音楽の大福帳

Yoko Nakamura, 作曲家・中村洋子から、音楽を愛する皆さまへ

■■  フルートとハープが奏でる日本の風景  ■■

2007-12-24 16:44:15 | ★旧・曲が初演されるまで
2007/7/12(木)

★梅雨が長引いていますが、大地や農作物にとっては、恵みの雨でもあります。

昨年まで、私が3年間続けてきました7月初旬の「傳通院・個展コンサート」は、

ことしは、お休みさせていただきました。

録音などがあり、時間的余裕がございませんでした。


★しかし、恒例の≪傳通院・納涼コンサート≫は、ことしも企画、出演させていただきます。

【フルートとハープが奏でる日本の風景】作曲・中村洋子、フルート・小林美香、

ハープ・堀野稚菜(わかな)の出演です。

●日時:7月21日(土)午後6時開演、午後5時半開場。

●会場:文京区小石川3-14-6、傳通院・本堂

●入場無料、午後5時より、傳通院・本堂にて、先着200名様に入場券を配布いたします。


★フルートとハープという西洋の楽器で、日本の古い歌や、童歌(わらべうた)などが

私の作曲で、演奏されます。

「刈り干切り歌変奏曲」、「平成越天楽」など、皆さまがご存知の曲を、

斬新な、美しい響きでお聴きください。


★また、ビゼー「アルルの女」、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」など西洋の

名曲もお楽しみいただけます。

昨日、リハーサルをいたしましたが、フルートとハープで演奏いたしますと、

思いがけず、ハープがお琴の音に聴こえたり、フルートが哀愁を帯びた篠笛に

聴こえることがありました。

日本のメロディーの力強さが、西洋楽器を、日本の音色に引き寄せたのかもしれません。

新鮮な発見でした。

さらに、普段あまり間近で見る機会のない「ハープ」という楽器についても、

詳しくご説明し、じっくりとご覧になることもできます。


★境内では、≪文京朝顔・ほおずき市≫も、開催されています。

土曜日の夕涼みを兼ねて、どうぞ、お出かけください。


▼▲▽△▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲▽△▼▲

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■■ 楽しい音楽会のお知らせ ■■

2006/11/13(月)

★ギタリスト斎藤明子さんと、尾尻雅弘さんのデュオ・リサイタルが、11月18日(土)に開かれます。

ことし7月、小石川・傳通院での私の個展コンサート「東北(とうぼく)への路」で、

初演していただきましたギター・デュオ曲「もがみ川」が再演されます。

ギターは普通は6弦ですが、明子さんは、10弦ギター、雅弘さんは、7弦ギターです。

通常のギターは、低音まで広がった和音を出すことが出来ませんが、

10弦や7弦は、バスの音域が豊かなため、伸びやかな和音や、重厚な低音が出ます。

作曲家としては、創作意欲をそそられます。


★さらに、お二人のアンコールピースとして、素敵な曲を、新しく作曲いたしました。

「平成越殿楽」です。

もともとは、お箏のために作曲いたしましたが、今回、2台ギターのために新たに作曲し直しました。

ギターのもっている倍音の美しさが、雅楽の和音によく調和し、ハッとするような新鮮な「越殿楽」となりました。

この曲は、通常のギターでも弾くことが可能です。

雅楽の調である「平調(ひょうじょう)」と「平成」をもじっております。


★会場:カフェ・ラルゴ  東京都練馬区田柄2-32-22 TEL03-3930-9898

★日時:11月18日 午後1時、午後4時の2回公演 珈琲ケーキ付き¥2500

★曲目は、私の曲のほかに、モーツァルトやピアソラ、ソルなどの曲です。

★カフェ・ラルゴは http://homepage2.nifty.com/cafe-largo/



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