今年は4月4日がイースター(復活祭)でした。イースターは毎年日付が変ります。さらにカトリック、スラブ正教、というように宗派によっても日付が変ります。(それぞれの暦を使っているため。)
今年は珍しくカトリック、スラブ正教、ユダヤ教のイースターの3つが同じ日に重なりました。
スラブ正教のイースターの日は必ず晴れ、ユダヤ教のイースターの日は必ず雨になる、と言われています。さらにユダヤ教のイースターの前、1週間ぐらいは天気が悪い日が続くととも言われているのですが、今年は本当に4月3日まで、毎日雨が降っていました。
イースターはどうなるかと思ったのですが、晴れました。スラブ正教の勝ち、とベラルーシ人は言っていました。(でも風は冷たかったです。)
さて、イースターにはイースターエッグがつきものです。
普通は自分で卵をゆでて、絵を描くのですが、今ベラルーシにはこんな便利なものが売られています。
このように袋にイースターエッグ用の絵がセットになって入っているのです。使い方は・・・
今年は珍しくカトリック、スラブ正教、ユダヤ教のイースターの3つが同じ日に重なりました。
スラブ正教のイースターの日は必ず晴れ、ユダヤ教のイースターの日は必ず雨になる、と言われています。さらにユダヤ教のイースターの前、1週間ぐらいは天気が悪い日が続くととも言われているのですが、今年は本当に4月3日まで、毎日雨が降っていました。
イースターはどうなるかと思ったのですが、晴れました。スラブ正教の勝ち、とベラルーシ人は言っていました。(でも風は冷たかったです。)
さて、イースターにはイースターエッグがつきものです。
普通は自分で卵をゆでて、絵を描くのですが、今ベラルーシにはこんな便利なものが売られています。
このように袋にイースターエッグ用の絵がセットになって入っているのです。使い方は・・・
この事件について、新しく分かったことについて。
北の武器、目的地はイラン=貨物機の所属先転々-米紙(時事通信) - goo ニュース
記事全文はこちら。
2009年12月21日(月)14:03
【ソウル時事】北朝鮮からタイに到着した貨物機内から大量の武器が見つかった事件で、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は21日、武器取引に関する専門家が入手した飛行計画から、武器の輸送先がテヘランだったことが判明したと報じた。
同紙によると、貨物機はアゼルバイジャンを出発後、アラブ首長国連邦(UAE)とタイを経て北朝鮮で積み荷を搬入し、再びタイに到着。同国を離陸した後はスリランカ、UAE、ウクライナで給油、イランで貨物を降ろし、モンテネグロに向かう予定だった。
貨物は「石油産業予備部品」と表記され、リストでは8種類に分類。ただ、タイ当局者によれば、実際は携行型ミサイルや、地対空ミサイルの部品などだったという。
一方、貨物機はグルジアの会社が登録し、UAEの会社が所有。11月にニュージーランドの会社に貸与され、12月にはさらに香港の会社に貸し出されていた。同紙は「今回の武器輸送を計画した人物は依然不明だが、身元隠しに腐心したようだ」と指摘している。
[時事通信社]
他にもこんなニュースも。
「北朝鮮兵器輸出、香港の架空会社が貨物機調達」
2009年12月23日(水)23:51
【香港=槙野健】バンコクの空港で貨物機から北朝鮮製の兵器が大量に見つかった事件で、貨物機は、外国企業の事務処理を請け負う香港の会社が設立したペーパーカンパニーがチャーターしていたことがわかった。
香港は「一国二制度」の下、外国企業への優遇策を進めるが、これに乗じた犯罪が多発、不正取引のハブと化しており、北朝鮮が闇取引の足場にする格好の条件がそろっていた。
武器取引に詳しい調査組織「国際平和情報サービス(IPIS)」(本部・ベルギー)によると、貨物機はアラブ首長国連邦の会社が所有し、グルジアの会社が運航。今年11月にニュージーランドの会社がリース契約し、12月4日に香港の「ユニオントップマネジメント」(以下、ユ社)が北朝鮮からイランまで「石油産業関連の部品」を空輸する名目でチャーターした。
登記簿によると、ユ社は、外国企業の登記や連絡を取り持つ香港の「秘書代行会社」が9月、設立した。
香港の規則では、進出する外国企業は地元出身の秘書を雇う決まり。秘書代行会社は、自社の所在地と同一住所に会社を登記し、秘書を提供する。
ユ社が置かれる秘書代行会社の従業員は、顧客の外国企業は数百にのぼり、「手続きはファクスが基本でユ社の関係者と直接会ったことはない。業務内容も分からない」と話す。
香港には、こうした秘書代行会社が4000社以上ある。手数料を含め約1000ドル(約9万円)払えば国外から半月で会社を設立でき、香港を足がかりに中国進出を望む外国企業などに広く活用されてきた。
こうした優遇策の背景には、1997年の中国返還後も「一国二制度」の下、香港で経済的な独自性が保証されていることがある。中国は香港を国内市場開放を迫る外資に対する防波堤としながら、同時に海外からの資金調達の窓口として利用してきた。しかし、容易に会社を設立できることで、国外の犯罪組織が資金洗浄や不正取引などに悪用する事例も少なくない。
コンサルタント会社「コントロール・リスクス社」(本社・ロンドン)の香港責任者デーン・チャモロ氏は「香港は不正を行う組織にとって好都合な場所だ」という。準大手ゼネコン西松建設の「裏金持ち込み事件」では、同社が裏金を 捻出 ( ねんしゅつ ) するため、香港でペーパーカンパニーの取得と閉鎖を繰り返し、架空の設計業務を発注するなどしていたことが明らかになっている。
(読売新聞)
ベラルーシでのニュースを読むと・・・
ウクライナはこの飛行機がどこから飛んできたのか調査し、その結果、ベラルーシからだったと発表。ええー?!
