そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



5月4日の「みどりの日」
自宅からお台場→本土→お台場と移動していろいろお仕事。

基本的に祝日なんて関係ないテレビの仕事。
GWは道が空いていて嬉しいのだが、唯一お台場だけは別だ。
祝日にフジテレビで仕事があると、へこんでしまう。
何しろ、周囲が観光客でごった返しているからだ。

レインボーブリッジを渡るぐらいから早くも憂鬱になってくる。
道が混んでいるのだ。
平日はあまり見かけない「大宮」とか「山梨」とか「栃木」とか、中には「札幌」とか「鹿児島」とか「沖縄」とか、「どうやってここまで運転してきたんだ?」ってナンバーの車まで走っているのだ。

そして、島に渡るともう最悪だ。
フジテレビ前の交差点なんて、もうカップルや家族連れだらけなのだ。
信号待ちをしていると、カップルたちが、いちゃいちゃいちゃいちゃしながら、横断歩道を渡っていく。
家族連れが、キャッキャキャッキャしながら、ソフトクリームなんかを手にしてる。
それも、うじゃうじゃうじゃうじゃ、いるのだ。
あの交差点はただでさえ信号の待ち時間が長いのに、こんな日はいつもより長く感じる。
「こっちは仕事なのに~」とジェラってくる。
「ああ~出来ればオイラも休みてぇ」と思っちゃう。

で、フジテレビの地下駐車場に車で入ろうとすると「芸能人じゃないか?」と見ず知らずの人たちに車の中をのぞき込まれ、「なーんだ、知らんオッサンだ」みたいなガッカリ顔までされちゃうのだ。
悪かったよ、有名人じゃなくて!
ごめんなさい!
アッシが悪うござんした!

祝日のフジテレビでの仕事は、へこむ。
ひたすら、へこむ。
出来れば、行きたくない。

同じ観光地でも六本木ヒルズのテレビ朝日の場合は、祝日に仕事で出掛けてもあまりへこまない。
なぜだろう?
汐留の日テレも、赤坂のTBSももちろんへこまない。
神谷町のテレビ東京はいわずもがな、だ。

やはり、本土と島の差なのだ。
あの島は、本来遊びに行くところなのだ。
うん、絶対そうなのだ。

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