ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

日本語で歌おう! 七五三コンサート 11

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 最後にみんなで記念撮影をしました。
 参加してくれた生徒のみなさん、特にステージに上がってくれた人、ありがとう!
 次回は私がステージに上ってみせるわと思った後輩もいたにちがいありません。
 また楽しく歌いながら日本語の勉強をしたいと思っています。

 ・・・とここまで報告を書いてきましたが、そうすると、
「いやあ、そのコンサートの歌とやらが聞いてみたい。」
と思われた日本の方もいるでしょう。
 
 日本文化情報センターのYoutubeチャンネルで編集した動画を公開しました。
 リンク先はこちらです。

 ミンスク市立中央児童図書館の公式You Tubeチャンネルでも3曲だけですが、動画が公開されました。これは図書館の司書さんたちの撮影と選曲と動画作成によるものです。
 リンク先はこちらです

 
 
 

日本語で歌おう! 七五三コンサート 10

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 大トリは「浜辺の歌」を日本語教室の生徒みんなで日本語とベラルーシ語で歌います。ギター伴奏はエヴゲーニイさん。

(「浜辺の歌」作詞:林古渓 作曲:成田為三)
(ベラルーシ語バージョン「На ўзбярэжжы」ベラルーシ語訳詞:アレーシ・カモツキー 編曲:トーダル&WZ-オルキエストラ)

 「浜辺の歌」は映画「二十四の瞳」の挿入歌でもあるので、原作をロシア語に翻訳・出版した日本文化情報センターとしては「浜辺の歌」は校歌の代わりです。
(ただし壺井栄原作には「浜辺の歌」を歌ったシーンは書かれていません。あくまで映画監督の木下惠介の選曲です。)

 「浜辺の歌」は日本文化情報センターの音楽プロジェクトで2005年にベラルーシ語に翻訳しましたが、こういうときに役に立ちますね。
 日本語の「浜辺の歌」は歌うのは難しくないし、ベラルーシ語はベラルーシ人にとっては簡単なので、みんないっしょに歌えてよかったです。日本語とベラルーシ語で歌える数少ない歌なので、両国の友好のシンボルになってほしいです。



日本語で歌おう! 七五三コンサート 9

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 次の曲はN4クラスのマルガリータさんが再登場で、「前前前世」(アーティスト名 RADWIMPS)です。
 これはアニメ「君の名は」の主題歌です。やっぱりベラルーシ人も日本のアニメが好きなんだなーと思いました。アニメが好きだと今度はその歌も好きになるんですね。

 日本語で歌おうコンサートは第2回目から大トリの歌は「浜辺の歌」と決めていて、その直前の曲を歌うトリに選ばれるのが、出演者の中で一番歌が上手な人と決まっています。
 じゃあ誰が一番歌が上手なのか判断するのは誰かというと・・・私が一人で勝手に決めています。(独断ですみません。)
 そして今回のトリはマルガリータさんの「前前前世」ということになったのですが、この選定は正解だったと思いました。
 マルガリータさんは歌唱力があるだけではなく日本語の発音がとてもきれいなのです。日本人が歌っているみたい!
 次回のコンサートもマルガリータさんにはぜひ出演してほしいですが、またトリに選ばれる可能性が非常に高いです。
 日本語の発音に関しては他の生徒の皆さんもマルガリータさんをお手本にしてほしいですね。

日本語で歌おう! 七五三コンサート 8

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 客席にはMana様・・・じゃなかったクセニヤさんのご友人(親衛隊?)も応援に駆けつけていました。
 すごい人気ですね!
 実はリハーサルのときにクセニヤさんが持っていた薔薇の枝が折れたので、出演前に糊とテープで修繕していたのです。本番で折れたらどうしようと私は心配していましたが、大丈夫でした。(^^)
 クセニヤさんにはまた次回のコンサートでも歌と圧倒的パフォーマンスをお願いしたいです。

 

日本語で歌おう! 七五三コンサート 7

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 次の曲はN2クラスのクセニヤさんが再登場して「白い肌に狂う愛と哀しみの輪舞」です。この曲はアーティスト名 MALICE MIZERで作詞・作曲:Manaなのですが、クセニヤさんはMana様の大ファンなのだそうです。
 歌と圧倒的パフォーマンスでMana様の心を表現してくれました。



日本語で歌おう! 七五三コンサート 6

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 次はN3クラスのスベトラーナ・トィレツさんの「夏の林檎」です。
 オリジナルはKalafina。とても美しい歌ですね。でも歌詞が長すぎて言葉も漢字も難しいし、最初スベトラーナさんは歌詞を覚えられないと言っていました。
 日本語の歌コンサートはそういう人のためにステージにスクリーンでカラオケを投影できるようにしていたのです。これなら歌詞を見ながら歌えるから完璧に覚えなくても大丈夫だと出演者の皆さんには言っていたのですが、結局全員カラオケなしの丸暗記で舞台に臨みました。
 