一方で、この飛行機はもともとカザフスタンの飛行機だったのが、グルジアのエアー・ウエスト・ジョージアという航空会社に売却され、さらにそれがウクライナの航空会社に「貸し出されていた」そうです。
カザフスタンは「売った時点で、この飛行機に関してはカザフスタンは関与してない。」と主張しています。
他の国ももちろん関与を否定。
どうなっているのか・・・
北の武器、目的地はイラン=貨物機の所属先転々-米紙(時事通信) - goo ニュース
記事全文はこちら。
2009年12月21日(月)14:03
【ソウル時事】北朝鮮からタイに到着した貨物機内から大量の武器が見つかった事件で、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は21日、武器取引に関する専門家が入手した飛行計画から、武器の輸送先がテヘランだったことが判明したと報じた。
同紙によると、貨物機はアゼルバイジャンを出発後、アラブ首長国連邦(UAE)とタイを経て北朝鮮で積み荷を搬入し、再びタイに到着。同国を離陸した後はスリランカ、UAE、ウクライナで給油、イランで貨物を降ろし、モンテネグロに向かう予定だった。
貨物は「石油産業予備部品」と表記され、リストでは8種類に分類。ただ、タイ当局者によれば、実際は携行型ミサイルや、地対空ミサイルの部品などだったという。
一方、貨物機はグルジアの会社が登録し、UAEの会社が所有。11月にニュージーランドの会社に貸与され、12月にはさらに香港の会社に貸し出されていた。同紙は「今回の武器輸送を計画した人物は依然不明だが、身元隠しに腐心したようだ」と指摘している。
[時事通信社]
他にもこんなニュースも。
「北朝鮮兵器輸出、香港の架空会社が貨物機調達」
2009年12月23日(水)23:51
【香港=槙野健】バンコクの空港で貨物機から北朝鮮製の兵器が大量に見つかった事件で、貨物機は、外国企業の事務処理を請け負う香港の会社が設立したペーパーカンパニーがチャーターしていたことがわかった。
香港は「一国二制度」の下、外国企業への優遇策を進めるが、これに乗じた犯罪が多発、不正取引のハブと化しており、北朝鮮が闇取引の足場にする格好の条件がそろっていた。
武器取引に詳しい調査組織「国際平和情報サービス(IPIS)」(本部・ベルギー)によると、貨物機はアラブ首長国連邦の会社が所有し、グルジアの会社が運航。今年11月にニュージーランドの会社がリース契約し、12月4日に香港の「ユニオントップマネジメント」(以下、ユ社)が北朝鮮からイランまで「石油産業関連の部品」を空輸する名目でチャーターした。
登記簿によると、ユ社は、外国企業の登記や連絡を取り持つ香港の「秘書代行会社」が9月、設立した。
香港の規則では、進出する外国企業は地元出身の秘書を雇う決まり。秘書代行会社は、自社の所在地と同一住所に会社を登記し、秘書を提供する。
ユ社が置かれる秘書代行会社の従業員は、顧客の外国企業は数百にのぼり、「手続きはファクスが基本でユ社の関係者と直接会ったことはない。業務内容も分からない」と話す。
香港には、こうした秘書代行会社が4000社以上ある。手数料を含め約1000ドル(約9万円)払えば国外から半月で会社を設立でき、香港を足がかりに中国進出を望む外国企業などに広く活用されてきた。
こうした優遇策の背景には、1997年の中国返還後も「一国二制度」の下、香港で経済的な独自性が保証されていることがある。中国は香港を国内市場開放を迫る外資に対する防波堤としながら、同時に海外からの資金調達の窓口として利用してきた。しかし、容易に会社を設立できることで、国外の犯罪組織が資金洗浄や不正取引などに悪用する事例も少なくない。
コンサルタント会社「コントロール・リスクス社」(本社・ロンドン)の香港責任者デーン・チャモロ氏は「香港は不正を行う組織にとって好都合な場所だ」という。準大手ゼネコン西松建設の「裏金持ち込み事件」では、同社が裏金を 捻出 ( ねんしゅつ ) するため、香港でペーパーカンパニーの取得と閉鎖を繰り返し、架空の設計業務を発注するなどしていたことが明らかになっている。
(読売新聞)
ベラルーシでのニュースを読むと・・・
ウクライナはこの飛行機がどこから飛んできたのか調査し、その結果、ベラルーシからだったと発表。ええー?!
一方で、この飛行機はもともとカザフスタンの飛行機だったのが、グルジアのエアー・ウエスト・ジョージアという航空会社に売却され、さらにそれがウクライナの航空会社に「貸し出されていた」そうです。
カザフスタンは「売った時点で、この飛行機に関してはカザフスタンは関与してない。」と主張しています。
他の国ももちろん関与を否定。
どうなっているのか・・・
タイ着陸の貨物機から北朝鮮製兵器が大量押収された事件について。続々ニュースです。
こんなニュースも。↓ (え、北朝鮮製じゃないの?)
「押収兵器、北朝鮮製でない可能性も」、タイ首相(聯合ニュース) - goo ニュース
ベラルーシでは拘留中の乗務員5人は「拘留期間が3ヶ月近くに延長され」「その後、裁判にかけられ」「禁固10年の可能性も。」と言われていたのですが、17日になって「死刑になる可能性もある。」と報道され、ベラルーシ社会の間でも衝撃が走っています。
「死刑は重過ぎる。かわいそう。本当に積荷の内容を知らなかったのでは?」という人や「死刑のことをちらつかせれば、観念して、今まで黙っていたことをしゃべる出すのではないか、とタイ警察が考えているのでは?」と言う人もいます。
ベラルーシ人パイロットですが、こちらでは実名、顔写真なども報道されており、それによると年齢は54歳。(やっぱり定年45歳を越えている人だった。)
かつてこの人といっしょに働いたことがあるというベラルーシ人パイロットがインタビューに答え
「私もいろいろな国へ空輸したことがあるが、積荷の内容を事前に知らされたことは一度もなかった。」
と話しています。
ベラルーシ側は保釈金を支払うので、ベラルーシ人パイロット1人だけでも、保釈して帰国させてほしいと、タイ警察に要望しました。
ちなみに出発地点であり、目的地であったというウクライナは、
「この貨物機は空の状態で、どこからかウクライナの空港に着陸したもの。その後北朝鮮に向けて飛び立った。われわれは武器の輸出入には関係ない。」
と発表。
貨物機がグルジア籍であったことから、グルジアの企業のものであることがその後の調査で判明。その企業の所在地へ行くと、そこには平凡なレストランがあるばかり。
もちろんレストランの経営者は飛行機など所有しておらず、寝耳に水の状態。
あーあ。まあ、予想していたとおりというか何というか・・・。
ここへこんなニュースも入ってきました。(朝日新聞)
北朝鮮密輸武器、旧ソ将校が関与か 「最強の死の商人」
http://www.asahi.com/international/update/1216/TKY200912160344.html
うーん、実際はどうなんでしょうね? まだまだ分からないことだらけの事件です。
こんなニュースも。↓ (え、北朝鮮製じゃないの?)
「押収兵器、北朝鮮製でない可能性も」、タイ首相(聯合ニュース) - goo ニュース
ベラルーシでは拘留中の乗務員5人は「拘留期間が3ヶ月近くに延長され」「その後、裁判にかけられ」「禁固10年の可能性も。」と言われていたのですが、17日になって「死刑になる可能性もある。」と報道され、ベラルーシ社会の間でも衝撃が走っています。
「死刑は重過ぎる。かわいそう。本当に積荷の内容を知らなかったのでは?」という人や「死刑のことをちらつかせれば、観念して、今まで黙っていたことをしゃべる出すのではないか、とタイ警察が考えているのでは?」と言う人もいます。
ベラルーシ人パイロットですが、こちらでは実名、顔写真なども報道されており、それによると年齢は54歳。(やっぱり定年45歳を越えている人だった。)
かつてこの人といっしょに働いたことがあるというベラルーシ人パイロットがインタビューに答え
「私もいろいろな国へ空輸したことがあるが、積荷の内容を事前に知らされたことは一度もなかった。」
と話しています。
ベラルーシ側は保釈金を支払うので、ベラルーシ人パイロット1人だけでも、保釈して帰国させてほしいと、タイ警察に要望しました。
ちなみに出発地点であり、目的地であったというウクライナは、
「この貨物機は空の状態で、どこからかウクライナの空港に着陸したもの。その後北朝鮮に向けて飛び立った。われわれは武器の輸出入には関係ない。」
と発表。
貨物機がグルジア籍であったことから、グルジアの企業のものであることがその後の調査で判明。その企業の所在地へ行くと、そこには平凡なレストランがあるばかり。
もちろんレストランの経営者は飛行機など所有しておらず、寝耳に水の状態。
あーあ。まあ、予想していたとおりというか何というか・・・。
ここへこんなニュースも入ってきました。(朝日新聞)
北朝鮮密輸武器、旧ソ将校が関与か 「最強の死の商人」
http://www.asahi.com/international/update/1216/TKY200912160344.html
うーん、実際はどうなんでしょうね? まだまだ分からないことだらけの事件です。
タイ着陸の貨物機から北朝鮮製兵器が大量押収された事件についての続報です。
南アジア・中東に複数の買い手か 北朝鮮から空輸の兵器(朝日新聞) - goo ニュース
記事全文はこちらです。
2009年12月15日7時5分
【バンコク=山本大輔】北朝鮮を出てバンコクの空港に着いた貨物機から大量の兵器が見つかった事件で、タイ当局は、北朝鮮が絡んだ兵器密輸ルートがあると見て、兵器の発注元や最終的な輸送先を調べている。兵器は北朝鮮企業が所有していたものとされ、南アジアや中東などに複数の買い手が存在する可能性が浮上している。
朝日新聞が入手した捜査資料によると、乗組員はベラルーシ人1人とカザフスタン人4人。タイの裁判所は14日、兵器所持の容疑で5人に対する勾留(こうりゅう)延長を認めた。一方、押収されたのは地対空ミサイルが入ったコンテナ5箱に加え、240ミリロケット弾、対戦車ロケット「RPG7」などが入った大小のコンテナ計145個。兵器が北朝鮮製かどうか当局が調べている。
調べに対し乗組員は、貨物機はウクライナを出発後、北朝鮮で荷を積み、再びウクライナに戻る途中で、スリランカ、アラブ首長国連邦(UAE)、アゼルバイジャンにも立ち寄る予定だった、と供述している。いずれかの経由地で積み荷を下ろし、さらに南アジアや中東の別の国に運ぶルートがあるとみて調べている。乗組員は積み荷について「石油掘削機器と認識していた」と話す一方、荷を下ろす予定だった場所や買い手については供述を避けているという。
軍や警察では「イランやパキスタン、アフガニスタンなどで、旧ソ連製兵器の扱いに慣れた買い手を相手にする密輸組織が関与している可能性が高い」(捜査当局者)との見方が出ているという。
・・・・・・・・・・
そもそもウクライナを出発したとき、この貨物機、中は空だったのでしょうか?
まさか、手ぶらで出発したとは思えませんねえ。
しかし最終目的地がウクライナと言うのもおかしい。ウクライナは紛争地域ではありません。つまり武器なんて輸入しなくていいのです。
ウクライナをさらに中継してどこかへ武器を運んでいる可能性があります。あるいは道中、どこかで下ろしていた、とか。
この貨物機、いちいち給油しなくてもユーラシア大陸の半分を軽く飛べる飛行機だそうです。
にも関わらず、いろんな国を経由しているのがおかしいです。
今回の事件に関与していた国、グルジアとかベラルーシとか、それぞれみんな「知らなかった。うちの国は関与していない。」
と主張しています。
北朝鮮をのぞけば、一番怪しいウクライナも、かくれみの的な商社があるだけで、しかも実態はよく分からず、事件発生後は消えてしまう可能性が高いです。
こういう商売をする人間たちは、何重にも実体を隠していると思うので、真相ははっきり分からないままになってしまうのでは・・・と思います。
前回の記事でパイロットの定年は45歳、と書きましたが、どうしてこんなに早いのかと言うと、旧ソ連では旅客機のパイロットであっても、空軍の軍人の扱い(養成や訓練を受けたのが空軍内だから。)であるため、軍人としての定年制が適用されるからです。
ベラルーシ人から
「うちのお父さんはアエロフロートのパイロットでした。日本にも行ったことがあるよ。」
と聞いたとします。でも日本人のパイロットとはだいぶニュアンスがちがい、実際には空軍の軍人なのです。
ソ連軍では空軍の軍人の定年は45歳なので、旅客機の操縦士だった、という人も45歳で定年を迎える、ということなのです。
そして軍人としての年金をもらいます。と言うことなのです。分かってくれたかな?
南アジア・中東に複数の買い手か 北朝鮮から空輸の兵器(朝日新聞) - goo ニュース
記事全文はこちらです。
2009年12月15日7時5分
【バンコク=山本大輔】北朝鮮を出てバンコクの空港に着いた貨物機から大量の兵器が見つかった事件で、タイ当局は、北朝鮮が絡んだ兵器密輸ルートがあると見て、兵器の発注元や最終的な輸送先を調べている。兵器は北朝鮮企業が所有していたものとされ、南アジアや中東などに複数の買い手が存在する可能性が浮上している。
朝日新聞が入手した捜査資料によると、乗組員はベラルーシ人1人とカザフスタン人4人。タイの裁判所は14日、兵器所持の容疑で5人に対する勾留(こうりゅう)延長を認めた。一方、押収されたのは地対空ミサイルが入ったコンテナ5箱に加え、240ミリロケット弾、対戦車ロケット「RPG7」などが入った大小のコンテナ計145個。兵器が北朝鮮製かどうか当局が調べている。
調べに対し乗組員は、貨物機はウクライナを出発後、北朝鮮で荷を積み、再びウクライナに戻る途中で、スリランカ、アラブ首長国連邦(UAE)、アゼルバイジャンにも立ち寄る予定だった、と供述している。いずれかの経由地で積み荷を下ろし、さらに南アジアや中東の別の国に運ぶルートがあるとみて調べている。乗組員は積み荷について「石油掘削機器と認識していた」と話す一方、荷を下ろす予定だった場所や買い手については供述を避けているという。
軍や警察では「イランやパキスタン、アフガニスタンなどで、旧ソ連製兵器の扱いに慣れた買い手を相手にする密輸組織が関与している可能性が高い」(捜査当局者)との見方が出ているという。
・・・・・・・・・・
そもそもウクライナを出発したとき、この貨物機、中は空だったのでしょうか?
まさか、手ぶらで出発したとは思えませんねえ。
しかし最終目的地がウクライナと言うのもおかしい。ウクライナは紛争地域ではありません。つまり武器なんて輸入しなくていいのです。
ウクライナをさらに中継してどこかへ武器を運んでいる可能性があります。あるいは道中、どこかで下ろしていた、とか。
この貨物機、いちいち給油しなくてもユーラシア大陸の半分を軽く飛べる飛行機だそうです。
にも関わらず、いろんな国を経由しているのがおかしいです。
今回の事件に関与していた国、グルジアとかベラルーシとか、それぞれみんな「知らなかった。うちの国は関与していない。」
と主張しています。
北朝鮮をのぞけば、一番怪しいウクライナも、かくれみの的な商社があるだけで、しかも実態はよく分からず、事件発生後は消えてしまう可能性が高いです。
こういう商売をする人間たちは、何重にも実体を隠していると思うので、真相ははっきり分からないままになってしまうのでは・・・と思います。
前回の記事でパイロットの定年は45歳、と書きましたが、どうしてこんなに早いのかと言うと、旧ソ連では旅客機のパイロットであっても、空軍の軍人の扱い(養成や訓練を受けたのが空軍内だから。)であるため、軍人としての定年制が適用されるからです。
ベラルーシ人から
「うちのお父さんはアエロフロートのパイロットでした。日本にも行ったことがあるよ。」
と聞いたとします。でも日本人のパイロットとはだいぶニュアンスがちがい、実際には空軍の軍人なのです。
ソ連軍では空軍の軍人の定年は45歳なので、旅客機の操縦士だった、という人も45歳で定年を迎える、ということなのです。
そして軍人としての年金をもらいます。と言うことなのです。分かってくれたかな?
12月13日に起こったニュース。「タイ着陸の貨物機から北朝鮮製兵器が大量押収」
ニュース記事のリンクはこちら。発覚した13日より詳しい内容の14日の記事にリンクしています。
北兵器積載の貨物機、操縦士「行き先はウクライナ」(聯合ニュース) - goo ニュース
記事全文はこちらです。
2009年12月14日(月)11:20
(聯合ニュース)
【バンコク13日聯合ニュース】タイ・ドンムアン空港で先ごろ欧州国籍の貨物機からミサイルなど北朝鮮製の兵器35トンが見つかり、当局に押収された事件で、操縦士が最終目的地はウクライナだったと供述した。
タイの日刊紙「ネーション」が13日に報じたところによると、拘束されたベラルーシ出身の操縦士は警察の調べに対し、「ウクライナを出発し北朝鮮に到着後、商品を積んだ。平壌をたちドンムアン空港とスリランカで再給油し、ウクライナで貨物を降ろす予定だった」と供述したという。また、ウクライナから平壌に向かう途中、アゼルバイジャンやアラブ首長国連邦、タイで再給油を受けたと話した。
操縦士は飛行スケジュールに関しては素直に自白したものの、自身や同僚乗務員が兵器を輸送した疑いについては全面的に否認した。乗務員らは商品輸送のために雇われており、兵器が積まれているとは知らなかったと主張したという。貨物機にはベラルーシ出身の4人とカザフスタン出身の1人が乗務員として搭乗していた。
・・・・・・・・
この記事中にはちょっと間違いがあります。登場していた乗務員5人のうち、ベラルーシ人は1人。4人がカザフスタン人です。
武器を輸出したのが北朝鮮。
貨物機はグルジア籍。
出発地点と最終目的地はウクライナ。
給油のため立ち寄った国がアゼルバイジャンやアラブ首長国連邦、タイ。(スリランカは帰路に寄る予定。)
「あの貨物機、怪しいぞ。」と密かに通達してきていたのがアメリカ。
乗務していて拘束されたのがベラルーシ人とカザフスタン人・・・と判明した途端、なぜかタイ警察はそのことを真っ先にロシア大使館に連絡。(ロシア語ができる通訳の派遣の要請をした。現在は拘束した5人のパスポートなどの書類はロシア大使館が保管している。)・・・
・・・といういろんな国が関わっている事件です。
5人の乗務員のうちベラルーシ人操縦士は機長の役割だったらしく、この件に関して一番詳細を知っている可能性があると思われているようです。実際に乗務員代表のように、タイの警察への取調べにいろいろ答えているようです。
拘束期間は12日で、起訴される見通し。裁判の流れによっては最大禁固10年の刑が言い渡される可能性があるそうです。
ベラルーシ人が輸送に関わっていた、ということで、ベラルーシの在ベトナム大使館(タイにはベラルーシ大使館はないみたいですね。)が対応しています。
それよりもっと事件に関わりがありそうなウクライナ側からは、この件についての情報が伝わってこない。なぜだ?
乗務員5人は「武器が積まれているとは知らなかった。」と武器輸出への関与を全面否定。石油採掘用重機(つまり商品)を輸送している、と説明していたそうです。
ソ連時代、空軍というものは一つだけで、そこでロシア出身やベラルーシ出身やいろんな人種のパイロットが養成されていたわけです。
ソ連空軍のパイロットというのは45歳が定年です。(ただし出世していて、空軍内の何らかの役職などに就いていた場合は、定年は延びます。)
定年後に生まれ故郷のベラルーシに戻ってきました、という元パイロットもたくさんいます。
しかし45歳以上の年齢になったら、急に飛行機の操縦が体力的、身体的、精神的に不可能になるのか、と言うと、もちろんそうではありません。
「まだ46歳。飛行機の操縦はできるぞ。」
という元パイロットがいるわけです。
そして45歳の定年後はふつう、年金をもらいながら再就職する人が多いです。収入の道が複数あるほうがいいわけですからね。
しかし再就職後の職種が「あまり給料がよくない。」とか、「やっぱり空を飛ぶのが好きだ。」という定年後の人生に不満を持つ元パイロットがいます。
そういう人が桁違いの給料に魅かれて、そしてまた空を飛べるということで、紛争地域の貨物機の操縦、という危険なアルバイトをすることがあります・・・。
主に紛争地域への兵士や物資の輸送に関わるわけです。
ゲリラ部隊などから敵機と見なされ攻撃を受ける可能性がある危険な仕事です。しかしお金がほしいばかりにそういう仕事をする元旧ソ連空軍パイロットがいます。
今回の事件で拘束されたベラルーシ人操縦士、氏名はこちらのマスコミは公表していますが、年齢ははっきりしていません。(私が画像を見た限りでは、明らかに若くない人・・・。)
しかし、この人も危険だけれど、成功すれば一度にたくさんお金がもらえる仕事、ということでこの貨物機に乗り込んだのではないでしょうか? こういう仕事をするのもおそらく初めてではないのでしょう。
おかしい、危ないと思いつつも、何を運んでいるのか、知らない、いや詳しく質問することすらしない、というのも給料のうちに入っていたのかもしれません。
中心人物ではないけれどベラルーシ人が関わっていた国際的な事件・・・ということですが・・・首謀者はどこの誰?
