電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ノートの本質

2024年08月31日 06時01分01秒 | 手帳文具書斎
わが家では、祖父も父も母も、毎日のように日記を付けておりました。祖父と父は『農家日記』、母は高橋書店『横線当用新日記』で、父が縦書きなのに対して母が横書きで、大正生まれの父に「私は昭和生まれだから横書き」だと自慢しておりました(^o^)/ それにしても、いずれの日記帳も立派な装丁で、昔の帳簿類と同様に、その役割が特別なものとして認識され、作られていたようです。写真は、亡母が愛用した日記帳。

これに対して手帳の場合は、小型であることとともに、日々の携帯に耐える耐久性が重視されているようで、手帳がばらばらになるような事態には一度も出会ったことがありません。作りが実にしっかりしているものが多いように感じます。

ではノートの場合は? これは、書きやすさとともに安価で入手しやすくいつでも補充できるということが大切なように感じます。様々な工夫がされた特別なノートが発表されますが、意外に長続きせずに消えていくことが多いのは、この入手の継続性という点で難があるからではなかろうか。私の場合は、何でも書き込み、貼り付けて使う備忘録ノートとして最近はツバメノートに落ち着いていますが、過去にはコクヨのキャンパスノートや同ハイグレードも使っています。いずれも行きつけの文具店で容易に入手できるという点が大きいです。


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