リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

若いということは

2014年02月28日 23時59分01秒 | 日々のこと
先日某楽器の某発表会で聞こえてきたことば。「うーむ、やっぱり若い人はうまいなぁ」

こういうことばを聞いていつも思うんですけど、冷静に考えたら、若い人でも楽器が下手な人っていますよね。というか数で言えば下手な人の方が多いでしょう。これはどの世代でも同じ。上手に楽器を弾いたAちゃんは若いからうまい訳ではありません。年齢に関係なく単にAちゃんがうまいというだけです。

「若い人は・・・」なんておっしゃるのはまぁ年寄りということですが、自分が下手なのは年をくっているからと思っている、あるいは年のせいにしている人が多いですねぇ。楽器でもあるいは語学なんかでも別に年齢に関係なくいくらでも伸びると思いますよ。

今の日本は、いつのまにか若さを過大評価する社会になってしまいました。逆にいうと年寄りが大事にされない社会です。年の食い甲斐がない社会です。「年を食う」が「年を悔う」になってます。(笑)なぜこんな風になっていったんでしょうかねぇ。社会がスポーツ文化偏重(私から見ればね)になっていったことと関係があるのかも。でもそのスポーツの世界でも選手寿命がどんどん延びているみたいです。スキーのジャンプの葛西選手なんかがいい例ですよね。

歴史的には、そもそも若さはそれほどは過大評価されておらず、それは例えば「新米」「若造」「若気」なんてことばからもうかがえます。反対に「老練」「長老」「元老」なんかは深い意味がありますね。「老獪」なんてことばもありますが。(笑)

年配の方で年だから楽器がうまくならないと思い込んでいる方、それは世の中の若さ偏重の考え方に流されていますよ。そしてそれはひょっとしたらやり方にも問題があるのかも知れません。若い頃に楽器を習い始めたそのメソードが間違っていたというのはよくある話です。

人は年齢に関わらず経験を積めば積む程伸びます。ただしどんなものにも正しい方法というものがあります。楽器のメソードは3,40年前に比べたら随分改良されていますので、ぜひいい先生を見つけてがんばって欲しいものです。最後はリュート教室の宣伝っぽくなりましたが。(笑)

弦が到着

2014年02月26日 22時16分59秒 | 音楽系
注文してあったリュートの弦が届きました。今回は全て合成樹脂弦です。いつも注文するドイツのサイトで買ったのですが、ちょうど10日で届きました。これは異例の早さかも!?この間、ある生徒さんにレッスンのとき、

「イタリアの○○という出版社はイタリアにしては(到着が)早いねぇ。それにひきかえ、ドイツの○○(今回注文したところ)は来るのが遅い。ドイツ人もいろいろおるからなぁ。がははは」

と悪口を言っていたんですが、きっとこれが聞こえたに違いありません。



でも今回はきっちり税金を取られました。なぜか毎回取られるわけではありません。金額によって取られるというものでもないようです。ですからこれは日本の消費税ではなくたぶん関税だと思うんですけど、そうだとしたらはやくドイツと交渉して関税を撤廃して欲しいですねぇ。

また森さんが・・・

2014年02月21日 20時36分09秒 | 日々のこと
森さんがまた足下をすくわれましたね。今日本には足下をすくおうと狙っている人が一杯いますからねぇ。(笑)彼の発言全部を読んでみると、悪気はないようですが、まぁお立場を考えると、注意してものを言わなければならないところではありました。

もう10年以上前になると思いましたが、彼は「日本は神の国・・・」でさんざん言われました。私もその頃、コンサートのトークでよく使わせていただきました。フランチェスコ・ダ・ミラノのあだ名「神がかり il divino」にひっかけたりして言うとなにしろよく受けました、(笑)森さんには悪いですけど。

でも今から思うと、案外森さんの言った「日本は神の国・・・」というのは正しい言い方かも知れません。日本には神社は8万社あるそうで、コンビニが6万店くらいだそうですから、神社の方が数ではずっと多いという事実があります。

