僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

大阪から仙台へ

2011年03月24日 | 日常のいろいろなこと

仙台市内では、まだガス復旧の見通しが立っていないという。
昨日、大阪ガスが、一日も早い復旧支援のため、仙台へ向かった。

同じく昨日、自転車の街でもある大阪の堺市からは、
「パンクしない自転車」  というのを大量に仙台市に送った。

今回の未曾有の大惨事の中では、ほんの小さなことかも知れないけれど、
こういう積み重ねが、少しずつ被災地の復興の礎になるのだろう。

大阪に住む者にとっては、こういったニュースはうれしい。

  …………………………………………………………………………

震災のあった前日、3月10日のブログに、マラソンのことを書いた。
「フルマラソンの練習問題」 というタイトルをつけた。

「少し遠い場所だけど、5月中旬に開催される頃合な大会」 
…があるので、そこに出場するつもりだと書いた。

その 「少し遠い場所」 というのは、仙台だった。

仙台市内にある台原森林公園の中を周回するコースだ。

仙台鉄人会、というところが主催する大会で、
5時間走、10時間走や駅伝、そしてフルマラソンの部など、
競技種目はバラエティに富んでいて、制限時間もゆるい。
地元のマラソン愛好者の人たちの、暖かい手作りの大会に違いない。
僕はこの大会をネットで知り、ここなら頑張れるだろうと思った。

そして、10年ぶりにフルマラソンをこの仙台で走ることに決め、
衰えた体力に鞭打ちながら、練習計画を立て、走り込みを続けた。
それを3月10日のブログに書いて、決意を新たにしたのである。

東北関東大地震が起きたのは、その翌日だった。

僕が走るはずだったマラソンコースの仙台・台原森林公園は、
被災者の物資配給の場として、テレビニュースに映っていた。

そして、一昨日、大会事務局のホームページを開けたら、

  本大会は、東北地方太平洋沖地震の影響により、
  開催中止となりました。

と、書かれてあった。

やっぱり…
大勢の人の命が奪われた震災の地で、マラソン大会もないだろう。
開催日は5月中旬とはいえ、仕方のないことである。

「大阪から仙台へ」 の小さな夢は、夢のままに終わってしまった。


http://www.sportsentry.ne.jp/event.php?tid=24985



しばらくの間、ブログはお休みをさせていただきます。

いつもお読みいただいている皆さまに、心から感謝申し上げます。
  

 

 

 

 

 

 

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4 コメント

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少しの間ですよね! (てつお)
2011-03-24 12:46:06
今回の震災から一日も早く被災地はもちろん、東日本が一日も早く復興する事を節に願ってやみません。
身内が茨城の北に在住で被災しましたが大きな被害はなく生活に多少不自由しながらも頑張ってます。

私達は6年前玄海沖地震で福岡はダメージを受けましたが、今回の震災とは比べ物になりません、支援を受けた物達として出来るだけの協力はしたいと思ってます、私個人として出来る事はわずかですがそれが大きな力になることを信じてます。

今回ののんさんのブログのお休みにつきまして心境はいかばかりかお察し出来ませんが、その時が来ましたら又楽しみに読ませて頂きます。

この前の質問の答えですが”変わり映えしない”というのが正直な所です。

私の友人も自衛隊員で被災地に派遣で出かけております何時戻れるか解らない状況で命を掛け、身を粉にして頑張っている事と思います、応援しないといけないです。

最後に震災でご家族を亡くされた方々、非難所で苦労されている方々にはかける言葉も見つかりませんが、時間はかかるでしょうが一日も早く日常生活に戻れる日が来ることを願ってます。

のんさん近いうち又お会いしましょう。
返信する
春休み (てつおさんへ)
2011-03-25 07:00:20
コメント、ありがとうございました。
今回は奥様の話題が出なかったのがちょっと寂しかったですけど。

おっしゃるように、被災された皆さまをはじめ、東日本が、
一日も早く日常生活に戻れる日が来ることを祈るばかりです。

きょうからモミィが幼稚園の春休みに入ります。
来月8日に、年長さんとして、また幼稚園生活が始まります。
僕も、まあその程度の「春休み」を考えているだけですので、すぐまた再開します。

今年の初めは、毎日ブログを更新する…などと大言を吐きながら、
ちょっと気分が低迷すると休んでしまうのですから、
僕もホント、意志薄弱です。とほほ。

耳鳴りは変わり映えしませんか…? いっしょですね。
いいものも、悪いものも、マンネリ化していけば、
やがて何とも思わないようになるのではないか…と、期待はしていますけど。

「休刊」中、自分の耳鳴りについて書いた最初の記事を再掲載します。
てつおさんも、もしまだお読みでなかったなら、目を通してやってください。

では、桜が満開になる頃に、またお会いしましょう。
返信する
Unknown (植松栄次)
2011-04-12 19:45:53
松原市役所でも、消防や水道の仲間が被災地へ支援出動をしているよ!
また私が所属する道路課では、大阪府の要請にこたえて、明日、放置自転車をまず15台提供していきます。
 自治労連では、4月24日から、ボランティアを東北に派遣していきます。
 松原市内では、個人的な物資支援もありますが、松原高校の生徒20人が、24日からボランティア出動するらしいです。
素晴らしいことですね。日本中が優しい気持ちを持ち始めているようで。
 そんな中で、損得や競争を煽りたくる橋下「維新」独裁府政の跳躍は、本当に腹立たしいです。「大人」が「大人げない」ですな。
 また、組合や職場にでも遊びに来て下さい。
そして、いろいろなこと教えてください。
ではでは
返信する
元の職場 (植松ちゃんへ)
2011-04-15 05:37:38
役所の人に会ったとき、支援出動のこと、聞きました。
なにせ、今は現役じゃないので、聞くまでわからへん~。
がんばってくれている人たち、ご苦労様です。

橋下の勢いはとどまるところを知りませんね。
「維新の会」は明らかにブームであり、今だけ吹く「風」です。
これまでの小泉の刺客の「風」や民主党の「風」などが吹いていましたね。
それが、今ではすっかり「逆風」になっちゃってます。
それと同じ「風」でしょう。

ある節目に来たら、「維新の会」は「逆風」になること、間違いなしです。
そんな、いきなり、本当に「世のため、人のため」になるような団体が生まれることなんて、
これまでの経験から見て、あり得ないと僕は思っています。

組合や職場には、なんだか、行きにくいですね。
最近読んだ、曽野綾子さんの本に、こんなことが書いてありました。
「いったん辞めたら、もう昔の職場には、足を踏み入れないのが礼儀です」
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