心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

お花見の季節を迎えました。

2024-03-02 11:06:36 | Weblog

 寒いけれどもお日様は春の兆し。そんな土曜休日の朝を迎えました。きょうも朝のお散歩に出かけましたが、街は春の花で溢れ人の「心」を和ませてくれます。
 と言っても昭和の時代に造成された街です。50年も前なら朝から子供たちの笑い声が聞こえてくるところですが、我が家のように子が独立し老夫婦だけのお家が増えてくると、休日であっても静かです。お散歩をしていると、時々売り家の看板が目につきます。ああ、〇〇さんのお家も介護施設にご引っ越しになったのだろうか.......。一方では、新築なったお家に若いご家族が引っ越してきて、時々子どもたちの元気な声が聞こえます。街も時代と共に変化しています。
 そんなある日、小雨舞う朝、自宅近くのバス停でバスの到着を待っていたら、ほんのりと花の香が漂ってきました。なんだろうと辺りを見渡すと、法面に咲くスイセンの花の香でした。ほっとひと息です。枯草の間からは菜の花が顔を覗かせています。小鳥たちの鳴き声も、元気になってきました。
 我が家の庭では、クリスマスローズが満開です。畑ではサヤエンドウの花が咲き、ブロッコリーも大きくなってきました。そろそろアスパラガスの芽も顔を覗かせるのでしょうか。2年目の今年は初収穫です。そんな庭の片隅で小さなフキノトウを見つけました。田圃の畔ではなく小さな庭のこと、小柄のフキノトウですが、「春」の出会いでもあります。
 そうそう、先週末にシニア仲間と大阪城の梅園を覗いてきました。お天気もよく大勢の方々がお越しになっていました。いやいや余りにも多すぎて、梅の風情を楽しむにはもうひとつでしたが、それでも梅の花は精いっぱい私たちを楽しませてくれました。お城の一画では、鷹匠の皆さんがご自慢の鷹を披露されていました。
 総勢17人の元気なシニアたちです。帰りには近くの居酒屋で観梅会と言う名の呑み会でワイワイガヤガヤと楽しい時間を過ごしました。今月下旬にはアクアライナーで大阪城お花見クルーズの予定です。

 花と言えば、今月半ばに水彩画教室の展覧会があります。作品の良し悪しは別にして生徒全員が1作品の出品が要請され、会場で先生から厳しい評価をいただくことになります。さあてどれにしよう???(笑)。NPOの仕事を卒業したら、もう少し本格的にお勉強したいと思っています。
 今年もあっと言う間に3月です。あっちに行ったり、こっちに行ったり。あっちを向いたり、こっちを向いたり。落ち着きのない1年になる予感がしています(笑)。

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