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S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4883

2023-04-13 17:12:26 | 日記


YU-NO その3


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翌朝たくやは宮殿で待ち伏せていた。


やがて足音が響き、神帝が近づいて来る。


剣を構えて躍り出ると、その神帝は・・・


亜由美だったのだ。


亜由美と話そうとすると、衛兵がやってくる。


亜由美は詳細は明日の朝、中庭で話すいうので、たくやはユーノを連れて逃げ出した。


そして絵理子と遭遇したが、絵理子は、この世界でもたくやたちの世界でもない、全く別の次元から来たそうで、ある犯罪者を追っているとのことである。


絵理子は「時限監査官」なのだ。


そして絵理子は、事象について延々と講義をするが、たくやにもHalさんにもまるで理解不能である。


当然である。


それは剣乃氏の頭の中にだけだけある、疑似科学的な不連続蘊蓄であるからだ。


しかし、時間の流れには必ず枝分かれがともない、根元は同じでも結果は異なる。


「時は可逆だが、歴史は非可逆」ということである。




ものごとの根源には、人間には認知不能な「もの」があり、それが「神」なのである。


これは剣乃氏のみの、あるいは剣乃氏が最初に考えたアイデアというわけではない。


かなり前からあったものである。


翌朝、亜由美と会うと、この世界の全てを話すとのことである。


遙か昔、


亜由美の話は、地球には数十万年前から先住民族がいて、高度の文明を気づきあげていた、という所から始まった。


しかし、ある時「神の涙」という大災厄が地球を襲うが、この民族はそれすら克服する方法を見つけ出した。


それは、別の次元への退避である。


地球丸ごとその次元へ転送するもので、転送先は「テラ・グラント」と命名された。


そこには人工植物や人工太陽まで設置したのである。


このアイデアは、当時の「グランティア」という女性が考案したものである。


しかも彼女は、400年ごとにテラ・グラントと地球が接近することを予測し、自分の意識をあるマシンに投影した。


実際にはマシンとシンクロナイズした、「巫女」により実行される。


そして神帝の真の姿とは、グランドマザーコンピューター本体のことだったのである。


テラ・グラントは8000年ごとに滅亡し、その一部は三角山に落ち込み、あの地下迷路や超念石を生み出した。


今回はその時より遙かに大きなエネルギーが生じる可能性があり、それにより地球もテラ・グラントも滅びるかも知れない。


それを防げるのは巫女としてのユーノだけである。


というのが、大雑把にまとめた亜由美の話である。


その後亜由美がいなくなり、マシンルームに行くと龍造寺が亜由美を羽交い絞めにしている。


そこへアマンダが来て、龍造寺(の思念体)は彼女を巫女と勘違いし、次元の狭間に転送してしまうが、現れた時限監察官の絵理子によって倒される。


時空の衝突の時間がくると、ユーノは自ら志願して時空の狭間に飛び込んだ。


すると・・・


たくやは三角山の地下にいた。


宝玉セーブ7が自動で設置されているので、それをロードすると三角山の裏側で、冒頭の裸の少女に再会する。


つまり、冒頭の少女はユーノだったのである。


ユーノは「私は去らなければならない」というが、たくやはならば俺も一緒に行くと、ユーノと共に事象の狭間に飛び込んだ。


クレジットと共にたくやとユーノの会話があり、小さな木が成長していき、大木となった所で、YU-NOは全巻の終わりとなる。


剣乃氏はこの1作だけでエルフを退社し、「アーベル」という自分の会社を興したが、そこでのゲームは凡作と駄作に終始し、イブやYU-NOのような意欲作はついに製作できないまま世を去った。


次回からはデジャ2の予定



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