Wikiによりますと神社一帯は、「神霊が鎮まる神域」ということですから日本中もうそこかしこに神様がいるということになります。こんな国は世界中探しても日本だけかも。さらに一つの神社に複数の神様がまつられていることは結構多いですから、もう数だけで言えば、ローソンとサークルKとファミマその他が束になっても全く届きません。そして神社を軸にした祭りや行事などが国民の生活に深く関わっているという事実からすると、日本はまさに神の国そのものと言ってよいのでは。

今回の森さんの失言に関しては、確かに森さんの脇は甘かったでしょうけど、マスコミの姿勢も大いに気になるところです。

演奏ライブラリ2曲新規登録

2014年02月14日 17時44分01秒 | 音楽系
ホームページの演奏ライブラリに2曲新規登録しました。

1曲は、BWV995のジグ。昨年のリサイタルのときの演奏です。途中をとばして一気に最後の曲です。小出しにしてますねぇ。(笑)

このジグの終わりから17小節目にある、「長いトリル」(自筆譜には大変明確に長いトリルが示されています)はリュートにとってとても難しい箇所です。長いトリル自体は特に難しいわけではなく、リュート曲にはごく普通にあらわれますが、このジグの件の箇所のように、トリルをやっている間にバスが3つも動いているという曲は本曲のみです。ヴァイスにはトリルの頭と解決のバスまでの間にもうひとつバスが動く曲があります(ヘ長調ソナタのクーラント)が、それ以上バスが動くのはありません。

鍵盤楽器だとトリルが長く流れている下のバスが動いた場合でもそれほど難易度が上がるわけではないでしょうが、リュートの場合だと、それが「超難所」になってしまいます。

でもまぁこの箇所は別にこだわらくても長めのアポジャトゥーラにしても構わないとは思います。ここばかりにこだわってほかの箇所をないがしろにするのは全く無意味だし、リュートを知らない人にとって、この箇所で長いトリルをきれいに決めても別に超絶技巧を駆使しているなんて想像もつかないのでは。

しかしながら、バッハがほかならぬ「リュートのため」と明確に書いた唯一の曲で、明確に長いトリルが示されている以上やらねばならぬ、というのがリュート奏者の基本的立場でしょう。同一曲であるBWV1011の無伴奏チェロ組曲第5番では、さすがにチェロにそんな無茶なことはさせていません。バッハも作曲するときにもうちょっと誰かリュートが弾ける人に相談してくれているとよかったのですが・・・

この曲の録音は沢山ありますが、みなさんどうやっているかというと、大半の人は短いトリルとか上からのアポジャトゥーラでお茶をにごしています。ちゃんとやってる人は少数派です。では私はどうやっているのか?聴いてのお楽しみです。でもまぁライブですから。(笑)

アップしたもう1曲はドゥビューのシャコンヌです。これはリュート奏者が作った曲なので安心して演奏できます。

日本の交響楽

2014年02月13日 17時13分23秒 | 音楽系
例の佐村河内氏が釈明の文書を報道各社に送ったようですね。曰く「実はここ2、3年で耳が聞こえてきたみたいなー・・・」なるほど、そう出ましたか。まぁまともに信じる人は少ないでしょうけど。(笑)

新垣氏の交響曲などの作品はとてもいい曲なので聴いていただくといいと思うんですが、もうすでに一般の店では買えないようです。ヤフー・オークションには一杯出てましたが、えらく高くなっています。これらの楽曲が曰く付きの幻の名曲になってしまうのは忍び難いですねぇ。

まぁせっかくですからこれを機会に日本人が作ったオーケストラ作品を聴いてみたらどうでしょうか、ということで無理矢理話をもっていきますが、何曲か作品を紹介してみようと思います。これらを何曲か聴けば、佐村河内守の名による、新垣隆作曲の交響曲第1番の立ち位置もわかろうというものです。

