電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

旅の空の下、シューマンの合唱曲を聴く

2018年07月01日 06時04分57秒 | -オペラ・声楽
シューマンの声楽曲にはまったついでに、合唱曲を聴きたいと思いましたが、あいにくグラモフォンの「歌曲大全集」には二重唱までで合唱曲は含まれておりませんでした。ほかにシューマンの合唱曲を収録したLPやCDを持たないし、仮に持っていたとしても旅の空の下では急には利用できません。そこで、ネットで探してみました。いずれも YouTube より。

まずは"Zigeunerleben"。ツィゴイナーレーベン=流浪の民ですか。名訳です。小学校の鑑賞教材に指定されているそうですが、当方の小学生時代、小学校にステレオはなかったので、実際に聴いたのは大人になってからでした(^o^;)>poripori

カレッジの合唱団によるオーソドックスな「流浪の民」です。
Schumann: Zigeunerleben (The Hastings College Choir)


続いてグループ5人による「流浪の民」。テンポが速く、緩急の変化をつけたものです。こういういきいきとした歌唱はわりと好み。アルトではなくお茶目なカウンターテナー。
Schumann: Hausmusik. Zu Gast bei Clara & Robert Schumann


ニュージーランドの高校生による Der Wassermann の無伴奏女声合唱です。
Der Wassermann - Robert Schumann


An die Sterne を楽譜とともに。
Schumann | An die Sterne [á 8; The Netherlands Chamber Choir]


まだまだありますが、他人の褌で相撲を取るようなものでしょうから、このへんで切り上げることといたします。しかし、なんとも驚くような時代になったものです。



写真は、定番の洋風朝食メニュー。スクランブルエッグが上手で美味しかったのと、ヨーグルトが大きな容器に取り放題だったのはGoodでした。現在は自宅に戻り、妻の料理にほっとしております。

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2 コメント

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Unknown (親父りゅう)
2018-07-05 07:21:24
おはようございす。
「流浪の民」は、中学3年の時に市内の中学校連合音楽会のために臨時召集(?)された合唱団が歌ったのを聴いたのが出合いです。
韻を踏んだ、なんとも格調高く耳に心地よい名訳ですが、当時は何を言っているのかさっぱり分からなかったです。
そのときはピアノ伴奏のカッコよさにはかなりシビれまていました。
私もシューマンの合唱曲は手持ちが少なく、「流浪の民」を含むホルスト・ノイマン指揮の1枚と、あとは「レクイエム」とかのオーケストラ付きの大曲がいくつかになります。
ふだん、ほとんど聴いていないのですが、御記事を読んで、ちょっと聴きたくなっているところです。
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親父りゅう さん、 (narkejp)
2018-07-05 20:50:09
コメントありがとうございます。「流浪の民」、名曲ですね。遠い記憶ですが、私も以前の職場でたまたま経験者と合唱好きが集まっていた時に、歌ったことがあります。気持ちいいですね。おっしゃるとおり、ピアノ伴奏が実にいいのですね。シューマンの合唱曲は、意外に録音が少ないように感じます。その分だけ、YouTubeなどで聴けるのがありがたいです。
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