沖縄返還50周年を記念して放映されているNHKの朝ドラ「ちむどんどん」ですけど、僕は期待していた割には面白くないと思っています。これまで、毎日見ていたのですが、最近は週末に1週間分を15分でまとめて放送される「ダイジェスト版」しか見ていません。
その前の「カムカムエブリバディ」はよかったし、いまNHK総合で夕方に再放送されている松島菜々子の「ひまわり」も楽しく見ています。でもこの「ちむどんどん」はねぇ。特にヒロインの暢子の兄(ニーニー)は、画面に出て来ただけでイライラします。
なんか登場人物たちの会話には、共鳴したり感動したりするような心情が感じられないんですよね。「うわべ」をなぞっているような感じ。これは、脚本が悪いんだと思うんですけど、とにかくガッカリしています。
それで今から、次の朝ドラを楽しみにしています。
今年の10月から始まる次の朝ドラは、「舞い上がれ」というタイトルです。ドラマの概要を見ると、舞台が長崎県の五島列島と、大阪府の東大阪市だということで、初めてそれを知った時、ビックリしました。
長崎県の五島列島は、僕も30歳の時に九州一周の自転車旅行をした時に行きました。長崎から自転車ごと船に乗って五島列島の中心の福江島へ行き、島内を走った後、見晴らしのいい岸壁の近くにテントを張って野宿をしました。朝は、近くの教会の鐘の音で目が覚めましたっけ。
それはもう40年以上前のことですが、そんな思い出のある五島列島は、偶然にも、モミィのママの生まれ育った島なのです。
元々和歌山県に住んでいた彼女の母が、そこで五島列島から来ていた男性と知り合い結婚し、男性の故郷の五島へ移り住み、結婚生活が始まった。そこで生まれた女の子がモミィのママだったのです。彼女は十代の頃に島の生活を捨て、大阪へ出てきて、その後成人し、うちの長男と知り合って結婚し、生まれたのがモミィでした。
だから、五島列島と言うと、僕にとっての自転車旅行の思い出と、その地で生まれたモミィのママのことを思い、胸がザワザワとします。
そして、さらに興味深いのは…
ドラマのもうひとつの舞台は、大阪府の東大阪市なのです。
東大阪市と言えば、僕の母校の近畿大学のあるところです。
僕は当時、近畿大学の敷地内にあった近畿大学付属高校へ3年間、そして近畿大学へ4年間と、計7年間ず~っと通った近畿大学があった東大阪市。自分にとっては第二の故郷のような、なじみの深い場所です。
その、五島列島と東大阪市が、次回の朝ドラの舞台というのですから、これはもうワクワクします。
10月からの放送が、今から待ち遠しいです。
ヒロインは福原遥(はるか)さんです。
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