心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

お上りさんの東京見物(その8)~ソレイユの丘、箱根、ゴッホ展

2023-11-04 13:49:28 | 旅行

 第五十四候霜降末候「楓蔦黄」(もみじつたきなり)。....ブログを更新しないで2週間が経つ間に、街のあちらこちらで秋の風情が深まってきました。といっても庭の楓はまだ色づき始めたところです。これから日に日に深まってくるのでしょう。

 先週、3泊4日で横浜・東京に出かけてきました。今夏、横浜の次男君一家が帰省する予定だったところ、孫娘が急に体調を崩して適わなかったことから、NPOの仕事がひと段落したこの時期、こちらから訪ねたのが今回の小旅行でした。それならと、東京の長男君一家も子の塾の合間を縫ってやってきて、先週土曜日は10名が勢揃い。横浜ランドマークにある鼎泰豊さんで夕食会でした。
 翌日曜日は、次男君一家と三浦半島にあるソレイユの丘に出かけました。遠くに相模湾、富士山を望む岬に立つ「長井海の手公園ソレイユの丘」(入園料無料)です。 広い園内にコスモスの花が咲き誇り、野菜の収穫、動物とのふれあいなどを満喫できる公園で、これまでも何度かおじゃましたことがありました。この日は孫娘と一緒にお芋と人参の野菜収穫体験をしたあと、いろんな遊具で遊び、BBQを楽しみました。
 夕刻、次男君一家とお別れをすると、錦糸町のホテルに向かいました。リタイアして以後、東京で泊まるのは墨田区錦糸町か両国が定着しています。大通りから少し街中に入ると、下町の風景をぼんやり体感できるのも良し。東京スカイツリーが真正面に見え、国技館やすみだ北斎美術館、亀戸天神も比較的近場にあります。
 土日を子や孫と過ごした後は、老夫婦「お上りさん」の珍道中です。翌日は、はとバス「黄金色の海が広がる箱根仙谷原のすすき草原と芦ノ湖周遊」に出かけました。47回目の結婚記念日を迎えたこの日、かつて旅したのも伊豆、富士五湖界隈でした。
 芦ノ湖で遊覧船に乗ったり、箱根駒ケ岳ロープウェイで山頂に登り富士山を眺めたり....。いろいろな角度から富士山の雄姿を眺めていると、数年前に旅したシチリアのエトナ火山を思い出しました。そして最後は仙石原すすきの原に立ち寄り、秋の深まりを肌で感じた一日でした。
 最終日は、新宿にあるSOMPO美術館で開催中のゴッホ展「ゴッホと静物画~伝統から革新へ」に出かけました。日本の美術館には珍しく、一部の作品を除いてすべて写真撮影OK。ゴッホだけでなく、ドラクロワ、ラトゥール、ピサロ、ルノワール、マネ、モネ、ゴーギャン、セザンヌ、シャガールなどの静物画にもお目にかかることができ、お得感満載の展覧会でした。
 夕刻の飛行機の時間まで少し時間がありましたので、近くに聳える東京都庁にも立ち寄りました。何度かおじゃましていますが、今回もまずは32階の食堂で昼食。頼んだのは「都庁ラーメン」(590円)でした。ちなみに奥さまは「柳川丼」(600円)でした。
 その後、いったん1階まで下りて、専用エレベーターで42階の展望台(無料)に向かいました。都内を一望でき、「お上りさん」には打ってつけの観光スポットですが、この日は外国人観光客がおおぜい押し寄せていて、外国にいるような雰囲気でした。
 このあと、羽田のビアレストランで喉を潤してから伊丹に向かいました。
....今月半ばには、四国八十八カ所遍路の旅が待っています。今回が最終回で結願です。来月に高野山にお礼参りをしてこの1年間の締めくくりとなります。

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