老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

朝日の「何を問うか①」を読んで

2012-11-20 17:56:35 | マスコミ報道
11月19日朝日新聞朝刊1面 に論説主幹代理・星浩氏が、「何を問う①」との表題で、政党が乱立する今回の衆議院選挙について提言している。1面に論説主幹代理名での掲載なので社論と見ても良いのであろう。また①と記されているから今後何回かの連載かと思われる。

今回は、「将来の負担、説明する力」という題名であるが、その主旨について、「今の世代が楽をすれば後世代にしわ寄せが行く、今と将来の負担を切り分けて有権者に丁寧に説明する力をどの政党、どのリーダーが持ち合わせているのか。そこを見極める総選挙である」と述べている。そして最後に、「この企画へのご意見をお寄せ下さい」と結んでいるのである。

だから批評するわけでもないが、朝日新聞はこれまで民主党元代表の小沢氏がゼネコンから陸山会へ闇献金うけているとの疑惑で検察が捜査を開始してから、偏見でもって随分不公正な記事を書いてきた。それは2010年1月に小沢氏の秘書(陸山会の元会計責任者)大久保氏が逮捕されれてからの記事を見れば明らかである。その当時星浩氏は編集委員の一人であり、自らも氏名入りで偏向的な記事を執筆していたはずである。

また東京地検特捜部が小沢氏の不起訴を決定した時には、朝日新聞は次は検察審査会があると報じ、暗に誰かが検察審査会へ審査を申請すべきと誘導するような記事も書いていたと記憶している。それから半月後くらいに、市民グループ(その後新聞記者OBも居たと報じられていた)が検察審査会に審査を申請したことが報じられ、朝日新聞の予言がずばりあたったので驚いたおぼえがある。

要は何が言いたいかと言えば、今日小沢氏の無罪が確定したことに因んで、以上のような偏見を持った論説主幹代理が政党のリーダーを正当に評価できるだろうかという疑問と、そのような人が企画するようなことではないと思う、ということである。

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
厚顔の美少年

コメント (3)
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