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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その156 魂の煉獄編

2010-04-07 09:13:00 | ノンジャンル

カルタグラ

このゲームでいの一番に述べたいインプレッション。 それは・・・

「なんちゅーヘタレ主人公じゃ!」

恐らくは史上最狂にして最凶の主人公だろう。 どのシナリオでも最低一度はぶん殴られて気を失う。 「!」とかいうセリフの後で、簡単に後ろを取られてノビてしまうのた。 それも複数回、毎度毎度性懲りもなく同じように後ろを取られる。 

これでよく警視庁の刑事がつとまったものだと、感心するばかりだ。 本人は「警察のあり方に疑問を抱いて」自主的に退職したと言っているが、これは間違いなく「あの役立たず」とか「子供の使いもできねえ」などと後ろ指を指されたあげく、クビになったものと思われる。

いかに部下思いで何でも知っている(当然なことに)警部でも、この部下のヘタレぶりには呆れ果てて愛想を尽かしたに違いない。

腕力がないだけではなく推理力も皆無(なのにラストでは突然名探偵にへんしーんする。 この不可解・・・)で、手もなく敵の罠にはまってしまう。 それだけではない。 重要な手がかりがあるのにろくにその捜査もせず、可愛い女の子と遊びほうけるというズッコケぶり。 なのになんであんなに可愛い娘に惚れられまくるのだ。 私など・・・(以下略) 世の中間違っとるぞ。


冒頭から悪口ばかりかいたが(すみませんイノセントグレイさん)、ゲーム自体は中々面白い。 

なにより昭和25.6年頃と想定される時代設定がよい。 朝鮮戦争による特需が始まる直前の昭和25.6年は、日本の最後の戦後時代とも言うべき時代であり、闇市・浮浪児・暗黒街などというものが実存した最後の時代でもある。 この後日本は特需による好景気に沸き立ち、復興を遂げてゆく。 

その最後の暗黒時代にふさわしい、黒い煉獄がヒロイン達を呑み込んで行く。 トゥルーエンドのラストはデウスエクスマキナ的で、それまでヘタレの限りを尽くしていた主人公が、いきなり名探偵に変身し、快刀乱麻事件を解決する。(笑) 

しかし、ラストのその又ラストはかなり疑問に思える。 昭和25.6年頃の、複数(それも多数の)殺人犯の判決の傾向は不明だが、現在の判決の状況から見れば、死刑の可能性は相当に高い。 それが「将来の希望」がどうだとか、「何時までも待つ」というのは、あまり現実的ではないように思える。


ところで、「魂の煉獄」とは誰にとってのことだろうか?
無惨に殺され解体されてゆくヒロイン達か、それとも闇に飲まれた魂を持つ犯人たちか?
或いはこの作品で最も特異な性格を持つ、主人公の妹か?
でなければ、真犯人か?
はたまたトゥルーエンドで明らかにされる、このゲームの真の(しかし隠れた)主人公とも言うべき人物か?

私には、どうも主人公にとっての「魂の煉獄」というように受け取れる。 前述の主人公のヘタレぶりは、ギャグとも思えず、シリアスならば異常である。 ヒロイン達を救うことが出来ず、無残な死に至らしめる主人公の悲哀。 それが彼の「魂の煉獄」なのである。

(注 この文は「アンサイクロペディア」の記事ではありません。)



「4月6日」のつぶやき

2010-04-07 07:00:00 | ノンジャンル
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4月6日 つぶやきまとめ


fukidashi 21:59
4/6はBugBug広告原稿出稿の日。 無事出稿
2010/04/06 Tue 21:59 From web

fukidashi 15:42
最近の女の子は女鹿歯科食い。 いや違った、目が四角い。いったい四角い目の女の子なんて、この世にいるものか?
2010/04/06 Tue 15:42 From web

fukidashi 10:13
「ふぇいばりっと Sweet!」、ボイス収録間近。 延べ24日間(但し2タイトル分)という長丁場なので立合が大変。まあ、美人の声優さんをしげしげと眺められるのは役得ではあるが・・・
2010/04/06 Tue 10:13 From web