先日の朝日新聞の「声」の欄に、
「どう思いますか 配偶者の呼び方」
というコーナーがありました。
夫は妻をどう呼ぶか。妻は夫をどう呼ぶか。
ということで、いろんな人たちの意見が集められていました。
ただし、これには二通りあって、ひとつは自分の妻あるいは夫を人に伝える時にどんな言葉を使うかというケース。男性なら「うちの妻」とか「家内」とか「うちの嫁さん」とか「うちのカミさん」とか、最近では「うちの奥さん」という表現を使っている芸能人なんかもいます。
一方、女性の場合は「うちの主人」とか「うちの夫」とか「うちの亭主」「うちの旦那」などが多いみたいです。
それと、もうひとつは、夫婦がお互いにどう呼び合うのか…
という話ですが、これが今日の主題です。
で、先日の新聞には様々な意見が紹介されていました。
それらを読むと、夫が妻に「お母さん」と呼び、妻が夫に「お父さん」と呼ぶケースが多いようです。
しかし、ある男性の投稿には、
「妻にお母さんと呼ぶと『あなたのお母さんではありません。私は子供たちのお母さんです!』と言い返されてしまいました」
と書かれていました。そしてその奥さんから、
「名前で呼んでよ」と言われたとのことです。
でもその男性は面と向かって名前で呼ぶことはできなかったそうです。
まぁねぇ。
名前で呼ぶのがいいのでしょうけど、呼び捨てなのか「さん付け」なのか迷いますしねぇ。と言って「あんた」とか「キミ」とか「おまえ」とか使いにくいし、女性にしても夫に「あなた~」って何か他人行儀だし「おまえさん」なんて言うと時代劇に出てくる岡っ引きの女房みたいだし…
そんなことで、投稿された人たちも「呼び方」で迷っているようでした。
で、その新聞記事によると、最も多かったのが、やはり男女とも「名前で呼んでほしい」ということだったそうです。
ふ~ん。
夫婦がお互いに名前で呼び合うとなると、昔は、夫は妻を呼び捨てにし、妻は夫に「さん」をつけて呼んでいたのが普通だったかな~と思うんですが、今は時代も変わってきていますしね。
じゃぁ、近頃の夫婦はお互いどう呼び合っているんだろう?
と思っていたのですが…
一昨日(20日)に始まったテレビドラマ「となりのチカラ」というのを見て、そこで一つのヒントを発見しました。
この「となりのチカラ」は、「嵐」の松本潤が主演するコミカルなドラマで、主人公の「中越チカラ」が同じマンションの住人らの悩みを解決し、互いの絆を深めていくというストーリー。
「となりのチカラ」で夫婦役を演じる松本潤と上戸彩
このチカラは、他人のことにはうるさいほど関心を持って問題解決に当たろうとするのに、自分のことに関しては全然ダメで、何もできない。
そんな話ですけど、このチカラの妻で2児の母、灯(あかり)の役を演じているのが上戸彩。常に「ダメ夫」のチカラを叱ったり激励したりします。
そして、この夫婦はお互いにこう呼び合っていました。
妻の灯(あかり)は、夫のことを「チカラ君!」と呼ぶ。
夫のチカラは、妻のことを「あかりちゃん!」と呼ぶ。
「〇〇なのよ、チカラ君!」
「だって〇〇なんだもの、あかりちゃん!」
というような会話です。
つまり、妻は夫を「クン」と呼び、夫は妻を「ちゃん」と呼ぶ。ドラマを見ながら、今の夫婦はこんな感じなのかなぁ、と思った次第です。
みなさんのご家庭では、いかがでしょうか?
ちなみに、わが家では、僕は、
妻の名前が「み」から始まるので、
「み~ちゃん」と呼んでいます。
そして妻は僕のことを「のんちゃん」と呼んでいます。
「み~ちゃん」と「のんちゃん」。
ミーちゃん・ハーちゃんじゃありませんよ(笑)。
…………………………………………………………
そして夫婦の呼び方とは関係ありませんが、モミィは…
僕のことをこれまでずっと「のんちゃん」と呼んでいたのですが、
最近は「のんのん!」とか「のぼるん!」とかに変わってきました。
「のぼるん! 冷蔵庫から牛乳取って」
な~んてことを言っちゃってます。
(牛乳ぐらい自分で取れよ!)
そのモミィは、明日は英検の準一級の試験を受けます。
「合格の見込みはゼロや~」と本人は言ってますけど。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます