電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

丸万の栗饅が美味しかった

2016年01月16日 06時15分59秒 | Weblog
先日、某さんからお土産にいただいた、東京新橋虎ノ門の菓子舗「丸万」の栗饅頭がとても美味しかったので、記録のためにメモしておきましょう。

とくに、餡がしっとりしていて、よくあるパサパサしたところがなく絶妙の美味しさと感じました。自家製の餡にこだわっているお店なのだそうで、さもありなんという感じでした。

(*):丸万のウェブサイト

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富岡楽器で山形弦楽四重奏団の第58回定期のチケットを購入する

2016年01月15日 06時04分24秒 | 散歩外出ドライブ
先日、昼休みに山形市七日町の富岡楽器まで行き、山形弦楽四重奏団の第58回定期演奏会のチケットを購入してきました。明日の土曜日は、16時から山響こと山形交響楽団の第250回定期演奏会の予定で、1月28日の木曜日が山Qこと山形弦楽四重奏団の定期演奏会です。

ちなみに、山響定期のほうは、山形テルサホール、16時開演で

  • ボロディン/歌劇「イーゴリ公」序曲
  • ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 op.26 Vn:成田達輝
  • チャイコフスキー/交響曲 第1番 ト短調 op.13「冬の日の幻想」
     ミハウ・ドヴォジンスキ指揮、山形交響楽団

というプログラムで、山Q定期のほうは、文翔館議場ホール、19時開演で、

  • B.バルトーク 弦楽四重奏曲第2番 Op.17 Sz.67
  • F.シューベルト 弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 D.87
  • F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲ハ長調 Op54-2

というものです。今から楽しみです。



ついでに購入した音楽CDもメモしておきましょう。
トン・コープマン指揮のアムステルダム・バロック管弦楽団による演奏で、J.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲全集」(エラート)です。クレンペラーやカラヤンなど、かつての大家の演奏がパブリック・ドメインの仲間入りをし、重々しい堂々たる演奏を自由に聴くことができるようになりましたが、逆に1983年に収録された古楽奏法を特徴とする演奏のデジタル録音が、2枚組1,851円(税込み)という廉価盤で販売されていることにも、思わず時代を感じてしまいます。

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エルカセットという規格の記憶から

2016年01月14日 06時05分34秒 | クラシック音楽
書棚の大整理で出現した昔のオーディオ・カタログには、様々な録音機のものも多く含まれておりました。その中でも極めつけは、エルカセット・デッキでしょうか。これは、コンパクト・カセットのテープ速度(4.75cm/s)を倍速の9.5cm/sに上げ、さらにテープ幅もオープンリールと同じ幅にして、文庫本サイズの大きさのカセットに入れたもので、オープンリールの音をカセットに、という構想のものでした。



登場したときは、その音の良さに驚いたものでしたが、ウォークマンにもカーステレオ用にも使えないことから、クロームテープやメタルテープなどで改善されたコンパクトカセットに負けてしまい、結局はものになりませんでした。



写真は、エルカセットとコンパクトカセットを用いた生録音用のカセットデンスケです。一時、これをかついで生録音に凝ったものでした(^o^;)>poripori



では、当時の目標とされていたオープンリール・テープデッキにはどんなものがあったのか。残っているカタログの写真で、ざっと振り返って見ると、こんなふうです:






レコードプレーヤーにはダイレクト・ドライブの製品が登場し、ワウフラッタ値が劇的に改善されたことに驚きました。



一方で、自分で作る「自作派」も少なくなく、ラックスキットなど対応したキット製品もありました。




1980年代の前半には、ヤマハの「ポータサウンド」など電子的な音源を用いた電子楽器が普及しました。我が家でも子ども用に小型の「ポータサウンド」を購入し、だいぶ遊んで楽しみました。この頃、世間では MSX など 8ビットのパーソナル・コンピュータで、ピコピコキュンキュンという音をいじるのが流行しておりました。