 そしてスベトラーナさんは完璧に歌詞を暗記して歌い切ったのです。しかもコンサート当日の1週間前に足をくじいてしまっていたので、出演できなかったらどうしようとみんな心配していたので、感動が大きかったです。

日本語で歌おう! 七五三コンサート 5

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 「ブルーバード」の次は「大人ブルー」です。
 N4クラスのマルガリータ・グロムィコさんとN1クラスの辰巳結重さんのデュエットで、新しい学校のリーダーズのヒット曲を歌ってもらいました。
 さすがにオリジナルメンバー4人のダンスは再現できませんでしたが、二人でできる振り付けを考えてくれました。(結重さんはパプリカのコスプレのままなので、新しい学校のリーダーズのメンバーには全く見えませんね。)
 ヒットしている歌ということで、観客のみなさん(特に若い世代)は大喜びでした。

 

日本語で歌おう! 七五三コンサート 4

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 次の曲はN4クラスのアナスタシヤ・ロタエンコさんの歌で「ブルーバード」。アニメ「NARUTO」のオープニングテーマです。オリジナルはいきものがかりです。とてもいい曲ですよね。
 アナスタシヤさんは歌詞を間違ってしまったのですが、母国語ではないのでやっぱり歌詞を暗記するのも発音するのも難しいんです。
 日本文化情報センターのコンサートは歌のテストではないので、失敗OKです。楽しく勉強できればいいと思っています。
 アナスタシヤさんは声がきれいなので、次回のコンサートにもぜひ出演してほしいです。

日本語で歌おう! 七五三コンサート 3

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 次は親子共演。歌はお母さんのマリアンナさん、ギター演奏とバックコーラスをクセニヤ・サウタさんが担当しました。マリアンナさんと同じN3クラスの生徒さんも客席からバックコーラスをしていました。
 曲のタイトルは「秋とは」なのですが、これはロシアのДДTというグループの歌を日露デュオのDeaiが日本語に翻訳したものです。もともとロシアのヒット曲なので、メロディーは知っているベラルーシ人がたくさんいましたが、日本語で歌いました。

 

日本語で歌おう! 七五三コンサート 2

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 次の曲はN2クラスのエヴゲーニイ・パンチュホフさんの歌とギターで「打上げ花火」です。
 オリジナルはDAOKO×米津玄師のデュエット曲なのですが、一人で全部歌っています。
 これもアニメの主題歌ですね。
 エヴゲーニイさん、歌も演奏も上手でした。(^^) 日本の歌コンサートは今回3回目の開催ですが、連続出演に感謝です。安定の歌唱力と演奏で、実質1曲目の担当、ありがとうございました。
 
 

日本語で歌おう! 七五三コンサート 1

2023-11-15 | 日本文化情報センター
 今日は日本では七五三のお祭りですね。
 会場の都合により少し早めの11月12日「日本語で歌おう! 七五三コンサート」をミンスク市立中央児童図書館のステージで開催しました。
 これは歌を歌いながら日本語の勉強をしようという授業の一つです。参加者は日本文化情報センター日本語教室、N1、N2、N3、N4グループのみなさん。
 このうち7人は自分の好きな日本の歌を披露してくれました。

 コンサートのオープニング曲はN1クラスの辰巳結重さんの歌で「パレード」(作詞・作曲:平沢進)です。これはアニメ「パプリカ」の挿入歌なのですが、「パプリカ」は原作が筒井康隆の小説なんですよね。文学つながりで図書館イベントの最初の曲に選びましたが、アニメを見たことのある方は、七五三コンサートだからという意味でも選んだことが分かると思います。 
 (一応、結重さんは「パプリカ」の主人公パプリカのコスプレをしています。)
 
 コンサートなので歌がメインなのですが、七五三コンサートと銘打っているので、「パレード」の後は、私が七五三とは何なのかベラルーシ人向けに紹介をしました。一応、日本語の授業の一環なので日本語で説明しました。生徒のみなさんは日本語のリスニング、できたでしょうか?
 七五三の説明に使用した千代松人形や千歳飴(パッケージ。実は中身は空)はチロ基金コレクションからの提供です。

2023年11月15日。ウクライナ侵攻から631日目

2023-11-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年11月15日。

 ウクライナの大統領首席補佐官は今日、ロシア軍が占領してきた南部ヘルソン州のドニプロ川東岸にウクライナ軍が足場を築いたと、アメリカのシンクタンクに説明しました。
 ドニプロ川西岸からはロシアは1年ほど前に撤退。
 このようにウクライナ軍が前進していることをふつうロシア側は認めないんですが、今日、珍しくウクライナ軍の「小グループ」が東岸のクリンキー村に拠点を構えたと認めました。
 ただし、ヘルソン州知事は、ウクライナ軍は多大な損害を被っていると主張しています。
 2日前には、ロシアの国営メディアが、ドニプロ川東岸のいくつかの陣地からロシア軍が撤退したと報じ、すぐに撤回しています。メディアも混乱しているようです。