今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

渋谷物語 3

2005-02-02 19:28:06 | 危険球退場
俺は渋谷が嫌いだ。

渋谷に溢れるファッションそしてエンターテインメント。確かにターゲットは若者だが、作っているのは決して若者でなく、それを食い物にしようとしている企業だ。彼らは新しいもの好きの若者に自分たちが作った流行を提示し、若者の方も「渋谷で流行ってるみたいだから」という理由だけで何も考えずに受け入れて、金を落す。そこには若者特有の活気や想像性、自分の価値判断がない。じゃなきゃ、あんな寺尾聡と山城新伍しか持ってなさそうなサングラス(写真)が流行るワケないやろう!
だから若いヤツが多くても何かダラダラしてるし、感じるパワーは企業発信のものだけ。現代日本の最先端だけど、同時に日本がダメになっていく原因を作っていく街。「田舎モンが若者文化っぽいものを浴びるための街」それが渋谷だ。

長いこと「渋谷」にだけついて書いたが、それはこの渋谷を作った男たちの物語に語るべきところが全くないから。そりゃ何もないところから頑張ったのはわかるけど、その影でどんだけ泣かされた人達がいたのか分かってる?ヤクザが弱者から吸い上げた金で「俺達はすごかった」自叙伝作るのはどうかと思うぞ。

別に30過ぎたからこんな事をいうわけではなく、大学生の頃に渋谷からバイト先のNHKに通っていた時から、どうもしっくりこない街だった。今話題の「悪の巣窟」NHKだが、社員食堂が3つもあってとても重宝したなぁ。

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