当時、私は子育て真っ最中のアパート暮らしで、オーディオ趣味も事実上ムリでした(*1)し、電子音も子供のおもちゃとしか考えていませんでした。むしろ、職場に導入された NECのPC-8001 で表集計のプログラムを作るなどプログラミングに夢中になっており、漢字を自在に使えることを夢見ておりました。オーディオからコンピュータへ、主たる関心が移行した時期の記憶です。

(*1):マーラー「交響曲第4番」を子守歌にした子が~「電網郊外散歩道」2005年6月

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のんびりし過ぎると備忘録のページは進まない

2016年01月13日 06時00分08秒 | Weblog
畑仕事もない冬の休日に、自宅でのんびりし過ぎると、備忘録のページは進みません。うっかりすると、開かれずに終わることもあります。忙しくしている時の方が、忘れてはならじと書き込むのでしょう。

逆に、15分刻みで用件を次々に済ませなければならないほど激しく多忙だった時も、手近にある紙切れに書き付けて済ませることも少なくありませんでした。備忘録に丁寧に書き込むような余裕がなかったからでしょう。

今年は記録的に雪が少なく、除雪機もまだ稼働しておりません。したがって、時間的には比較的余裕のある生活で、思い切った書棚の整理などもできるのが嬉しいところです。どうやら、備忘録を書けるくらいの余裕を持った日常というか、適度の刺激もある生活のペースが、いちばん良いみたいです。

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昔、システム・コンポーネント・ステレオというのが流行していた

2016年01月12日 06時03分43秒 | クラシック音楽
昔、といっても1970年代後半のことだと思いますが、システム・コンポーネント・ステレオというのが流行していました。代表的なのが、パイオニア社の「プロジェクト」というシリーズです。書棚の整理をしていたら、このカタログが出てきましたので、懐かしいと思われる方もおられるかと思い、写真でご紹介しましょう。





要するに、レコードプレーヤーとプリメインアンプ、チューナーにカセットデッキを収納するセンターキャビネット、左右には高さのそろったスピーカーシステム、という組み合わせです。




ご丁寧に、機器には価格別に機能が増減され、スイッチの数で値段の高低がわかるしくみでした。実際には、LPの枚数はどんどん増えてキャビネットの中には収まりきらず、カセットデッキでエアチェックするにはFM放送用の専用アンテナが必要になりました。



また、写真のような広~い部屋を持っている人はそう多くなく、狭い部屋をデカいステレオが占拠するのはアホらしいということで、しだいにすたれていきました。この後継になったのが、ミニコンポだったのでしょう。

実際の音は、キラキラした高音と不自然に強調された低音が特徴的な、いわゆる「ドンシャリ」音で、フルレンジ・スピーカの自然な音に魅力を感じていた当方の趣味とはかなり遠いものだったと記憶していますが、それでも大ブームとなったものでした。一つの時代を感じます。

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新倉瞳(Vc)、飯森範親・山響でエルガー「チェロ協奏曲」他を聴く

2016年01月11日 06時04分36秒 | -協奏曲
昨年5月の山形交響楽団第245回定期演奏会で、新倉瞳さんのチェロで、エルガーのチェロ協奏曲とブルッフの「コル・ニドライ」等を聴きました。このときの録音がCDになりましたので、ここしばらく通勤の音楽として繰り返し聴いておりました。このたび、ようやく車から自室へ移し、ステレオ装置で、また簡易なPC-audioで聴いているところです。



エルガーのチェロ協奏曲は、当ブログで取り上げた(*1)のが2006年の12月ですから、近年になって、というよりもブログがきっかけとなって聴くようになった曲です。その点からいうと、かなり遅く親しんだ曲なのでした。ところが、エルガーの「チェロ協奏曲」の魅力にはまり、フルニエ盤、デュ・プレ盤、そして今度の新倉瞳さんの新録音と、私としては短期間にかなり顕著な集中ぶりです。

新倉瞳さんと飯森/山響盤は、とくに後半にやや速めのテンポをとり、音楽が豊かに流れて行きます。ここでは、表現の巨大さを求めるあまり音楽が停滞するようなことはありません。オーケストラの響きが澄んでいて、純度の高い音になっています。残響が豊かな、あまり大きくない規模のホールのせいもあり、速い技巧的パッセージも見事な独奏チェロが、オーケストラの中でしっかりと存在感を示します。この特徴は、最後に収められたオーケストラ伴奏版の「鳥の歌」によく示され、実に魅力的な音楽になっています。ご本人のサインをいただけなかったのは残念ですが、良いCDを入手できたと喜んでいるところです。

他にブルッフの「コル・ニドライ」も収録されており、録音がたいへん鮮明なのもありがたい。2015年10月8日~10日に収録されたデジタル録音で、企画制作はソニー・ミュージックダイレクト、発売は(株)ミューズエンターテインメント社となっています。型番は MECO-1032 と読み取れますが、老眼鏡をかけても O なのか D なのか判別が難しい書体です。もしかしたら、MECD-1032 かもしれません。このあたり、デザイナーさんにはもう少しユニバーサルデザインを心がけていただきたいところです。

■新倉瞳(Vc)、飯森範親・山響 盤
I=7'42" II=4'36" III=4'24" IV=11'08" total=27'50"

(*1):エルガー「チェロ協奏曲」を聴く~「電網郊外散歩道」2006年12月
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佐伯泰英『竹屋ノ渡~居眠り磐音江戸双紙(50)』を読む

2016年01月10日 06時03分42秒 | -佐伯泰英
だいぶ前に著者が50巻で完結予定と公言していたのが、先にもう一巻増えそうなのでゴメンネと予告していた『居眠り磐音江戸双紙』シリーズ、このたび第50巻と第51巻が同時刊行され、ようやく完結しましたが、作者はどんなふうに決着させたのか、興味深いところです。その第50巻、佐伯泰英著『竹屋ノ渡』を読みました。

第1話:「父と子」。姥捨の郷で生まれた空也クン、今や14歳となり、一人稽古の時期を過ぎて道場での稽古を許されています。その実力は、今や師範代となった神原辰之助も瞠目するまでに成長し、本人も父・磐音の後継者として自覚して来ているようです。江戸城において、将軍・徳川家斉と対面し、後継として認められたのですから、神保小路に尚武館道場を再興することも含めて、速水左近さんの助力が大きいですなあ。
第2話:「殴られ屋侍、戻る」。シリーズ第25巻『白桐ノ夢』(*1)で、殴られ屋という面白い商売をしていた武士がいました。実は旧藩を救った行為を逆恨みされ、敵として追われる立場でしたが、返り討ちにして諸国浪々の旅に出たのではなかったかと思います。その向田源兵衛さん、神保小路の尚武館道場が取り壊されたことを知り、小梅村を訪ねてきたのでした。うーむ、この人の再登場という私の予想は、見事に当たりました(^o^)/
第3話:「右近の決断」。速水右近にも婿入り話が舞い込み、実は迷っているところで向田源兵衛と立会うことになり、なにやら悟るところがあった模様です。おそらくは、剣術家として非情になりきれない自分の性格に気づいたということでしょう。婿入り話のお相手は、どうも右近の亡き友の妹らしい。いい話ではないですか。磐音は、神保小路に尚武館道場を再興した後の小梅村に、田丸輝信を補佐する形で向田源兵衛さんに客分として助力を依頼します。豊後関前藩では、奈緒母子が紅花栽培で苦労しているようです。残る気がかりは、土子順桂吉成との件です。
第4話:「尚武館再興」。今は物産事業で貧乏藩を返上したらしい関前藩は、尚武館道場の再興に祝い金五百両を奮発します。しかし、中居半蔵のねらいは別のところにありました。坂崎正睦が病がちとなった隙を狙って、どうも中老一派が私腹を肥やし、藩の実権を握ろうと画策しているらしい。坂崎磐音と空也の父子は直心影流の奥義を徳川家斉に披露し、尚武館は実質的に徳川家の道場となった形です。
第5話:「十一年目の誓い」。土子順桂吉成との果し合いは、酒を酌み交わした上で静かに始まり、見事に終わります。この場面は、歌舞伎というよりは能の場面のようですなあ。後に残る課題は、関前藩に残る、国家老・坂崎正睦が未だに引退できない事情に大鉈をふるうことでしょう。いつのまにか寛政の改革も終わりを告げ、松平定信も老中首座を退きます。



