2024年3月19日。
国際オリンピック委員会は今日、スイスのローザンヌで理事会を開き、ウクライナへの侵略を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手はパリ五輪開会式(7月26日)の船上パレードに参加させない方針を決めました。
国を代表しない個人資格の中立選手(AIN)として五輪参加を認めることを理由に、代表団が船に乗ってパリ中心部のセーヌ川を下る式典には参加させないという決定です。ただ、開会式の会場には選手を招待するそうです。
この中立選手ですがIOCの審査委員会により、侵略への支持を表明していないことや、軍や治安機関と関わりがないと確認された選手のことです。メダル獲得の場合に国歌は流されず、国旗掲揚もなく、AINの旗が掲げられます。
それでもオリンピックに出たいという選手は、中立の立場を示す、つまり国の方針に賛成していないことを証明しなといけないのですが、そうすると今度は国から裏切り者のレッテルを貼られそうです。
IOCによると、これまでにロシアは12選手、ベラルーシは7選手が五輪予選を突破。最終的にはロシア36選手、ベラルーシ22選手が出場権を得る可能性があるそうです。どうなるでしょうか。
さらに五輪に対抗する形で「フレンドシップ・ゲームズ」と呼ばれる国際大会をロシアが開催する計画を非難する声明をIOCは出しました。ロシアは「オリンピック? 自分らでやるわ!」という感じですね。
ロシア中央選挙管理委員会の発表では、プーチン氏の得票率は全体の87%を占め、圧倒的勝利でした。
プーチン大統領について、反政権運動指導者、ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワリナヤ氏は今日、SNSで公開した動画で「世界中の誰も正当な大統領と認めないようにする」と述べ、反政権運動の継続を訴えました。
ナワリナヤ氏は、ロシア各地で投票最終日の17日正午に多くの有権者が抗議の意思を示すため投票所を訪れたと称賛し、「プーチンが我々の大統領ではないことを証明した」と強調しています。
モルドバ政府は今日、東部の親ロシア派支配地域トランスニストリアにロシア大統領選の投票所が設置されたことに抗議し、ロシア大使館員を追放したと発表しました。
トランスニストリアの議会は先月末、モルドバによる圧力からの「保護」をロシア議会に求める決議案を採択。17日にはモルドバの反対にもかかわらず、ロシア大統領選の投票所が数か所に開設されました。
トランスニストリアのロシア系住民はソ連崩壊後、「沿ドニエストル・モルドバ共和国」分離独立を宣言。ロシアが現在、約1500人の部隊を駐留させていますが、モルドバの一部ですよ。
この地域に住んでいるロシア人で、ロシア国籍を持っている人は、モルドバの首都にあるロシア大使館に投票にいけばいいだけのことです。それなのにまるで公にロシア領であるかのように投票所を設置したのはよくありません。
モルドバ外務省は。ロシア大使を呼び出し抗議した後、ロシア大使館の職員1人を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)と宣言し、国外追放する」とテレグラムで発表しました。
プーチン政権と敵対しウクライナ軍と共闘する「ロシア義勇軍団」は今日、コジンカへの侵入に成功したと主張し、動画を公開しました。大統領選挙が終わろうとなんだろうと戦いを続ける姿勢です。
国際オリンピック委員会は今日、スイスのローザンヌで理事会を開き、ウクライナへの侵略を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手はパリ五輪開会式(7月26日)の船上パレードに参加させない方針を決めました。
国を代表しない個人資格の中立選手(AIN)として五輪参加を認めることを理由に、代表団が船に乗ってパリ中心部のセーヌ川を下る式典には参加させないという決定です。ただ、開会式の会場には選手を招待するそうです。
この中立選手ですがIOCの審査委員会により、侵略への支持を表明していないことや、軍や治安機関と関わりがないと確認された選手のことです。メダル獲得の場合に国歌は流されず、国旗掲揚もなく、AINの旗が掲げられます。
それでもオリンピックに出たいという選手は、中立の立場を示す、つまり国の方針に賛成していないことを証明しなといけないのですが、そうすると今度は国から裏切り者のレッテルを貼られそうです。
IOCによると、これまでにロシアは12選手、ベラルーシは7選手が五輪予選を突破。最終的にはロシア36選手、ベラルーシ22選手が出場権を得る可能性があるそうです。どうなるでしょうか。
さらに五輪に対抗する形で「フレンドシップ・ゲームズ」と呼ばれる国際大会をロシアが開催する計画を非難する声明をIOCは出しました。ロシアは「オリンピック? 自分らでやるわ!」という感じですね。
ロシア中央選挙管理委員会の発表では、プーチン氏の得票率は全体の87%を占め、圧倒的勝利でした。
プーチン大統領について、反政権運動指導者、ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワリナヤ氏は今日、SNSで公開した動画で「世界中の誰も正当な大統領と認めないようにする」と述べ、反政権運動の継続を訴えました。
ナワリナヤ氏は、ロシア各地で投票最終日の17日正午に多くの有権者が抗議の意思を示すため投票所を訪れたと称賛し、「プーチンが我々の大統領ではないことを証明した」と強調しています。
モルドバ政府は今日、東部の親ロシア派支配地域トランスニストリアにロシア大統領選の投票所が設置されたことに抗議し、ロシア大使館員を追放したと発表しました。
トランスニストリアの議会は先月末、モルドバによる圧力からの「保護」をロシア議会に求める決議案を採択。17日にはモルドバの反対にもかかわらず、ロシア大統領選の投票所が数か所に開設されました。
トランスニストリアのロシア系住民はソ連崩壊後、「沿ドニエストル・モルドバ共和国」分離独立を宣言。ロシアが現在、約1500人の部隊を駐留させていますが、モルドバの一部ですよ。
この地域に住んでいるロシア人で、ロシア国籍を持っている人は、モルドバの首都にあるロシア大使館に投票にいけばいいだけのことです。それなのにまるで公にロシア領であるかのように投票所を設置したのはよくありません。
モルドバ外務省は。ロシア大使を呼び出し抗議した後、ロシア大使館の職員1人を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)と宣言し、国外追放する」とテレグラムで発表しました。
プーチン政権と敵対しウクライナ軍と共闘する「ロシア義勇軍団」は今日、コジンカへの侵入に成功したと主張し、動画を公開しました。大統領選挙が終わろうとなんだろうと戦いを続ける姿勢です。