心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

ジークフリート伝説

2005-01-16 00:27:29 | Weblog
 今週も慌しく日が過ぎていきました。やっと週末と思いきや、なんと明日は休日出勤。この時期、仕方ないかぁ(^_^;)
それでも僅かな隙間を見つけては、自分の時間を楽しんでいます。今週は読書でした。「ジークフリート伝説」(石川栄作著:講談社学術文庫)を、帰宅途上の電車のなかで、あるいは眠りにつくほんの少しの時間に楽しみました。これが明日への糧になります。と、自分に言い聞かせながら....。
 ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」は、レコードで何度か聴いています。でも、その文化的・精神的な背景がぼんやりしているために、何か釈然としないものを感じていました。それを、この本は古代ゲルマンの中世英雄伝説から解き明かしてくれました。特に、ジークフリートの竜退治のお話は、なんだか出雲神話のヤマタノオロチ伝説を思わせ、ついつい少年のような好奇心をもって読んでしまいました。男と女、剣、竜(大蛇)...人の思うことって、どこもそんなに違うものではないと妙に納得したものです。来週の週末には、『指環』のDVDを探しに出かけます。
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