先日某楽器の某発表会で聞こえてきたことば。「うーむ、やっぱり若い人はうまいなぁ」
こういうことばを聞いていつも思うんですけど、冷静に考えたら、若い人でも楽器が下手な人っていますよね。というか数で言えば下手な人の方が多いでしょう。これはどの世代でも同じ。上手に楽器を弾いたAちゃんは若いからうまい訳ではありません。年齢に関係なく単にAちゃんがうまいというだけです。
「若い人は・・・」なんておっしゃるのはまぁ年寄りということですが、自分が下手なのは年をくっているからと思っている、あるいは年のせいにしている人が多いですねぇ。楽器でもあるいは語学なんかでも別に年齢に関係なくいくらでも伸びると思いますよ。
今の日本は、いつのまにか若さを過大評価する社会になってしまいました。逆にいうと年寄りが大事にされない社会です。年の食い甲斐がない社会です。「年を食う」が「年を悔う」になってます。(笑)なぜこんな風になっていったんでしょうかねぇ。社会がスポーツ文化偏重(私から見ればね)になっていったことと関係があるのかも。でもそのスポーツの世界でも選手寿命がどんどん延びているみたいです。スキーのジャンプの葛西選手なんかがいい例ですよね。
歴史的には、そもそも若さはそれほどは過大評価されておらず、それは例えば「新米」「若造」「若気」なんてことばからもうかがえます。反対に「老練」「長老」「元老」なんかは深い意味がありますね。「老獪」なんてことばもありますが。(笑)
年配の方で年だから楽器がうまくならないと思い込んでいる方、それは世の中の若さ偏重の考え方に流されていますよ。そしてそれはひょっとしたらやり方にも問題があるのかも知れません。若い頃に楽器を習い始めたそのメソードが間違っていたというのはよくある話です。
人は年齢に関わらず経験を積めば積む程伸びます。ただしどんなものにも正しい方法というものがあります。楽器のメソードは3,40年前に比べたら随分改良されていますので、ぜひいい先生を見つけてがんばって欲しいものです。最後はリュート教室の宣伝っぽくなりましたが。(笑)
こういうことばを聞いていつも思うんですけど、冷静に考えたら、若い人でも楽器が下手な人っていますよね。というか数で言えば下手な人の方が多いでしょう。これはどの世代でも同じ。上手に楽器を弾いたAちゃんは若いからうまい訳ではありません。年齢に関係なく単にAちゃんがうまいというだけです。
「若い人は・・・」なんておっしゃるのはまぁ年寄りということですが、自分が下手なのは年をくっているからと思っている、あるいは年のせいにしている人が多いですねぇ。楽器でもあるいは語学なんかでも別に年齢に関係なくいくらでも伸びると思いますよ。
今の日本は、いつのまにか若さを過大評価する社会になってしまいました。逆にいうと年寄りが大事にされない社会です。年の食い甲斐がない社会です。「年を食う」が「年を悔う」になってます。(笑)なぜこんな風になっていったんでしょうかねぇ。社会がスポーツ文化偏重(私から見ればね)になっていったことと関係があるのかも。でもそのスポーツの世界でも選手寿命がどんどん延びているみたいです。スキーのジャンプの葛西選手なんかがいい例ですよね。
歴史的には、そもそも若さはそれほどは過大評価されておらず、それは例えば「新米」「若造」「若気」なんてことばからもうかがえます。反対に「老練」「長老」「元老」なんかは深い意味がありますね。「老獪」なんてことばもありますが。(笑)
年配の方で年だから楽器がうまくならないと思い込んでいる方、それは世の中の若さ偏重の考え方に流されていますよ。そしてそれはひょっとしたらやり方にも問題があるのかも知れません。若い頃に楽器を習い始めたそのメソードが間違っていたというのはよくある話です。
人は年齢に関わらず経験を積めば積む程伸びます。ただしどんなものにも正しい方法というものがあります。楽器のメソードは3,40年前に比べたら随分改良されていますので、ぜひいい先生を見つけてがんばって欲しいものです。最後はリュート教室の宣伝っぽくなりましたが。(笑)