義の深化と民度が問われる選挙はない。

「護憲+BBS」「 政権ウォッチング」より
流水
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