老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

ほんまかいな、アホなことを… (自民党が徴兵制度の検討を示唆?)

2010-03-05 15:05:02 | 自民党政治
共同通信の報道によりますと、自民党が徴兵制度の検討を示唆し始めたようです。

これって2ヶ月早いエイプリルフールではありませんので、念のため。

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010030401000592.html

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
パンドラ
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ほんとですね。2面ではありますが、今朝の地元新聞でも「中見出し・3段」で報じていました。

普天間基地問題でもそうですが、「抑止力」の「抑止」のなんたるかを論じることなく、「力」の整備に夢中になっている。今時そんなと笑われるのでしょうが、「北風と太陽」を、世界中の言語版で大増刷し、等身大の特製鏡を添えて、指導者層と自認する人達に進呈すれば良い。(もちろんこの「事業」は、「ジャイカ」に、既存全事業に代えて行わせれば良い。)

もとより「人間」もかつては「野生」であった。だからその血は否定できないのは分かる。だがそれを「理性」で抑え、平和裡に発散させる数々の「仕掛け」を考案してきた。だがそれに背を向け続けているのが「軍備の世界」なのだ。なぜかそれは、「血沸き肉踊るの世界」を温存し続け、果ては「自己陶酔の世界」にまで公然と導いていく。
 
「閲兵」などという代物は、とてつもない快感をもたらしてくれるものらしく、「○○記念日」などの式典では、観る者・観られる者渾然一体となっての陶酔の坩堝と化す。寡聞にして、「俺の代では止める」の声を聞いたこともなく、また、巷でもこのような「世界」への憧れが潜在していることを感じ取らせる事象に事欠かない。

「一朝事あれば」の声に、事なきに全力を上げるべきの声はか細く空しい。だが、こんな不毛を維持し続けたいというのが「徴兵制を」と唱える勢力の本音。そのようなことを主導する連中は、もう鉄砲一つ担げないような年齢層なのに、それに和して踊っている人たちの居る不思議。

防衛省のPR施設が、例の「事業仕分け」で来訪者が数えるくらいと報じられた後は、それがPRとなって押すな押すなの盛況だそうで、若い母親が子連れで押しかけている。子供用の迷彩服まで用意されていて、それに着替えてパチリと満足顔。
 
そういえば、以前、別スレッドに書いた「高等工科学校」なる自衛隊の教育施設、もう半月にもなるか、あるTV局のニュース番組の特集で取り上げられ、取材対象としてスポットを当てた一人の映像に、若い女性時アナウンサーが掛けた言葉「○○君、カッコ良かったよ」が、忘れられない。
  
「徴兵制を」は、「保守層の支持狙い」とあったが、「保守層」とは年齢ではないわけで、このような軍備賛美の風潮がどこから蔓延るのかを解き明かし、それのナンセンスさを根元から得心させることが、なぜ等閑視され続けてきたのか、戦争のない世界こそ極楽浄土と信じる者にとっての「不思議」です。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
百山
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『JanJan』休刊

2010-03-05 10:18:52 | マスコミ報道
新聞にも掲載されていたのでお気づきの方もいるかと思いますが、『JanJan』が3月31日をもって暫時休刊することを発表しました。

http://www.janjannews.jp/archives/2744447.html

これまで『JanJan』には、「護憲+」主催の講演会の案内を掲載していただくなど、信頼できる市民メディアとしてお世話になっていました。マスメディアの報道姿勢に批判や疑問が出ている中の休刊はとても残念ですが、これも時代の流れなのかも知れません。

新サイトの早期復刊を願うと共に、私たちも有効な情報受発信のあり方について、今一度考えてみる必要がありそうです。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子
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