なお私は評論家の先生みたいに総花的に聴いているわけではないので、あくまで私の趣味で選んだということでご了解ください。

では古い順で、まず橋本國彦作曲交響曲第1番。1940年の作曲だったと思いますが、紀元2600年の奉祝曲として作曲された曲です。当時の世相を反映して、第3楽章は紀元節の歌を主題とした変奏曲とフーガです。第1楽章はこの紀元節の歌から導き出された循環テーマで構成されています。オーケストレーションも見事で、「え、こんな曲が戦前に存在してたの?」と目ウロコ間違いなしです。このような曲が戦前に存在していたということは、戦前は暗黒時代ではなかったんだ!と歴史観も変わります。(笑)ナクソスからCDが出ています。

次は戦中に書かれた伊福部昭作曲交響譚詩。1943年の作品。伊福部昭という作曲家はある意味不思議な人です。この29歳の時の作品でももうすでに完成された伊福部ワールドがあるんですよね。これはバロック・リュートの作品でもゴジラでも晩年の箏曲でも同じ。この音楽的確信はいったい何なんでしょう。ナクソスで聞けますが、同じ指揮者(広上淳一)がスゥエーデンのマルモオーケストラを振ったBIS盤の方が私の好みです。

戦争が終わり、しばらくして日本の社会も本格的復興に向かいつつあった1957年には武満徹が弦楽のためのレクイエムを発表しました。この曲は当時来日していたストラヴィンスキーが激賞したという、いわば武満の出世作です。弦楽オーケストラのための作品ですが一応あげておきます。大変有名な曲なので録音は一杯あります。

武満がレクイエムを発表した翌1958年に矢代秋雄が交響曲を発表しました。彼は寡作家でかつ若くしてなくなったので作品数は少ないです。そして武満みたいに饒舌に音楽論を述べるということをよしとしなかったこともあって今では早くも忘れられた作曲家になってしまった感が。でも残された作品は粒ぞろいです。昔の三重国体の音楽も担当しました。ナクソス盤があります。

ちょうど同じ時期に、松平頼則(まつだいらよりつね)が右舞(1957)左舞を発表しています。名字からわかるように彼は昔の位の高い武家の出身で、終生(正確には戦後から2001年になくなるまでですが)前衛の作曲スタイルを通した人です。94歳まで生きたのでとても作品が多いのですが、難解とされているのかCDの数はとても少ないのが残念。右舞、左舞ともナクソスで聞けます。ここにあげた全くスタイルの異なった武満、矢代、松平の4作品がほぼ同年に作曲されているというのはとても興味深いです。そして3人がその後歩んだ道の違いも興味深いです。

次は黛敏郎のバレエ音楽BUGAKU(1962)で行きましょう。彼は題名のない音楽会の司会、企画で有名でしたが、70年代以降は右よりの政治的活動のために作品の委嘱が全くといいほどなくなってしまったようです。日本は70年代中頃から、日の丸君が代を問題視する風潮が芽生えてきて、その後河野談話、村山談話、尖閣諸島問題、慰安婦問題が出てきます。黛が作曲家として日本ではほされてしまったも同然だったのはこういった世の中の変化と大いに関係がありそうです。ホント惜しいことをしました。私が高校生から大学生になるころ、この舞楽や無伴奏チェロのための文楽、雅楽のための昭和天平楽、ちょっと前なら曼荼羅交響曲とやつぎばやにいい作品が出てきてさて、次は?と楽しみにしていたらパタっと筆が止まったんですね。さて、このオーケストラのためのBUGAKU、カッコいい曲ですよ。当時の録音も出てますが、新しく録音されたナクソス盤がいいです。

さて最後は吉松隆の朱鷺によせる哀歌(1980)です。確か昔出たCDには尾高賞受賞!って書いてあったみたいですが、事実とは異なるようです。まだ現役の作曲家で一昨年は平清盛の音楽を担当したことでも知られています。彼の作風は前衛とは全く異なるのでとっつきやすいでしょう。シャンドスというレーベルから一杯出ています。交響曲は6番まで完成されていますが、まだ6番は聴いていません。

