電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

NHKテレビでドラマ「スキップ!」を観る

2009年09月21日 05時34分38秒 | 映画TVドラマ
連休2日目の日曜日、朝から老母と妻の2人が親戚におよばれ。私は昨日の酒席の疲れもあり、終日のんびりとすごしました。なんといっても面白かったのが、NHK山形放送局が、開局50周年を記念して制作したという、ドラマ「スキップ!」(*)でした。
いや~、単純に、面白かった!
当方、ふだんテレビは見ませんし、アイドルなんて、まったく見当もつきません。それがジリ貧で寂れる一方の「さくらんぼ商店街」の起死回生の策として、アイドルを育てて売り出そうというのですから、いやはや破天荒というか呆れるというか、ドラマならわかりますが、これが実話に基づくという点で、酒田市中町商店街の皆さんはスゴイ!
番組で歌っていたアイドルソングが、なんともかわいらしく、いい歌ではないですか。
ロケ地となった河北町谷地の商店街のシャッター通り、寂しいですね~。でも、創作ラーメン店「ぬーぼー」や「一寸亭」の冷たい肉蕎麦など、実はお気に入りの店なので、河北町にはよく行く方かもしれません。

番組中、「新田さん」がメンバーの一人を諭した、成功することが幸福とは限らない云々の言葉は、哲学者・三木清の、「成功と幸福とを、不成功と不幸とを同一視するようになって以来、人間は真の幸福が何であるかを理解し得なくなった。自分の不幸を不成功として考えている人間こそ、まことに憐れむべきである。 」を思い出します。

写真は、九月のリンゴ「つがる」です。痛快まるかじり。シアワセ。

(*):NHK山形放送局地域ドラマ「スキップ!~商店街が生んだアイドル」
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