随分昔のお話し。
もう20年近く前のこと。 当時発売されたばかりのNECのラップトップコンピューターを早速購入した。 昔も今も新しもの好きの私だが、これは完全な失敗だった。
なにせまともに動くソフトが1本もないのだ。 かろうじてターボパスカルのエディターだけはなんとか動作する。 とはいえ、エディターだけ動いても、後のものが何も動かなければ、何もできないのと同じ。 結局机の重しにしかならなかった。(・_・、)
このPC、ラップトップと言っても、今のノーパソとは全く別の存在。 重さが4キロもある。 バッテリの動作時間は1時間ちょっと程度ではなかったかと思う。 4キロあると手で掴んで持ち上げるのにも一苦労。
ある時片手で掴み持ち上げようとして、手を滑らせた。 4キロの電子仕鰍ッ漬け物石はずんべらりんと左足の甲を直撃。 これは痛かった。 七転八刀A悶絶寸前。 骨折したのではないかと思う位の激痛だった。
で、この顛末をパソ通(無論のことだが当時はインターネットなどというものはなかった)のNIFTYに書いた。
「かくかくしかじか でも左足で良かった。 真ん中の足だったら大変なことになるところだった。」
早速レスがついた。 曰く、
「安心したまえ。 君のはそんなに長くない!」
古き良き時代のお話しであります。