事件の核心を明らかにしてほしいです。
ニュース記事のリンクはこちら。発覚した13日より詳しい内容の14日の記事にリンクしています。
北兵器積載の貨物機、操縦士「行き先はウクライナ」(聯合ニュース) - goo ニュース
記事全文はこちらです。
2009年12月14日(月)11:20
(聯合ニュース)
【バンコク13日聯合ニュース】タイ・ドンムアン空港で先ごろ欧州国籍の貨物機からミサイルなど北朝鮮製の兵器35トンが見つかり、当局に押収された事件で、操縦士が最終目的地はウクライナだったと供述した。
タイの日刊紙「ネーション」が13日に報じたところによると、拘束されたベラルーシ出身の操縦士は警察の調べに対し、「ウクライナを出発し北朝鮮に到着後、商品を積んだ。平壌をたちドンムアン空港とスリランカで再給油し、ウクライナで貨物を降ろす予定だった」と供述したという。また、ウクライナから平壌に向かう途中、アゼルバイジャンやアラブ首長国連邦、タイで再給油を受けたと話した。
操縦士は飛行スケジュールに関しては素直に自白したものの、自身や同僚乗務員が兵器を輸送した疑いについては全面的に否認した。乗務員らは商品輸送のために雇われており、兵器が積まれているとは知らなかったと主張したという。貨物機にはベラルーシ出身の4人とカザフスタン出身の1人が乗務員として搭乗していた。
・・・・・・・・
この記事中にはちょっと間違いがあります。登場していた乗務員5人のうち、ベラルーシ人は1人。4人がカザフスタン人です。
武器を輸出したのが北朝鮮。
貨物機はグルジア籍。
出発地点と最終目的地はウクライナ。
給油のため立ち寄った国がアゼルバイジャンやアラブ首長国連邦、タイ。(スリランカは帰路に寄る予定。)
「あの貨物機、怪しいぞ。」と密かに通達してきていたのがアメリカ。
乗務していて拘束されたのがベラルーシ人とカザフスタン人・・・と判明した途端、なぜかタイ警察はそのことを真っ先にロシア大使館に連絡。(ロシア語ができる通訳の派遣の要請をした。現在は拘束した5人のパスポートなどの書類はロシア大使館が保管している。)・・・
・・・といういろんな国が関わっている事件です。
5人の乗務員のうちベラルーシ人操縦士は機長の役割だったらしく、この件に関して一番詳細を知っている可能性があると思われているようです。実際に乗務員代表のように、タイの警察への取調べにいろいろ答えているようです。
拘束期間は12日で、起訴される見通し。裁判の流れによっては最大禁固10年の刑が言い渡される可能性があるそうです。
ベラルーシ人が輸送に関わっていた、ということで、ベラルーシの在ベトナム大使館(タイにはベラルーシ大使館はないみたいですね。)が対応しています。
それよりもっと事件に関わりがありそうなウクライナ側からは、この件についての情報が伝わってこない。なぜだ?
乗務員5人は「武器が積まれているとは知らなかった。」と武器輸出への関与を全面否定。石油採掘用重機(つまり商品)を輸送している、と説明していたそうです。
ソ連時代、空軍というものは一つだけで、そこでロシア出身やベラルーシ出身やいろんな人種のパイロットが養成されていたわけです。
ソ連空軍のパイロットというのは45歳が定年です。(ただし出世していて、空軍内の何らかの役職などに就いていた場合は、定年は延びます。)
定年後に生まれ故郷のベラルーシに戻ってきました、という元パイロットもたくさんいます。
しかし45歳以上の年齢になったら、急に飛行機の操縦が体力的、身体的、精神的に不可能になるのか、と言うと、もちろんそうではありません。
「まだ46歳。飛行機の操縦はできるぞ。」
という元パイロットがいるわけです。
そして45歳の定年後はふつう、年金をもらいながら再就職する人が多いです。収入の道が複数あるほうがいいわけですからね。
しかし再就職後の職種が「あまり給料がよくない。」とか、「やっぱり空を飛ぶのが好きだ。」という定年後の人生に不満を持つ元パイロットがいます。
そういう人が桁違いの給料に魅かれて、そしてまた空を飛べるということで、紛争地域の貨物機の操縦、という危険なアルバイトをすることがあります・・・。
主に紛争地域への兵士や物資の輸送に関わるわけです。
ゲリラ部隊などから敵機と見なされ攻撃を受ける可能性がある危険な仕事です。しかしお金がほしいばかりにそういう仕事をする元旧ソ連空軍パイロットがいます。
今回の事件で拘束されたベラルーシ人操縦士、氏名はこちらのマスコミは公表していますが、年齢ははっきりしていません。(私が画像を見た限りでは、明らかに若くない人・・・。)
しかし、この人も危険だけれど、成功すれば一度にたくさんお金がもらえる仕事、ということでこの貨物機に乗り込んだのではないでしょうか? こういう仕事をするのもおそらく初めてではないのでしょう。
おかしい、危ないと思いつつも、何を運んでいるのか、知らない、いや詳しく質問することすらしない、というのも給料のうちに入っていたのかもしれません。
中心人物ではないけれどベラルーシ人が関わっていた国際的な事件・・・ということですが・・・首謀者はどこの誰?
事件の核心を明らかにしてほしいです。
日本ユーラシア協会が発行している「日本とユーラシア」紙にベラルーシ経済についての記事を寄稿したのですが、9月15日発行の同紙に「ベラルーシ 市民生活の中の世界不況」というタイトルで掲載されました。
すでに数回にわたり「ユーラシア諸国の暮らしと経済」というシリーズが掲載されていたのですが、そのうちの1回分をベラルーシの庶民の目から見た経済状況、というテーマで執筆するのを担当しました。
私は経済が専門ではないので、あくまで市民感覚の文章しか書けません・・・。(汗)それでよければ、ということで、日本ユーラシア協会さんからの依頼をお受けしました。
掲載後は、分かりやすく好評です、と言われたのですが(だから、市民感覚の平易な文章しか書けないんですよ・・・。)1年に1回は同紙にベラルーシ記事を書いてくださいとのことでした。
ベラルーシのことを日本語で紹介できる機会がいただけるのは大変うれしいことですね。
「日本とユーラシア」は全国版ですので、協会会員の皆様はもちろん、非会員の方も機会がありましたら、ベラルーシの記事をぜひご覧ください。
すでに数回にわたり「ユーラシア諸国の暮らしと経済」というシリーズが掲載されていたのですが、そのうちの1回分をベラルーシの庶民の目から見た経済状況、というテーマで執筆するのを担当しました。
私は経済が専門ではないので、あくまで市民感覚の文章しか書けません・・・。(汗)それでよければ、ということで、日本ユーラシア協会さんからの依頼をお受けしました。
掲載後は、分かりやすく好評です、と言われたのですが(だから、市民感覚の平易な文章しか書けないんですよ・・・。)1年に1回は同紙にベラルーシ記事を書いてくださいとのことでした。
ベラルーシのことを日本語で紹介できる機会がいただけるのは大変うれしいことですね。
「日本とユーラシア」は全国版ですので、協会会員の皆様はもちろん、非会員の方も機会がありましたら、ベラルーシの記事をぜひご覧ください。
白鳥の湖ではなく、白鳥の池です。他にもいろんな水鳥が泳いでいます。いろいろご紹介しましたが、もっといろいろ動物がいます。
動物に触ってもいいコーナーもありました。(しかしいたのはヤギだけ。食欲旺盛。)
ほかにも生まれたばかりの子豚、ペリカン、めちゃくちゃ狭いプールに入れられている気の毒なアシカなどなど。
ニホンザルが見られなかったのが少々残念です。他にもいるはずなのにいなかった動物がいたので、また子どもを連れて動物園に行こうと思っています。
そのときにはきっともう少し施設面が充実し、もっとよくなっていると思います。(動物にとっても、見る人間にとっても。)
動物の写真はよく撮れた(と私が思うもの)作品は、おいおいつれづれ写真のコーナーで公開します。お楽しみに!
