リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

冬は温泉(4)

2007年12月20日 10時39分27秒 | ローカルネタ
湯ノ山街道沿いにある片岡温泉という温泉を情報雑誌で見つけました。宣伝には加熱加水循環なしの100%かけながしとあります。要するに地下から出てきたままの湯って感じで期待できそうです、ということで早速愚妻と行ってきました。

東名阪を四日市インターで降りて湯ノ山街道を湯ノ山の方に向かいます。途中菰野高校や中学校の横を通り過ぎて・・・このあたりは昔はちょくちょく来てました。何年ぶりに来たんでしょう、なんて感慨に浸る間もなく、道の左手に片岡温泉が見えてきました。ちょうど鈴鹿スカイラインに向かう分岐点の近くです。

建物は新しい感じですが、想像していたよりもこぢんまりしています。さっそく600円の入湯料を払って中へ。お風呂は室内の大浴場と露天風呂が一つでそんなに広くはありません。サウナはありません。お湯は薄い褐色でこのあたりの温泉によくある色です。家内と1時間15分後に出ると決めたのですが、いろんなお風呂やサウナにつぎつぎに入るわけにもいかず、時間がもたない感じもしましたが、外の露天風呂が温度が低めで長湯が可能なのでずっとそこにいました。

外の露天風呂は結構人がいっぱいで何か昔の銭湯みたいな感じです。外でちょっと涼んだあと入ろうとすると、もう誰かが入っていて戻れなくなるみたいな。外の空気が冷たいし、湯音も低めなので長湯には最適です。

食事をするところもありましたが、あまりうまそうではなかったので、別のところで食事をすることにしました。帰りの車の中でふと気がつくと手がすべすべ。この感じはスイスにいたころドイツのバーデンバーデンの温泉に入った後のとき以来です。指先の皮膚の状態がすばらしくよくなり、リュートの音がよくなったもんです。片岡温泉も同じ効果があるようです。リュートを弾いている皆さん、片岡温泉に行くとリュートがとてもきれいな音で鳴り、上手くなりますよ!

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