心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

WALTY Classical 中岡さん手づくりのアンプをご存知ですか

2017-01-28 23:22:02 | Weblog

 先週末、ブログに一通のコメントをいただきました。1年半も前の記事「WALTY Classicalさん、閉店へ」(2015年7月18日)へのコメントでした。投稿いただいたのは、20年ほど前からワルツ堂閉店まで、アルバイトをされていたハタナカさんという方でした。
 「大変恐縮で突然ではありますが、中岡さんが製造された手作りのアンプを御持ちの方を探しております。ワルツ堂時代からご来店して下さっておられ、中岡さんと親しいお客様にだけ製作されておられました。元従業員の方々にも連絡もさせて頂いてお願いをさせて頂いている状況なのです。中岡さんを慕っておられたお客様方々でしたら、どなたかに繋がれると確信しながら、連絡させて頂きました。何卒宜しくお願い致します」と記されています。
 私も旧ワルツ堂時代から足繁く通っていましたから、どこかでお目にかかっている方だろうと思いますが、中岡さん手づくりのアンプのことは承知しておりません。でも、堂島のワルツ堂時代、お店の奥のステレオの前でお客と話し込んでいらっしゃった姿を時々お見かけしたことはあります。残念ながら、私が所蔵しているのは、お店のCD棚に置いてあったステンドグラス風の小さなガラス細工だけです。
   元店主・中岡さんがお亡くなりになって1年が経とうとしています。もし、このブログをご覧になっている方で、ハタナカさんがお探しの「中岡さん手づくりのアンプ」をお持ちの方がいらっしゃれば、恐縮ですが左欄「メッセージ(メッセージを送る)」(非公開です)から私宛にメールをいただければ幸いです。よろしくお願いをいたします。
 さて、きょうは大阪駅前のヨドバシカメラに立ち寄り、デスクトップ用の増強メモリDDR3-1333(2G×2)を買ってきました。仕事を離れて以後、PCに負担のかかるような操作はしていないはずなのですが、最近少し重たく感じていたので、専門家の甥に相談したうえでのことでした。冷や冷やしながらPCの蓋をあけてメモリの場所を確認、恐る恐る装着しました。でも遠慮しているとうまく填まらない。えい、やあ!と強く押し込むとカチャッとおさまりました。ふぅ~。というわけで、メモリーが4Gから8Gにアップしました。先日来の不安定さから何とか逃れることができました。
 ついでに今週は、近所のお店でスマートフォンも機種変更しました。月末まで機種変更代無料に惹かれてのことですが、別に手数料が要りますね(笑)。値引き交渉の末の決着ですが、機種は次男君がソフト開発に関わるスマホの新機種です。親馬鹿ですね(笑)。
 そんなきょう、知人と北浜・船場界隈を散策しました。4月に企画している「街歩き」の下見です。近代的なビルの間に佇む大正期のレトロな建物。芝川ビル、伏見ビル、青山ビル、生駒ビルチング、武田道修町ビル、綿業会館、高麗橋野村ビルディング、船場ビルディング。オペラ・ドメーヌ高麗橋なんて洒落た名前のビルもありました。
 このあたりは戦争で焼け野原になったはずです。お年寄りの方に伺うと、焼夷弾は木造家屋を焼き払うのが目的で、煉瓦や鉄筋コンクリート造の建物は焼け残ったのだとか。この界隈の街の歴史を眺めてきたという意味で、ひとつひとつの建物の存在感を思いました。
 お昼は、知人お勧めの中之島図書館2階にあるスモーブローキッチン中之島でお洒落なサンドイッチ&カフェをいただきました。この図書館の利用者カードを持っている私です。次は一人で来ようっと。
 今週も緊急な要件があったわけでもないのに、出たり入ったりの毎日でした。通勤手当のないリタイア世代にとって交通費が一番の出費になります(笑)。でも、この勢いを止めてしまうと、とんでもないことになるかも。

 今年は南方熊楠生誕150年の節目の年にあたります。手始めにということで、先日、京都で開かれた学術講演会「華厳の世界~『華厳経』と南方マンダラ~」を聴講しました。お目当ては、明治大学野生の科学研究所長の中沢新一先生。いま私が最も注目している人物ですが、なにせお話しの内容が難しい。私の悪い癖です。そんな不可解な方に異常なまでの好奇心が湧いてきます。グレン・グールド、南方熊楠。次は昨年南方熊楠賞をお受けになった中沢新一先生になるかも。生物学を学び、途中から宗教学に転向。思想家でもあります。まだまだお若い先生ですが、当分、注目していきたい研究者の一人です。
 
 きょう、家内はお友達と牡蠣を食べに赤穂の方まででかけていました。夕刻帰ってくると、両手に牡蠣のほか海産物がいっぱい。今夜は美味しい焼き牡蠣をいただきました。明日のメニューはアンコウ鍋です(笑)。そして来週末は、伊勢に出かけてきます。呑気なものです。

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