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山形県の鶴岡市立加茂水族館は、クラゲの飼育や展示の種類が世界一とのことです。
この水族館、かって《老朽・弱小・貧乏》の三重苦に陥り、存亡の危機に瀕していたとか。
それを救ったのがクラゲ展示への挑戦、職員の不屈の闘志が今に繋げたのだそうです。
始めて訪れ、職員の皆さんの現場力とクラゲの動きに魅せられてファンになりました。
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ノーベル化学賞を受賞した下村脩さんの研究対象で脚光をあびた「オワンクラゲ」です。
このクラゲが持つGFPというたんぱく質が、鮮やかな緑色の蛍光色を発するとのことです。
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りきむことなく、気持ちよさそうに水に身を任せて浮遊するのは「オキクラゲ」です。
漆黒の宇宙を漂うがごとくクラゲの神秘的な世界、ボーとして見入るのみです。
スローテンポで傘を舞わせる非日常性な世界が忙しい現代人を癒してくれます。
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癒やしで人気となったクラゲ、その効果は科学的にも検証されているそうです。
「あのヒラヒラを鑑賞すると癒やしの脳波が出てくる」との報告があるとのこと。
ほんわかと水に浮かぶ「アトランティックシーネットル」と「ギヤマンクラゲ」です。
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『クラゲ栽培センター』では、ミズクラゲがどのように増えていくのかを観察できます。
赤ちゃんクラゲは非常に小さいので顕微鏡画像で大きく写して紹介されています。
画像右が拡大図で、丸い個体は傘を閉じた状態、星形の個体が傘を開いた状態です。
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“肩の力を抜いている”かのような「カブトクラゲ」と「パシフィックシーネットル」です。
「ただ水に流されて生きる“脱力系”の様子が魅力。
多くの人が、魚に比べ3~5倍くらいゆっくり時間をとって見ていく」
これは、現館長の奥泉さんが副館長のころお話になったクラゲの魅力だそうです。
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宇宙にまたたく天の川を演出するのは「シンカイウリクラゲ」と「サビキウリクラゲ」です。
サビキウリクラゲを近くで見ると、七色の光を発し、非常に美しく輝いています。
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ミズクラゲ属のクラゲを中心に、いくつかのクラゲ画像を貼り付けました。
8本の足に見える付属器がタコを思わせるタコクラゲの仲間、愛嬌いっぱいです。
画像左下は、巨大な群が漁網に充満するなどで話題になる「エチゼンクラゲ」です。
右下は、おもちゃのようで可愛く、カラーバリエーションも豊富な「カトスティラス」です。
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人影が映る大きな水槽は『クラゲドリームシアター』、クリスマスツリーも瞬きます。
闇の宇宙にミズクラゲがゆらゆらと漂う直径5mの水槽が光る、癒しと感動の空間です。
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