信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

八丈島うまいもの巡り

2019年04月06日 | 旅行

八丈島の焼酎は、商人だった流人が、芋焼酎の製法を伝授したのが始まりとか。
今の八丈島では、芋と麦がブレンドされた独特の焼酎が幾種類もあります。
その一つ「八重椿」、麦の飲みやすさと芋のコクや旨さが楽しめます。


八丈島の代表的な名物のひとつ「くさや」、ごちそうを前に皆しばし様子見です。
ところがなんと、最近はソフト仕上げとか、旨みを残して匂いは少なめなのです。
一口食べ、これは焼酎のお供にと即決し、真空パックを土産にしました。


八丈島で評判の「あそこ寿司」さんで、「島寿司」をいただきました。
寿司ネタを醤油漬けにし、やや甘味の強い酢飯に練りがらしを使っています。
ネタの色から「べっこうずし」とも、画像の左の2個がそれです。
右下はホテルの島寿司、ワサビの定位置に黄色い練りがらしが見えます。


岩海苔は高級食材、土産店などでは「島のり」の名で出ています。
採取適期は大シケの2月頃だそうで、採れる日はほんのわずかとのことです。
寿司店の大将が、大切な乾燥岩海苔を、自慢そうに見せてくれました。


手に載せたレモンは、LLサイズで600百円、高いと思いながらもお土産に。
夕食で出された島のレモンが美味しくて、あちこちと探していたのです。
商品名は八丈フルーツレモン、樹上完熟果実はマイルドで皮まで食べられます。
確認はしていませんが、農家の温室で見た「キクチレモン」だと思います。


熟すと赤い実になるパッションフルーツは、トケイソウ科の果物です。
食べるのはゼリー状の黄色い果肉で、芳醇な香りと鮮烈な酸味があります。
香りも酸味も強いことから加工用が多く、ホテルではムースをいただきました。
八丈島での栽培は一時期衰退してそうですが、最近は盛況だそうです。


民家の周辺にバナナの樹を見ると、南国気分が高まります。
八丈島ではモンキーバナナとか三尺バナナとか呼ばれているそうです。
皮が薄く、強い甘味が特徴だとか、残念ながら味見はしていません。


アシタバの別名はハチジョウソウ、まさに八丈島を代表する植物で野菜です。
伊豆大島産のものを「赤茎」、八丈島産のものを「青茎」と呼ぶそうです。
大越でアシタバ摘み取り体験、株の中心の若芽を摘むようにと教わりました。


アシタバの加工産業はこのところの健康志向ブームで、大忙しの様子です。
社長さんは八丈島の“ジャパネット” とか、絶妙な語り口で客を引き込みます。
画像上は試食品、高血圧予防やミネラル豊富などに誘われて買い込みました。


アシタバは味に独特のクセがあり、このクセを抑える調理法が多いようです。
ホテルでは、蟹味噌やマヨネーズ和え、椿油で揚げた天ぷらなどが出されました。
離島時には空港で明日葉ラーメンを食べ、明日葉づくしで元気いっぱいです。










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