ということでちょっと長くなってしまいましたが、佐村河内騒動を機に日本人作曲家の作品に目を向けてもらえたらということで何曲か紹介いたしました。

バロック音楽の旅7講座終了

2014年02月09日 23時45分07秒 | 音楽系

桑名市の「メディアライヴ「時のホール」」で開催しておりますバロック音楽の旅7講座全5回が本日で終了しました。本年度最終回の第5回はバロック・チェロの高橋弘治さんをお迎えして「バッハの無伴奏チェロ組曲を聴くⅣ」のコンサートでした。

コンサートのタイトルに「Ⅳ」とあるように、高橋さんには4年かけてバッハの無伴奏チェロ組曲全曲を演奏していただきました。今年は第4番を演奏していただきました。プログラムは他に大変演奏されることが珍しいジョーゼフ・マリー・クレマン・ダッラーバコの無伴奏チェロのための11のカプリッチョを演奏していただきました。



日曜日の午後、静謐だけど情熱に満ちたバッハとダッラーバコの世界が会場を満たしていました。会場のすぐ近くにはスーパーの○ピタがありまして、今日は日曜日とあっていつもにまして人が多く喧噪に満ちていたのではないかと思います。でもそのすぐ近くで無伴奏チェロによるこんな静かで豊かな世界が広がっていた、なんてスーパーにいた人は夢にも思わなかったでしょうね。

来年度も「バロック音楽の旅8」として新たなシリーズが始まります。来年度のコンサートはオール・フレンチです。クラブサン、リコーダー、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバのコンサート予定しています。詳細はホームページのコンサート情報のページに掲載する予定ですので、興味がおありの方は是非お越しください。本講座は桑名市教育委員会との共催ですが、桑名市民の方以外の方も参加が可能です。

使えるようになりました。(^_^)

2014年02月08日 15時43分59秒 | 日々のこと
1月14日付けの投稿「カードが使えない」ですが、ちゃんと使えるようになりました。香港のHSBCに口座があるんですが、どこのATMに行っても引き出せなくなった、ということを書きました。HSBCの担当者にメイルを出したら、そのアドレスはすでに使用されておらず戻ってきたり、次に別の担当者に出したら戻ってはこなかったですが、結局返事はこなかったりで、こりゃアウトだなと思っていました。

あ、香港に口座があるといっても一財産隠している!なんて勘違いしないでくださいね。香港旅行したついでにアリ金を少し入れておいただけですから。(笑)

HSBCさんのお問い合わせアドレスに質問を書きましたらこんどはすぐ返事が来ました。最初からそうすればよかったんですねぇ。(笑)要するにカードがアクティベイトされていないので、ホームページからアクティベイトすればオーケーとのことでした。確か昨年新しいICチップ付きのカードが送られてきたとき、一度何日以内かに引き出したらアクティベイトされると書いてあって、それならということで1万円引き出したんですけど・・・ま、それはともかく指示されている通りにアクティベイトして、それはただちに有効になるそうなので、さっそく近所のコンビニに行ってきましたらあっさりと引き出すことができました。

今日の日経新聞を見ていました、見出しトップにG20の国々でお互いの口座情報を交換できるようにしようとありました。2015年末までにできるようにするそうです。お金持ちの方は香港に資産を隠しても来年の終わり以降はばれてしまうわけです。HSBC口座開設ツアーなんてのもあったそうですが、もうこれからは下火になるんでしょうね。(笑)

鬼武者!影武者!!

2014年02月05日 19時34分02秒 | 音楽系
前代未聞のスキャンダルかな。本ブログでも取り上げたことがある、佐村河内守さんは実は自分で作曲をしていなかったというのです。(当ブログの記事は昨年の6月4日付けです)

NHK NEWSWeb

お涙頂戴のストーリーでもって一儲けしようとした(もうすでにした?さらに儲けようとした)人たちは大慌てですね。コンサート公演、CDの販売、書籍など全て中止、販売停止になったようです。さらにはコンサートを聴きに行ってボロボロ泣いていた人たちは今どういう気持ちなんでしょう?

JASRACは「権利の帰属が明確になるまで作品の利用許諾を保留する」とのこと、保留中の作品の演奏、放送はできなくなるらしいので、ソチオリンピックで佐村河内守の曲を使っているナントカというフィギュアスケートの選手はどうするんでしょう。

本当の作者は桐朋学園大学作曲専攻で非常勤講師を務める新垣隆さんらしいですが、多分カネをめぐってのトラブル、まぁ有り体に言えば、俺が作ったのに何でこんなに「影武者代」がすくないんや、というようなことがあったんでしょうか。それにしても、新垣さんが明日「お詫び」の記者会見をするそうですけど、ナンか変。影武者はお詫びする必要はないと思うんですけど。

当ブログでも書きましたように、交響曲第1番なんかとてもいい曲なので、このスキャンダルがもとで葬りさられてしまうのが惜しいです。コンサートを企画しているプロモーターなんか憤っているらしいけど、コンサートって曲を聴くものでしょ?誰がどういういきさつで書いたは本来曲には関係がないことだから、公演もすべきだしチケットを買った人たちも聴きに行くべきですね。でもそうならないということは、図らずもお涙頂戴ストーリーでボロもうけしようとしていたこととそれにだまされていた人たちの滑稽話でカネが動いていて音楽そのものは蚊帳の外という構図が露呈したわけです。というか最初から露呈はしてましたけどね。(笑)

演奏ライブラリに新規アップしました!

2014年02月04日 15時18分36秒 | 音楽系
ひさびさに演奏ライブラリ新規追加です。昨年のリサイタルより、バッハの「リュートのための組曲」BWV995よりプレリュードをアップロードしました。この曲はト短調ですが、イ短調に移調して演奏しています。この理由は曲の解説のところに書いておきました。

私のホームページは下をクリック。
中川祥治のリュートページ
左側のメニューから「演奏ライブラリ」をクリックしてください。

リサイタルの録音は順次アップロードして行く予定です。ただ、残念ながら、当日演奏した現代曲(シェドゥル、伊福部、久保作品)は著作権の関係でアップロードできません。

顧客情報

2014年02月02日 23時55分57秒 | 日々のこと
最近ECカレントというネット通販サイトの決済情報が流出の可能性あり、とのニュースがありました。ここのサイトは私も時々利用しますが、昨年の9月28日から12月8日の間に商品を購入した客のデータが流出とありました。この間私はそこで買い物をしていないのでひと安心。

昨年の12月の始めころでしたか、カード会社から私のカードが不正使用されている旨の電話があり、新しいカードと交換するという。決済内容を聞くと心当たりがないものでしたが、なんかみんな疑心暗鬼になって、その電話自体が怪しいのではとも思いましたが、あとで送ってもらった資料を見ると住所は実際のカード会社と同じなので、たぶん間違いなかろうと思いました。

でもその資料には、不正使用されたカードを送り返してほしい旨が書かれています。うーむこれはひょっとすると怪しいのでは?と勘ぐりましたが、カードの約款にはカードの返却という項目もあったので、まあ大丈夫だろうと思って返送しました。はい、やっぱり大丈夫でした。(笑)なんか世の中新手の詐欺が一杯ありますので、余計なところまで疑ってしまいます。

一昨日某生物のマークの某出版社にネットで新バッハ全集のうちのリュート作品の巻を注文しましたら、なんと自動返信のメイルに私のカード番号が全部丸見え!!!ありゃー、これはやばい。すぐにその某出版社に文句を言ってやりました。すぐにお詫びと言い訳の返事がきましたが、ゴメンで済まないです、これは。ええ、ゴメンで済んだら警察要りません。今時そんな信頼性の低いネット決済やっとってどうすんのや、と言いたいです、というか言ってやりましたが。何日か後にまた、カード会社から不正使用されていますが、という電話がくるかもしれません。