リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

デジタル改革って?

2024年06月18日 13時16分38秒 | 日々のこと

河野デジタル大臣は法令などでフロッピーディスクの提出を求めていた行政手続きが6月中に全廃されると明らかにしました。これでデジタル化がすすんだとおっしゃっていますが、フロッピーってもともとデジタルですよね?

誤振込金をすぐに返さずギャンブルに流用した事件が少しまえにありましたがそのときも銀行のデータをフロッピーでやりとりしていたということがわかって話題になりました。

地方銀行だからそんな時代遅れな方法が生きていたと思っていましたが、国の行政手続きではフロッピーが生きていたとはあきれるばかりです。ということはまだドライブもメディアも売っているのでしょうか。

アマゾンを見てみましたら、わんさか出て来ました。まだまだ現行品という感じです。民間の会社でフロッピーを使っているところは少ないでしょうけど、(もしそうだったらその会社、あぶないかも)行政機関では健在だという事実を表しています。

フロッピーなんて私的には20年以上前から使うことはなくなっています。今自作機は8号機ですが、5号機あたりまでは使わないにしても一応フロッピーのドライブはつけていましたが、それも今ではとっくに付けていません。

フロッピーの提出はなくなりますが、次はCD-Rで出せとかMD、USBメモリなんかになるんじゃないですよね。桑名市では一分施設の使用許可を得るために、ネットで申し込み、電話で確認、そして書類は持参するというチグハグなことしなくてはなりません。もう国も地方も、上の人も下の人もしっかりしてほしいです。