動物に触ってもいいコーナーもありました。(しかしいたのはヤギだけ。食欲旺盛。)
ほかにも生まれたばかりの子豚、ペリカン、めちゃくちゃ狭いプールに入れられている気の毒なアシカなどなど。
ニホンザルが見られなかったのが少々残念です。他にもいるはずなのにいなかった動物がいたので、また子どもを連れて動物園に行こうと思っています。
そのときにはきっともう少し施設面が充実し、もっとよくなっていると思います。(動物にとっても、見る人間にとっても。)
動物の写真はよく撮れた(と私が思うもの)作品は、おいおいつれづれ写真のコーナーで公開します。お楽しみに!
ミンスク動物園で「?」と思ったのは異種動物を同じゲージに入れていること。
関連のある動物なら分かるんですが、例えば、このラマとイノシシ(イノブタに見える・・・。)
両者の間に何か関係はあるのか? 私にはよく分かりませんでした。
イノシシはもくもくと穴を掘っていて、ラマもイノシシのことは無視。
他にもラマとラクダをいっしょに入れていたりしていましたが、住んでいる地域が全然違いますよね?
それから複数いる動物をあちこちのゲージに入れていました。ヤギは数が多いためか、3箇所に分散されていました。
あるゲージには、七面鳥(ただしヒナとメンドリだけ)、ハムスター、カメがまとめて入っていました。何か変な感じ・・・。(^^;)
またあるゲージには、ヤギ、ガチョウ、七面鳥(ただしオンドリだけ)が入れられてえさの奪い合いをしていました。(ガチョウのほうがヤギより気が強い・・・。)
ラクダも1頭はラマといっしょなのに、もう1頭は一人ぼっちで入れられていましたが、ふつう、ラクダはラクダでまとめないのでしょうか? 2頭ともオスどうしでわざと離しているのかな?
あとカラスが一羽だけいました。カラスなんて珍しくとも何ともないので、人間はみんな素通り・・・。
わざわざ動物園で飼わなくてもいいのではないか、第1位ですね。第2位はニワトリ。
あとのらねこが園内のあちこちで昼寝をしていました。(^^;)
関連のある動物なら分かるんですが、例えば、このラマとイノシシ(イノブタに見える・・・。)
両者の間に何か関係はあるのか? 私にはよく分かりませんでした。
イノシシはもくもくと穴を掘っていて、ラマもイノシシのことは無視。
他にもラマとラクダをいっしょに入れていたりしていましたが、住んでいる地域が全然違いますよね?
それから複数いる動物をあちこちのゲージに入れていました。ヤギは数が多いためか、3箇所に分散されていました。
あるゲージには、七面鳥(ただしヒナとメンドリだけ)、ハムスター、カメがまとめて入っていました。何か変な感じ・・・。(^^;)
またあるゲージには、ヤギ、ガチョウ、七面鳥(ただしオンドリだけ)が入れられてえさの奪い合いをしていました。(ガチョウのほうがヤギより気が強い・・・。)
ラクダも1頭はラマといっしょなのに、もう1頭は一人ぼっちで入れられていましたが、ふつう、ラクダはラクダでまとめないのでしょうか? 2頭ともオスどうしでわざと離しているのかな?
あとカラスが一羽だけいました。カラスなんて珍しくとも何ともないので、人間はみんな素通り・・・。
わざわざ動物園で飼わなくてもいいのではないか、第1位ですね。第2位はニワトリ。
あとのらねこが園内のあちこちで昼寝をしていました。(^^;)
別料金で馬に乗れます。70円と安いです。と言ってもその辺をちょっと行って帰ってくるだけで、実際に乗っているのは1分に満たないぐらいです。(^^;)
馬は大きい馬と子馬が交代で人を乗せています。
私たちが行ったときには子馬のほうは、柵の中に入っていました。
Y子はご満悦。(画像後方の工事現場は動物園増築中。今度来るときはどうなっているのかな・・・。)
私は結構高いので馬から落ちたらどうしよう・・・と思いました。
馬を引いているお姉さんは
「暑ー;」
という感じでした。この日ベラルーシは今年の最高気温29度だったのです。
久しぶりに暑かったです。
あまり暑いときに動物園に行くと動物が日陰(小屋の中)に隠れてしまってあまり姿を見せてくれません。
ミンスク動物園にはニホンザルがいるのですが、いつ行っても姿が見られませんでした。えさのりんごは置いてあったんだけど・・・
ライオンやヒョウも隠れてしまって出てこない。ビーバーもちらっとしか見られなかった。アナグマだけがずっとうろうろ歩き回っていました。(^^;)
1回動物園から脱走して有名になったトラのアリサもいない。(飼育員が鍵をかけ忘れ脱走。冬だったので川べりを歩いている姿が近所の団地のベランダからよく見えて、住人が警察に通報し、麻酔銃を撃たれて、眠ったところを動物園に戻された。よって被害なし。)
意外と冬に行くほうが動物がよく見られていいかもしれません。すいているだろうし動物園の違った姿が見られそう。(また動物の撮影のために冬に行こうかな・・・。)
馬と言えば、動物園の道を川のほうに進むと行き止まりの柵になっていました。そこから先には馬が何頭も放し飼いになっていました。
なるほど、つまりこの柵を閉じれば、あとは川なので、馬は逃げられないという構造になっている・・・はず・・・なのに、横の草地を歩いていたら、馬の放牧地帯にいつの間にか入ってしまいました。(^^;)
馬は逃げないの?
馬は大きい馬と子馬が交代で人を乗せています。
私たちが行ったときには子馬のほうは、柵の中に入っていました。
Y子はご満悦。(画像後方の工事現場は動物園増築中。今度来るときはどうなっているのかな・・・。)
私は結構高いので馬から落ちたらどうしよう・・・と思いました。
馬を引いているお姉さんは
「暑ー;」
という感じでした。この日ベラルーシは今年の最高気温29度だったのです。
久しぶりに暑かったです。
あまり暑いときに動物園に行くと動物が日陰(小屋の中)に隠れてしまってあまり姿を見せてくれません。
ミンスク動物園にはニホンザルがいるのですが、いつ行っても姿が見られませんでした。えさのりんごは置いてあったんだけど・・・
ライオンやヒョウも隠れてしまって出てこない。ビーバーもちらっとしか見られなかった。アナグマだけがずっとうろうろ歩き回っていました。(^^;)
1回動物園から脱走して有名になったトラのアリサもいない。(飼育員が鍵をかけ忘れ脱走。冬だったので川べりを歩いている姿が近所の団地のベランダからよく見えて、住人が警察に通報し、麻酔銃を撃たれて、眠ったところを動物園に戻された。よって被害なし。)
意外と冬に行くほうが動物がよく見られていいかもしれません。すいているだろうし動物園の違った姿が見られそう。(また動物の撮影のために冬に行こうかな・・・。)
馬と言えば、動物園の道を川のほうに進むと行き止まりの柵になっていました。そこから先には馬が何頭も放し飼いになっていました。
なるほど、つまりこの柵を閉じれば、あとは川なので、馬は逃げられないという構造になっている・・・はず・・・なのに、横の草地を歩いていたら、馬の放牧地帯にいつの間にか入ってしまいました。(^^;)
馬は逃げないの?
ミンスク動物園内には爬虫類館があります。独立した小さい建物になっており、ここだけ入場料を別料金で取られます。
入り口には爬虫類館などではなく「危険動物展」というポスターが貼ってあり、おどろおどろしい写真(口を開けたコブラなど)がデザインされています。
これを見て「う・・・怖そう。」「気持ち悪ーい!」「こういうのは苦手。」「お金もったいない。」と思ったベラルーシ人は素通りしていきます。
私も「安いけど別料金取られんのがねえ。」と思ったのですが、Y子が見たい見たいというので、中に入ることにしました。
切符売り場のお姉さんは爬虫類のようま無表情な顔で、
「ガラスケースを叩かないでください。」
と1人1人の入場者に注意・・・。
入ってみれば、意外に盛況で、しかもかなり狭いところにぎっしり動物がつまっていました。
危険動物って何だ? と言えば、毒蛇、大蛇、毒グモ、ワニ、トカゲ、巨大ゴキブリ(しかも卵が暗いところで光る)などがいました。
危険じゃなさそうなカエルやカメもいろいろいました。
画像はゴキブリの次に気持ち悪かったカエルです。
手足がどこにあるのか分からない・・・。頭しかなくてぶよぶよです。目に気がつかなければ、ドロが落ちているみたい。うへー。
説明によると中央アメリカや南アメリカに住んでいるカエルで、体内に水分をためて乾季に備えるカエルだそうです。だからぶよぶよに膨らんでいるのね。
他にも毒蛇にはいちいち「毒を持ってます。危険!!!」というどくろマーク入りシールが貼ってあります。
しかも「このヘビにかまれた人の傷口」「コブラが吹きかけた毒が目に入ってしまった人の顔」の写真まで貼ってあります。で、「この後この人は死んでしまいました。」といった説明も書いてあります。こわー。
言われなくてもガラスケースを叩こうとは思いません・・・。
しかし爬虫類の皆さんはそれもこれも冬眠中のように動きませんでした。
あまりにも動かないので、実はゴムでできたおもちゃなんじゃないか? というようなトカゲやヘビばかりでした。(^^;)
ワニも狭い水槽に入れられていて、全然動かない・・・。だから怖くない・・・。
毒グモも狭ーいケースに入れられていて、それでも巣を作っているのが、笑えるというか、哀しいというか・・・。
ただベラルーシの動物園は、
「こういうのを子どもが見るとショックではないか。」
と気を使ってえさやりを人のいない時間帯にする、といった繊細なことはしません。
なので、運がよければ(いや、悪ければ)爬虫類がえさの動物を食べる様子が見られかもしれません・・・。
私が見たときはヘビのお腹がふくらんでいました・・・。
動かないので写真が撮りやすいかと思ったのですが、ガラスの反射が邪魔になり、あまりきれいに撮影できませんでした。(照明も薄暗いし・・・。)
でも種類はけっこうたくさんあって、おもしろかったです。別料金を払って見る価値は大いにありです。
入り口には爬虫類館などではなく「危険動物展」というポスターが貼ってあり、おどろおどろしい写真(口を開けたコブラなど)がデザインされています。
これを見て「う・・・怖そう。」「気持ち悪ーい!」「こういうのは苦手。」「お金もったいない。」と思ったベラルーシ人は素通りしていきます。
私も「安いけど別料金取られんのがねえ。」と思ったのですが、Y子が見たい見たいというので、中に入ることにしました。
切符売り場のお姉さんは爬虫類のようま無表情な顔で、
「ガラスケースを叩かないでください。」
と1人1人の入場者に注意・・・。
入ってみれば、意外に盛況で、しかもかなり狭いところにぎっしり動物がつまっていました。
危険動物って何だ? と言えば、毒蛇、大蛇、毒グモ、ワニ、トカゲ、巨大ゴキブリ(しかも卵が暗いところで光る)などがいました。
危険じゃなさそうなカエルやカメもいろいろいました。
画像はゴキブリの次に気持ち悪かったカエルです。
手足がどこにあるのか分からない・・・。頭しかなくてぶよぶよです。目に気がつかなければ、ドロが落ちているみたい。うへー。
説明によると中央アメリカや南アメリカに住んでいるカエルで、体内に水分をためて乾季に備えるカエルだそうです。だからぶよぶよに膨らんでいるのね。
他にも毒蛇にはいちいち「毒を持ってます。危険!!!」というどくろマーク入りシールが貼ってあります。
しかも「このヘビにかまれた人の傷口」「コブラが吹きかけた毒が目に入ってしまった人の顔」の写真まで貼ってあります。で、「この後この人は死んでしまいました。」といった説明も書いてあります。こわー。
言われなくてもガラスケースを叩こうとは思いません・・・。
しかし爬虫類の皆さんはそれもこれも冬眠中のように動きませんでした。
あまりにも動かないので、実はゴムでできたおもちゃなんじゃないか? というようなトカゲやヘビばかりでした。(^^;)
ワニも狭い水槽に入れられていて、全然動かない・・・。だから怖くない・・・。
毒グモも狭ーいケースに入れられていて、それでも巣を作っているのが、笑えるというか、哀しいというか・・・。
ただベラルーシの動物園は、
「こういうのを子どもが見るとショックではないか。」
と気を使ってえさやりを人のいない時間帯にする、といった繊細なことはしません。
なので、運がよければ(いや、悪ければ)爬虫類がえさの動物を食べる様子が見られかもしれません・・・。
私が見たときはヘビのお腹がふくらんでいました・・・。
動かないので写真が撮りやすいかと思ったのですが、ガラスの反射が邪魔になり、あまりきれいに撮影できませんでした。(照明も薄暗いし・・・。)
でも種類はけっこうたくさんあって、おもしろかったです。別料金を払って見る価値は大いにありです。
ズーブルとコウノトリを見たら、あとはヤマネコを見ましょう。ベラルーシの森の中で鹿をおそって食べるという、とんでもないネコです。
この3種類の動物を見たら、ベラルーシの動物園に来たなと実感できるでしょう。
ちなみにヤマネコは写真に撮ることができませんでした。ずっとうろうろしているか、小屋の中にもぐりっぱなし。肉食動物なので、檻が頑丈に張り巡らされていて、うまく撮影できないです。(またの機会に・・・)
ミンスク動物園では希少動物だけではなく、農村で一般的によく飼われている家畜もたくさんいました。
アヒル、ガチョウ、ニワトリ、七面鳥、豚の家族・・・。
あ、でもどういうわけかウサギはいませんでしたね。
(ウサギは食べるためににベラルーシ人は飼っています。今でも。)(^^;)
そんな中、一番たくさんいたのがヤギ!