うーむ、本書の表題は、物語の結末に向かってこれまでの話の流れを渡すという意味も掛けたのでしょうか。舞台はどうやら豊後関前藩に移りそうな気配です。思えば、『陽炎ノ辻』で三人の若者が斬り合うはめに陥った物語の始まりも豊後関前藩でした。長い物語の大団円は、やはり始まりに戻らなければならないのでしょう。

(*1):佐伯泰英『白桐ノ夢~居眠り磐音江戸双紙(25)』を読む~「電網郊外散歩道」2009年7月

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いや~失敗、失敗。

2016年01月09日 06時05分11秒 | コンピュータ
Windowsデスクトップ機もPCオーディオに加えるために、ONKYO のボードを注文し、お正月には届いておりました。先日、書棚の整理の合間にパソコン本体のカバーを開けて、ボードを差し込もうとしましたが、なんと! こちらは単なる PCI ではなくて、PCI-Express だったのでした。




それならば、現用の Ubuntu機に接続したらどうかとカバーを開けたら、これも同じ。大失敗です(^o^)/




しかたがありません。このボードは、Microsoft Office 環境のために残している WindowsXP 機(2002年に購入)のほうに接続し、ローカル宅内ネットワークで運用することにしましょう。

教訓:古いボード類は、動作OSの確認だけで飛びつくべからず。

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書店で新刊の文庫本を購入する

2016年01月08日 06時02分18秒 | 散歩外出ドライブ
先日、出先で時間があったので最寄りの書店に立ち寄り、文庫本の新刊書を眺めて来ました。そうしたら、次の三冊を発見。

  • 佐伯泰英『竹屋ノ渡~居眠り磐音江戸双紙(50)』(双葉文庫)
  • 佐伯泰英『旅立ノ朝~居眠り磐音江戸双紙(51)』(双葉文庫)
  • あべ美佳『いしゃ先生』(PHP文芸文庫)

前の二冊は、言わずと知れた『居眠り磐音江戸双紙』シリーズの完結となるものです。予告どおり50巻では終わらず、51巻で完結となった模様。後の一冊は、先ごろ山形先行上映を観てきた映画『いしゃ先生』の原作本のようです。

片方で本棚の整理処分に追われながら他方でまた本を増やすのは、矛盾と言えばたしかに矛盾ですが、日本経済への貢献などというホラ話まで持ち出さずとも、学生時代のデカい・厚い教科書を処分して小さく薄い文庫本に置き換えていると考えれば、たいへん合理的な話です(^o^)/

さっそく、少しずつ読んでおります。

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少しずつ本棚の整理と処分がすすむ

2016年01月07日 06時03分43秒 | 手帳文具書斎
暮れから課題としている我が家の本棚の一斉整理は、少しずつ処分をすすめ、だいぶ空きができて来ました。学生時代からの蓄積を、時には写真を撮るなどして未練を振り切り、処分をしています。さらに、亡父の残した書籍類もありますので、これらも思い切って整理処分したいところです。全体としてはまだ二割程度の進捗状況ですが、今月中にはなんとか五割まで持っていきたいものです。

紙の資料の綴りはだいぶ処分しましたが、問題は大量にある新書や文庫本でしょう。これらは、

  • 出版年に関係なく残したいもの
  • 出版年が古く、廃棄するしかないもの
  • 出版年が新しく、古本屋行きのもの

などの基準で仕分けすることになります。廃棄するものはひもでくくり、古本屋に持っていくものはどんどんコンテナに入れます。律速段階になるのは、「これは捨てようか・残すか」という判断のところです。たいていは、表紙の写真を撮ることで妥協できることが多いようです(^o^)/

写真は、学生時代の教科書や資料綴りをばっさりと処分して、少しだけ空いた書棚の様子です。

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枕元の雑記帳用パワータンクがインク切れに

2016年01月06日 06時01分22秒 | 手帳文具書斎
枕元で雑記帳用に使っているキャップ式のパワータンク・ボールペンのインクが、例によってぷつんと切れました。1.0mm という太さもあり、たいへん書きやすい上に、雑記帳自体が太径のダブルリング式なので、軸をリング内に通して保管しておけるのも便利です。たしか、キャップ式パワータンクはすでに廃番になっているはずですが、インクリフィルは自宅在庫があったはず。ゴソゴソ……あった、あった。2本ありました。



さすがに最近の低粘度油性ボールペンには滑らかさの点で負けますが、太字の書き味は普通の油性ボールペンに比べれば格段に書き味が良いので、寝床の中で仰向け筆記できるという加圧型の特徴を生かして愛用しています。リフィルは残り一本になりましたが、小型ノートのリングの中に収まるため、ペン紛失のおそれも少ないです。寝床用雑記帳の残りページ数はあと3分の1ほどとなっておりますが、今後しばらくは枕元のポジションを失うことはないでしょう。

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デスクトップ・オーディオと自室内のオーディオ

2016年01月05日 06時05分20秒 | クラシック音楽
近頃、自宅で音楽を聴く場合、パソコンで再生する音楽ファイルをデジタル・オーディオ・コンバータを使ってミニコンポに接続し、小型スピーカを鳴らすという簡易な PC-audio によることが多くなっています。文字通り机の上にあるわけではないのですが、スピーカとの距離が近く、ほぼ1m程度に接近して聴きますので、見方を変えればデスクトップ・オーディオの範疇に入るかもしれません。



これに対して、自室には普通のオーディオ装置もあり、壁面全体に作りつけた書棚に、昔から使っているヤマハのブックシェルフ・タイプのスピーカが埋め込まれています。自宅の環境が田舎であることも幸いし、ほぼ13.5畳相当の広さの洋間に二重サッシとピアノ用に補強した床ですので、かなりの音量で鳴らしたとしても隣家からの苦情は考えられません。それをいいことに、以前はけっこう大音量でオーケストラ曲などを楽しんでいたものでした。量感が豊かで迫力があり、小音量ならば聞き流しもできるのがありがたいところです。



ところが、いつの頃からか自室のオーディオ装置の電源を入れる機会が減って行き、PC-audioの役割が大きくなっていきました。もともと、FM-TOWNS というパソコンで、音楽CDを聴きながらテキストエディタを使うスタイルが中心でしたので、小型のパソコン専用スピーカで再生することもしていましたが、その後PCが世代交代するにつれて、オーディオボードのノイズに耐えられず、2009年の2月に ONKYO の USB-デジタルオーディオプロセッサ SE-U33GX+ という製品を導入(*1)したのがきっかけです。これでノイズとおさらばすることができ、専用にミニコンポのアンプを購入(*2)するまでになってしまいました。

それにしても、デスクトップ・オーディオの場合は、小型のスピーカに接近して聴くわけですから、鮮明ではありますが刺激的に聞こえる面があります。どうしても小音量になりがちで、量感は不足気味になってしまいます。にもかかわらず、このタイプの音楽再生が中心になってしまう理由には、画面に曲名や演奏中の楽章、演奏者等のデータが表示されるというのが便利だからでしょう。むしろ、自室の普通のオーディオ装置が、こうした表示機能をどんどん切り捨ててきたために、使う頻度が低下してきたのではないかと考えています。



一時期のパイオニア製品、特にレシーバSX45/65 等のような夜空のイルミネーションを模したデザイン(*3)で、再生中の曲名等に関するデータの表示機能を重視した室内オーディオ用のネットワーク・レシーバなどというのがあるといいなあ、と相変わらず空想していますが、なかなか従来の無機的なデザインから脱却するのは難しいようですね~(^o^;)>poripori

