昨日のセレッソ大阪と岡山とのJ1昇格プレーオフ。
後半7分にコーナーキックから取った1点を守り抜き、
セレッソ大阪が3年ぶりにJ1に返り咲きを果たした。
長男は長居のスタジアムへ足を運んでいた。
僕はいつものようにテレビ観戦である。
試合直前、長男にメールを送ると、
「今は試合前、ビールを飲んでいます。
雨は少しきつくなってきました」
という返信が来たので、僕も、
テレビの前でビールを飲み始めた。
(何のこっちゃ?)
…そのビールが結局、勝利の美酒となりました(笑)。
さて、話はコロッと変わりますが…
北海道の日本海沿岸を走るJR留萌(るもい)線の、
留萌~増毛(ましけ)間が、昨日を最後に廃線となった。
増毛駅で鉄道ファンたちが最終列車にライトを振っているシーンを、
今朝のテレビのニュースで見られた方も多かっただろうと思う。
そして、この増毛駅は、高倉健さんの映画「駅」の舞台だったことも、
しきりに報じられていたので、これもご存知の方も多かっただろう。
去年の11月、高倉健さんが亡くなられたときのブログ ↓
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/139d8e99fb8473641bc8dd891558a8dd
ここで、
健さんの映画では「駅」が一番好きだった…と書いた。
健さん扮する警察官の英次は、雄冬というところが実家である。
お正月などに帰省する時は、札幌から増毛まで列車で移動し、
増毛港から連絡船に乗って雄冬に戻る。
海が荒れていると欠航となり、戻れない。
ある時、増毛まで戻ったが、海が荒れて船が出ないので、
英次は仕方なく増毛の居酒屋に立ち寄って時間をつぶす。
その居酒屋を女手一つで切り盛りしていたのが、
倍賞千恵子扮する桐子だった。
ここから桐子との付き合いが始まり、
2人は留萌へ行き、映画を見たあと、結ばれる。
前回のブログでも書いたけれど、
居酒屋のカウンターで2人きり、無言で肩を寄せ合い、
紅白歌合戦を黙々と見続けるシーンは、何度見てもいい。
(テレビから流れてくる八代亜紀の「舟歌」がまた最高!)
そんな物語だから、増毛とか留萌とかの地名を聞くと、
いやが上にもこの映画のことを思ってしまうのである。
手元にDVDがあるので、近いうち、また見てみたい。
もう、これまで、10回近く見ている映画ですけど…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます