長かった夏休みも終わり、モミィも学校が始まった。
昨日は始業式だったが、今日から正規の授業となる。
“恐怖の夏休み”が終わり、やれやれ…というところだ。
モミィも、学校へ行くのを楽しみにしていたので、
「夏休みが終わって嬉しい~」などと言っている。
これを見解の一致というの…??
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さて、2020年の東京五輪のエンブレムが白紙撤回された。
昨日の夕方6時から、TVのどのチャンネルを見ても、
一人のおじさんの「お話」が延々と続いていた。
大会組織委員会の事務総長という人の会見である。
ムニャムニャと何を言っているのかよくわからなかった。
ここのところずっと、五輪エンブレムに採用された人…
…佐野研二郎というデザイナーは「疑惑の人」だった。
そして、五輪のエンブレムのみならず、過去に、
いろいろなデザインを「盗用」していると次々指摘された。
「盗用疑惑」が次から次へと出てきたのは、
全国の無数の人たちがネットで検証したことによる。
人々はどういうふうにして、検証したのか…?
Googleの画像検索機能のほか、もう一つ、僕は知らなかったが
「ピンタレスト」という画像共有サイトが使われていたそうだ。
ピンタレスト…とは?
ネットの説明をそのまま引用すると、
自分が気に入った画像を自分の「ボード」に貼り付けて、
それを共有できること。気に入った画像というのは、
自分で撮影した画像もあるけれど、ネット上で収集した
画像も貼り付け可能、またそれを共有することができる。
ということです。…よくわかりませんけど。
とりあえず、こういうのがありますので ↓
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Pinterest
http://netgeek.biz/archives/46112
まあ、佐野研二郎さんというのは、どちらかと言うと
顔に、デザイナーという芸術的雰囲気が漂っていない。
ヒトを顔で判断するのはいけないことだが、でも、
最初にテレビで顔を見た時から、ちょっと引いてしまった。
今ふうの髪型で、表情はきつく、顔に愛想のかけらもない。
「この人、パクったのかどうかわからんけど、顔で損してるなぁ」
…というのが当初の印象だった。
(その点、あのスタップ細胞の小保方さんとは正反対ですが…)
~ 人は外見ではなく、中身である ~
…という言葉はむろん真実だろうけれど、
内面が顔に滲み出る…ということもあるしね~
その後、前述のように、ネットから「盗用」が出るわ出るわの大騒動。
佐野氏のデザイナー人生も、今後きわめて厳しくなりそうだ。
しかしこんな調子だと、めでたいはずの東京五輪も台無しである。
海外メディアでも「東京オリンピックは幸先が悪そうだ」とか、
「情けない」などと報じられているということである。
だから昨日の「正式撤回」は、ほとんどの人が納得…でしょうね。
それにしても、選考委員たちもおかしい。修正してまで、
佐野氏の作品を当選させたというのは、どこか変である。
裏に何かがあったのでは…と思われても仕方がないだろう。
選考委員会の責任も、強く問われるべきである。
僕が15歳の時に開かれた東京五輪は本当に素晴らしかった。
2020年の東京五輪のエンブレムも、何も難しいことを考えないで、
64年の東京五輪の時のマークをそのまま使ったらいいのではないか。
これだと、どこからも文句は出ないだろうし、
「1964」を「2020」に変えるだけだから…。