(*1):ONKYOのUSBオーディオ製品を試す~「電網郊外散歩道」2009年2月
(*2):デスクわきのPCオーディオのアンプを更新する~「電網郊外散歩道」2015年4月
(*3):あの頃のあの製品をもう一度、という気持ち~「電網郊外散歩道」2010年1月

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思い切って捨てよう

2016年01月04日 06時04分02秒 | 手帳文具書斎
大事にしてきたものを捨てるのは難しいもので、何かのきっかけが要ります。それは、転居であったり定年退職であったりすることが多いでしょうが、否応なく処分せざるをえない必要に迫られないと、なかなか思いきれないものかもしれません。

学生時代の教科書類は、なんとか処分するめどが立ちました。さらに、今まで後生大事に整理保管してきた紙資料の綴りが、そろそろ不要物と判断してよいでしょう。ScanSnapでデジタル化することも考えましたが、どうも時間と労力がかかるわりに、今後再利用する可能性は低いと思われます。未練なくばっさりと捨てるほうが良さそうです。本棚を、思い切りすっきりさせよう。それが当面の目標です。

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コーヒーと甘味シリーズ~干し柿

2016年01月03日 06時05分00秒 | Weblog
朝、早起きしてコーヒーを飲むのが楽しみです。できれば、ちょっとした甘味があればもっと嬉しい。これまでも「冬至かぼちゃ」とか「ふうき豆」とか「プリン」、あるいは「チョコレートケーキ」や「アップルパイ」などを記事にしており、左の検索ボックスで「コーヒーと甘味」等で検索することができますが、今回は「干し柿」。我が家の柿を老母が皮をむき、寒風にさらして乾かして作ったものです。写真のものはいささか小ぶりですが、甘さは充分で、珈琲のほろ苦さとよく合う、自然な甘さです。



ふーん、正月早々、甘いものの話が出てくるんだから、ご主人はきっと人間がそうとう甘くできているのね。

うるさい、お前に言われたくはないぞ。まったくもう、人の膝の上でのんびりしちゃって、お手洗いにも行けないじゃないか!

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寺の年始参り対応で元日の一日が暮れた

2016年01月02日 06時03分22秒 | 季節と行事
元日の朝は、うっすらと雪降りのお天気でした。朝から総代をしている寺の年始参りの対応で、一日が暮れました。お盆における総代の役割については、以前に記事にした(*1)ことがあります。お正月の場合も、基本的には共通だけれど、違いもあります。例えば、

  • 年始参りの人数は、午前中に8割、午後に2割という具合に、圧倒的に午前型である。
  • 夕方はほとんど来寺がなく、16時半には役割が終わってしまう。
  • 夏と違って寒いので、衣服の防寒に工夫が必要。例えば、靴下を二重に履く、上着の下にシャツやセーターを重ね着する。

などです。

当番の人で、世間話をしながら過ごしますが、様々な業種の人が集まりますので、なかなか気配りが必要です。例えば、暖冬で雪が少なく有難い、という人がいれば、除雪車のオペレータをしていて、収入がなくて困っている人もいますので、相手をみて話題を選ぶ必要があります。人を知ることが大切になりますが、なかなか覚えられません(^o^;)>poripori

午後からはお天気もあがり、雪も融けてしまいました。夕方に自宅に戻って初めて年賀状の束を手にしました。そういえば、お寺でお経は耳にしたけれど、まだぜんぜん音楽を聴いていませんでした。さて、何を聴きましょうかね~。



2016年、平成28年の聴きはじめは、ドヴォルザークの「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」、ヨセフ・スーク(Vn)とホレチェック(Pf)の演奏でした。好きなんですよ~、この音楽。ずっと愛好している曲、演奏、録音(*2)です。

(*1):お盆における寺の役員の仕事~当番になった場合~「電網郊外散歩道」2013年8月
(*2):ドヴォルザーク「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」を聴く~「電網郊外散歩道」2007年5月

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