ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年11月14日。ウクライナ侵攻から630日目

2023-11-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年11月14日。

 ミンスクにあるロシア大使館すぐそばにアレクサンドル・ネフスキーの銅像が建てられ今日除幕式が行われました。
 どうしてこのタイミングでベラルーシにロシア人の銅像を建てるのでしょうか。
 アレクサンドル・ネフスキーを知らない方へ。ウイキペディアをご参照ください。
 これを読んでアレクサンドル・ネフスキーのこと(戦いに勝ち続けた)が分かれば、銅像を建てるのも分かりますが、ベラルーシ人からするとあくまでロシアの英雄で、ベラルーシの英雄ではないです。
 ただ、アレクサンドル・ネフスキーの父親はキエフ大公の一人なので、ウクライナ出身ですよね。(あー、このキエフ大公というのも今はキーウ大公と言い換えなくてはいけないのかしら?)
 それからアレクサンドル・ネフスキーの妻はポーロツク公女なので、ベラルーシ出身ですね。

 ちなみにアレクサンドル・ネフスキーがどんな顔をしていたのか全く当時の記録がなく、ウイキペディア二掲載されている肖像画は後世に書かれた想像の姿です。
 今回ミンスクに建てられた銅像はエイゼンシュテインの映画「アレクサンドル・ネフスキー」で主役を演じた俳優の顔をモデルにしているらしいです。私にはよく分かりませんでしたが。