今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

ニュー・ワールド 3

2006-02-17 15:18:56 | デッドボール
断っておくが、大阪・十三にありそうな古臭いキャバレーの名前ではない。

舞台は1600年代、アメリカ大陸に上陸したイギリス人たちと原住民であるインディアンの物語だ。開拓を進めようとするイギリス人とそれに抵抗するインディアン、言葉も通じない彼らだったが、リーダー格の軍人と酋長の娘がお互い惹かれあう。しかしやがて運命が二人を引き裂き・・・どこかで聞いたことのある設定だと思ったら、男女は逆転してるけどあの迷作「北の零年」にソックリ。(もちろん北の・・・がパクってると思うが)

嫌な予感がしてたら、やばかったのはストーリーだけじゃなかった。巨匠だか芸術なんだか知らないが、ビックリするくらいわかりにくい編集。筋の説明はナレーション使いまくるし、時系列は平気でひっくり返す。台詞のイメージを膨らますインサートカットかと思ったらストーリーがガンガン進んでいく・・・2時間以上の大作ながら見てる最中「え?どうなってるの」が連発。たしかに映画は未開の地に取り残された開拓民の物語ではあるけれど、それを見ているお客さんを取り残すのはやめてほしい。

唯一良かったのが酋長の娘、ポカホンタスを演じた少女。短期間で英語うまくなりすぎだけど、昔のグラビアアイドル木内あきら(写真)に似ててん。結構かわいかったけど売れなかったなぁ・・・。
コメント
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