どれもこれも人なつこいです。人間を見ると近づいてきます。
動物園のあちこちには「動物にえさをあたえないでください」という看板が立っています。
しかしベラルーシ人は無視!
動物園に行くと決めたので、わざわざ「パンたくさん買って来ました!」という気合の入った家族連れがいっぱい。
ヤギやアヒルにパンやキャベツやクッキーやいろいろなものを柵越しに投げ入れています。
ラクダにパンをあげて、口をもぐもぐさせている間に
「さあ、今のうちよ!」
といっしょに記念撮影する一家も・・・。
それを見たY子は
「私も動物にえさあげたい!」
と言い出したのですが、私はそんなもの全く用意してこなかったし、動物園に「えさをあたえないで。」と言われているんだからダメ! と言っていました。
しかしまあ、柵の足元に生えている雑草はヤギにかじられているようなので、草ならいいか・・・と思い、
「ヤギに草ならあげてよい。」
とY子に言ったところ、このような写真が撮れました。
ヤギは大喜びで雑草を食べていました。(Y子につきまとっていた・・・。)
でもやはり皆さん、動物園の動物に勝手にえさをあげるのはやめましょう。特に高カロリーのえさはよくないですよ・・・と言いたい・・・しかしベラルーシ人は好き勝手にやっております。(^^;)
この3種類の動物を見たら、ベラルーシの動物園に来たなと実感できるでしょう。
ちなみにヤマネコは写真に撮ることができませんでした。ずっとうろうろしているか、小屋の中にもぐりっぱなし。肉食動物なので、檻が頑丈に張り巡らされていて、うまく撮影できないです。(またの機会に・・・)
ミンスク動物園では希少動物だけではなく、農村で一般的によく飼われている家畜もたくさんいました。
アヒル、ガチョウ、ニワトリ、七面鳥、豚の家族・・・。
あ、でもどういうわけかウサギはいませんでしたね。
(ウサギは食べるためににベラルーシ人は飼っています。今でも。)(^^;)
そんな中、一番たくさんいたのがヤギ!
どれもこれも人なつこいです。人間を見ると近づいてきます。
動物園のあちこちには「動物にえさをあたえないでください」という看板が立っています。
しかしベラルーシ人は無視!
動物園に行くと決めたので、わざわざ「パンたくさん買って来ました!」という気合の入った家族連れがいっぱい。
ヤギやアヒルにパンやキャベツやクッキーやいろいろなものを柵越しに投げ入れています。
ラクダにパンをあげて、口をもぐもぐさせている間に
「さあ、今のうちよ!」
といっしょに記念撮影する一家も・・・。
それを見たY子は
「私も動物にえさあげたい!」
と言い出したのですが、私はそんなもの全く用意してこなかったし、動物園に「えさをあたえないで。」と言われているんだからダメ! と言っていました。
しかしまあ、柵の足元に生えている雑草はヤギにかじられているようなので、草ならいいか・・・と思い、
「ヤギに草ならあげてよい。」
とY子に言ったところ、このような写真が撮れました。
ヤギは大喜びで雑草を食べていました。(Y子につきまとっていた・・・。)
でもやはり皆さん、動物園の動物に勝手にえさをあげるのはやめましょう。特に高カロリーのえさはよくないですよ・・・と言いたい・・・しかしベラルーシ人は好き勝手にやっております。(^^;)
ベラルーシのシンボルである動物、ズーブル(ヨーロッパ・バイソン)です。
しかしこれは子どものズーブルで小さかったです。でも子どもとは言え、普通の牛ぐらいの大きさがあります。
隣のゲージに大人のズーブルがいましたが、暑かったのか、小屋の中に入っていました。
それにやっぱり柵とか網とかあると、写真が撮りにくい・・・。
日本人の皆様にはぜひ一度、大人のズーブル(特にオス)を生で見ていだきたいです。
この子どもズーブルは動物園生まれらしく、人なつっこかったです。(^^)
しかしこれは子どものズーブルで小さかったです。でも子どもとは言え、普通の牛ぐらいの大きさがあります。
隣のゲージに大人のズーブルがいましたが、暑かったのか、小屋の中に入っていました。
それにやっぱり柵とか網とかあると、写真が撮りにくい・・・。
日本人の皆様にはぜひ一度、大人のズーブル(特にオス)を生で見ていだきたいです。
この子どもズーブルは動物園生まれらしく、人なつっこかったです。(^^)
こちらは黒コウノトリです。ふつうのコウノトリだと、ベラルーシではちょっと郊外へ行けば、そのへんを飛んでいたり、民家の屋根や電柱の上に巣を作っているのが見られます。
しかし黒いコウノトリは大変珍しく、野生のものはめったにお目にかかれないそうです。
天然記念物として指定されており、保護されています。黒コウノトリと言ってもお腹の部分は白いですね。
ミンスクの動物園に行けば見られるのがうれしいですね。
これも数を増やす目的でつがいで入れられているんでしょうね。ただその隣のゲージにもう一羽黒コウノトリがさびしく入れられていました。(^^;)
ふつうのコウノトリとちがって、狭いところに入れられているのが少々気の毒でした。これも保護のため?
それと柵の網目がじゃまでうまく撮影できないですね。
この動物園ではただ動物を見せるだけではなく、希少動物の保護にも力を入れているそうです。
カメラの電池が切れた(^^;)のと柵の網目が細かくて上手に撮影できそうになかったのですが、オオカミが2頭いたのを写真にとれませんでした。
そのうちの1頭は後ろ足をけがしていて、3本足で歩いていました。
ベラルーシの森でけがしたところを(だから捕獲できたのでしょうが)保護されて、この動物園に入れられたのかもしれませんね。
しかし黒いコウノトリは大変珍しく、野生のものはめったにお目にかかれないそうです。
天然記念物として指定されており、保護されています。黒コウノトリと言ってもお腹の部分は白いですね。
ミンスクの動物園に行けば見られるのがうれしいですね。
これも数を増やす目的でつがいで入れられているんでしょうね。ただその隣のゲージにもう一羽黒コウノトリがさびしく入れられていました。(^^;)
ふつうのコウノトリとちがって、狭いところに入れられているのが少々気の毒でした。これも保護のため?
それと柵の網目がじゃまでうまく撮影できないですね。
この動物園ではただ動物を見せるだけではなく、希少動物の保護にも力を入れているそうです。
カメラの電池が切れた(^^;)のと柵の網目が細かくて上手に撮影できそうになかったのですが、オオカミが2頭いたのを写真にとれませんでした。
そのうちの1頭は後ろ足をけがしていて、3本足で歩いていました。
ベラルーシの森でけがしたところを(だから捕獲できたのでしょうが)保護されて、この動物園に入れられたのかもしれませんね。