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12-3 実生の鉢いろいろ

2012年04月14日 | 実生
今日は土曜日、あいにくの雨です。
家庭菜園にネギを植えたり野菜の種を播こうと計画していたのですが、残念。
ゆっくり、山野草の実生に使っている鉢の紹介をします。





播種や育苗にはいろいろな鉢を使っていますが特にこだわりはありません。
主には、素焼き鉢、駄温鉢、プラスチック鉢、ポリポット、連結ポット、
発砲スチロール箱などを使っています。




素焼き鉢や駄温鉢はよく使います。
素焼き鉢は粘土を低温で焼いた鉢で、画像真ん中上段の淡茶色の鉢です。
水はけや通気性はよいのですが、駄温鉢に比べもろくなりやすいです。
駄温鉢は粘土を高温で焼いた鉢で濃い茶色の鉢です。
鉢の上部の首に上薬がかけられているのが特徴です。

鉢の大きさは号で表します。
1号は一寸で約3cm、号数×3cmが鉢の口径になります。
一般に、口径と鉢の深さが同じものを普通鉢、
鉢の深さが口径の1/2の鉢は浅鉢、口径より深い鉢を深鉢といいます。

価格は3号素焼き鉢で60円程で、0.5号毎に10円ほどあがります。
駄温鉢では10円ほど高くなります。

ポリポットに比べ高いのですが、鉢を持ち上げるには便利です。
写真撮影や、観察には鉢を手に取るので、鉢が固いと持ち易いです。




育苗はたくさんの鉢を使いますので安価なポリポットをよく使います。
100個当たり6cmポットが90円、9cmが110円、12cmが300円程度です。
ポリポットは持ちにくいので、トレーに入れておくと持ち運びに便利です。




プラグトレーも安価で、少ない面積にたくさん播種や育苗ができます。
プラグトレーは穴の数によって1穴径が異なります。
外寸は28×54cm程で50、72、128穴等の種類があります。
72穴の規格は、穴径:3.5cm 深さ:4.5cm 1穴容量:35cc程度です。
私は外寸28×28でプラグトレーの半分の大きさの連結ポットを使っています。
プラグトレーは1枚100円程、連結ポットは材質がうすく10枚で200円程です。




たくさん播種する際には、発砲スチロール箱を使います。
底に穴を開けて水抜きを作ります。
用土がこぼれないように網を引いて用土を入れます。

最初に鉢にはこだわらないとしましたが。
こだわるとすれば、容器は出来る限り小さい鉢を用いています。
一つは鉢の置き場所が少なくて済むからです。
特に、我が家のように狭い敷地の場合はなおさらです。
また、用いる用土も少なくて済みます。
3号鉢で0.25リットル、4号鉢で0.5リットルほどの用土が必要です。
10リットル入り山野草用土(500円)で、3号が40鉢分、4号が20鉢分です。

もう一つのこだわりは使い終わった鉢は必ずきれいに洗います。
気持ちの問題もありますが、仕事の病害虫対策で習慣になっています。















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