ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシ最大の日本の絵本コレクション (3)

2023-03-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 ベラルーシ最大の日本の絵本コレクション(2)からの続きです。
 
 1997年にカスチョールの会からミンスク市立中央児童図書館に絵本が寄贈されたときのことです。
 本来はカスチョールの会のメンバーの誰かが、ミンスクの贈呈式に出席して、手渡さないといけなかったのに、その代わりに私が頼まれて出席して間違いなく寄贈しました。
 (私は代わりに贈呈しただけで、翻訳は担当していません。勘違いする人もいるので念の為書いておきます。)

 贈呈式についての報告文と事前に知り合いの子どもに絵本を読んでもらった感想のアンケート結果を私が執筆し、記事はカスチョールの会発行の雑誌「カスチョール第14号」(1997年10月1日発行)に掲載されました。
 「日本の絵本をベラルーシの子どもが囲んだ」というタイトルですが、今になって自分が書いた内容を読み返すと・・・
 1997年2月7日に同館では「絵本を通して知る日本文化の日」と銘打った贈呈式が企画され、朝からラジオ局が「今日、中央児童図書館で日本の絵本の贈呈式が行われます。」とニュースになり、会場には150人の児童が参加。民族衣装を来た一団が私(と絵本)を出迎え、保護者、学校教員、図書館司書、画家、日本語を勉強している大学生、チェルノブイリ関係のボランティア、日本人留学生や日本語教師などが詰めかけ、ベラルーシ人の空手の師範とお弟子さんが、型の模範演技を見せ、マスコミ3社なども取材にやってきて、200人がぎゅう詰めになるという賑やかさでした。

 贈呈式については、現地の新聞「Книга и мы(本と私たち)」紙上でニュース記事(1997年2月14日付)になりました。しかし、この新聞は現在発行されておらず、ネット記事もなかった時代なので、現在ネット上で読むことができません。

 記念撮影した写真も、当時はもちろん紙焼きだったので、今回スキャンして永遠保存版にすることにしました。このブログ上でも公開します。(懐かしい・・・) 
 いやあ、私も若かかったですね。ここに写っている子どもたちも今は全員大人ですよね。
この頃は日本文化情報センターもできていなくて、26年後に中央児童図書館に日本文化情報センターが移転してくるなんて、夢にも思わなかったです。

 ベラルーシ最大の日本の絵本コレクション(4)に続きます。

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