ジェイムス・バイロン・ハギンス アメリカの冒険アクション小説作家
凶獣リヴァイアサン・殺戮者カイン・極北のハンターなどの作者である。(日本ではこの逆順で出版された) 作風は一口で言えば、SFホラー風味の冒険アクションといったようなもので、映画で言えば「プレデター」と書けばわかりやすいだろう。 モロB級アクションののりである。 こけおどしと言えばこけおどしではあるが、いかにも私好みなので印象に残っている。
スタローンやウィリス(決してキューブリックやトリュフォーでないところがミソ)による映画化の話しが出ていたのも、もっともな話しだ。 映画化の話しがその後どうなったかは不明だが、今現在話題になっていない所を見ると、どうやら中止だったようだ。
ご本人の経歴も中々のもので、本の内容にふさわしいものだ。 東欧の圧政に対するレジスタンス支援を行い、秘密警察の実情を西側に伝えたりしていたそうだ。 その後警察官となり数年間勤務。 とまあ、いかにも冒険アクション小説家にふさわしい経歴である。
日本では最初に出版された「極北のハンター」が最も知られている。 アラスカで正体不明の巨獣が出現、人々を殺戮する。 主人公は特殊部隊の精鋭と共にその巨獣を追うが、狡猾且つ凶悪な巨獣により仲間は次第に唐ウれて行く。
いかがですか、このあたりモロ「プレデター」でせうが?(笑) スタローンが触手を伸ばしたのも当然か。
この「極北のハンター」には、高倉という日本人も登場し、かなり大きな役割をになっている。 日本刀を背負い、礼儀正しく沈着冷静、これはもう健さんそのものですな。
もう一つ、ふつーの方にはあまり関係がないが、エロゲファンなら見逃せないエピソードがある。 ボビーという女性特殊部隊員が登場するが、金髪痩身の美少女でありながら、巨大なバーレットを操る。
エロゲファンの皆様よ、「美少女とバーレット」で思い当たる点はないか?
そう、「アノ方」の処女作に登場する「アノ方」であります。
である時御大に聞いてみた。
「あの**ンのモデルは、もしや極北のハンターのボビーじゃありませんか?」
「はいそうです」
ということだそうだ。
「凶獣リヴァイアサン」はSF風味がかなり強い。 アラスカにあるアメリカの秘密基地。 そこでは極秘裏に開発された生物兵器が生存しており、それが人々の制御を越えて暴走を始める。 開発者と兵士は、伝説的なスカンジナビアのバイキング?の助けを借り、それに対抗する。 こちらは「ゴッドジッラ」ですな。
「殺戮者カイン」は現代版フランケンシュタインの怪物といった所だが、内容的には全く異なる。 米軍の開発した戦闘用人造人間カインが脱走し、それを追う特殊部隊と戦いとなる、というもの。 ちょっと変わっているのは、このカインは超人的体力・回復力を持つが、それだけでなくある悪霊(ここがミソ、題名にヒント有り)に取り憑かれていた、というあたり。
3作とも「エイリアン」やプレデターが好きな人には、安心してお勧めできる。
凶獣リヴァイアサン・殺戮者カイン・極北のハンターなどの作者である。(日本ではこの逆順で出版された) 作風は一口で言えば、SFホラー風味の冒険アクションといったようなもので、映画で言えば「プレデター」と書けばわかりやすいだろう。 モロB級アクションののりである。 こけおどしと言えばこけおどしではあるが、いかにも私好みなので印象に残っている。
スタローンやウィリス(決してキューブリックやトリュフォーでないところがミソ)による映画化の話しが出ていたのも、もっともな話しだ。 映画化の話しがその後どうなったかは不明だが、今現在話題になっていない所を見ると、どうやら中止だったようだ。
ご本人の経歴も中々のもので、本の内容にふさわしいものだ。 東欧の圧政に対するレジスタンス支援を行い、秘密警察の実情を西側に伝えたりしていたそうだ。 その後警察官となり数年間勤務。 とまあ、いかにも冒険アクション小説家にふさわしい経歴である。
日本では最初に出版された「極北のハンター」が最も知られている。 アラスカで正体不明の巨獣が出現、人々を殺戮する。 主人公は特殊部隊の精鋭と共にその巨獣を追うが、狡猾且つ凶悪な巨獣により仲間は次第に唐ウれて行く。
いかがですか、このあたりモロ「プレデター」でせうが?(笑) スタローンが触手を伸ばしたのも当然か。
この「極北のハンター」には、高倉という日本人も登場し、かなり大きな役割をになっている。 日本刀を背負い、礼儀正しく沈着冷静、これはもう健さんそのものですな。
もう一つ、ふつーの方にはあまり関係がないが、エロゲファンなら見逃せないエピソードがある。 ボビーという女性特殊部隊員が登場するが、金髪痩身の美少女でありながら、巨大なバーレットを操る。
エロゲファンの皆様よ、「美少女とバーレット」で思い当たる点はないか?
そう、「アノ方」の処女作に登場する「アノ方」であります。
である時御大に聞いてみた。
「あの**ンのモデルは、もしや極北のハンターのボビーじゃありませんか?」
「はいそうです」
ということだそうだ。
「凶獣リヴァイアサン」はSF風味がかなり強い。 アラスカにあるアメリカの秘密基地。 そこでは極秘裏に開発された生物兵器が生存しており、それが人々の制御を越えて暴走を始める。 開発者と兵士は、伝説的なスカンジナビアのバイキング?の助けを借り、それに対抗する。 こちらは「ゴッドジッラ」ですな。
「殺戮者カイン」は現代版フランケンシュタインの怪物といった所だが、内容的には全く異なる。 米軍の開発した戦闘用人造人間カインが脱走し、それを追う特殊部隊と戦いとなる、というもの。 ちょっと変わっているのは、このカインは超人的体力・回復力を持つが、それだけでなくある悪霊(ここがミソ、題名にヒント有り)に取り憑かれていた、というあたり。
3作とも「エイリアン」やプレデターが好きな人には、安心してお勧めできる。