信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

師走に咲く花

2013年12月14日 | 植物
今朝の気温はマイナス1℃、霜の花が開く初冬の朝です。
庭にはなごりの花が霜をちりばめながら咲き続けています。
近所には冬の花が盛りで、ほのかな香りを漂わせています。




花びらも雄しべも霜で凍てついたエゾムラサキツツジの花です。
通常の開花期は4月から5月ごろですが、この株は毎年春と秋に花を咲かせてくれます。
エゾムラサキツツジは北海道で自生種が見られる半常緑低木です。
北海道勤務時にいただいた苗を父に贈った株で、もう30年ほどこの庭を飾っています。




白花と赤花のイワカラクサです。
アルプス原産の高山植物ですが、この株は園芸種でこぼれ種からの実生です。
春から咲いていますが耐寒性が強く未だに花を数輪つけています。




南アフリカ原産の多肉植物マツバギクで、主に春~初夏にかけて咲きます。
耐寒性の強いデロスペルマと耐寒性の弱いランプランツスの2種類があるそうです。
画像の花は耐寒性マツバギクと呼ばれているデロスペルマ属の1種でしょうか。




白く小さなビワの花が咲き始めました。
バラ科の常緑高木で、冬になると枝先に白色の五弁の小花をつけ、芳香を漂わせています。
当地ではこの季節に花を咲かせる趣のある樹として庭にも植えられております。




ヒイラギは漢字で「柊」と書き冬の花の代表です。
キンモクセイよりやや淡泊なほのかな香りの白い小さな愛らしい花です。
葉は鋭い棘を持ち、「悪魔除け」の御利益があるということです。
このことから、庭木として玄関に植えることが多い樹です。
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