リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

カントリーライフ

2011年07月29日 11時43分24秒 | 日々のこと
2日前からアメリカのインディアナ州ラフィエットに来ています。娘が結婚してそに住んでいますので、家内と息子とで押しかけています。明日は娘の学校の卒業式なので、それに合わせて日程をくみました。

アメリカといっても都会ではないところですので、カントリーライフそのものです。ま、何もないと言えば何もない所ですが。夏は結構暑くなるところのようですが、昨今の桑名の暑さにくらべればかわいいもんです。夕方は涼しくなりますので、近所の池の周りを散歩しています。草むらで虫がないていたり、蝉もないています。ホタルも結構沢山とんでいます。これで蛙の鳴き声が聞こえて来たら、まるで日本の夏はそのものですが、田圃がありませんので、蛙はいません。

今日はブルーベリー農園に行って、ブルーベリー刈りです。食べる分はただということなので、食べながら摘んでいましたら、お腹が一杯になってしまいました。そのあとはもくもくと摘むのみです。ブルーベリーのあとは乳牛の牧場に連れていってもらいました。見学用の施設や売店がある、よく日本で見られるような所です。

でも完全に機械化された超巨大搾乳システムには圧倒されました。出産を見せてくれる施設もあり、牛さんも大変です。

ブルーベリー刈りや牧場見学で、100キロ以上移動ですから、アメリカは広いです。100キロはちょっとそこです。延々と続くトウモロコシ畑と大豆畑、そこにニョキニョキとそそり立つ風力発電機のプロペラを車窓から眺めながらの移動でした。




バロック音楽の旅V講座第2回

2011年07月22日 12時18分05秒 | 音楽系
先週の土曜日はバロック音楽の旅V講座の第2回でした。今回はオルガンのコンサートですので、会場を名古屋市の金城教会に移しての開催です。当日は、本当によく晴れて(晴れすぎでしたが)猛暑の極みでした。



オルガンのコンサートは、開催したくてもいろいろ困難なことが多く、半ばあきらめていました。オルガン奏者はなんとかお願いできるにしても、問題はいいオルガンがある場所探しでした。オルガンがあるのはたいていは教会ですので、ちゃんとしたヒストリカルなオルガンがどこにあるのかなかなかわかりません。もちろん地域的には桑名市周辺、名古屋市内あたりまでです。ま、桑名市内にはないというのはわかっているのですが・・・(笑)あと当然教会とのコネクションも必要ですし、教会には教会所属のオルガン奏者がいますので、その方との折り合いもつける必要があります。

スイス・バーゼル在住の野田亜希さんという若い大変有能なオルガン奏者がいらして、昨年彼女が里帰りの際、とある教会でコンサートをしました。その際にバロック音楽講座のことをお話をしたら、できそうだということで、お願い致しました。昨年のオルガンコンサートの時のオルガンでは、小型なのでバッハは弾けないとのことで、実は名古屋市内の金城教会にもう少し大きくて、充分バッハの演奏が可能なオルガンがある由。



ということで決定した次第。野田さんが名古屋出身で名古屋のオルガン事情に通じているという幸運が重なって実施できた訳です。なかなかこれだけの条件はそろわないですから本当にラッキーでした。

コンサートの2日前には調律を行いました。調律の方を頼んでもよかったんですが、全てのパイプを調律する必要はないので、野田さんと私とで行いました。調律は本番直前にも行いましたが、オルガンってパイプによってはリュートの弦よりよく狂うのにびっくり。
コンサートはコラール編曲をテーマにした大変興味深いプログラムです。私が進行をしながら野田さんにお話をしていただき、ときどきボケたりつっこんだりしてコンサートを進めていきました。会場には猛暑にもかかわらず50人を超える方に来て頂きました。休憩のときや終演後に何人かの方がオルガンにところに来て奏者に質問したり写真をとったりされていました。芸術劇場の巨大モダンオルガンは別として、それ以外のところでオルガンのコンサート、それもヒストリカルなオルガンを使ったコンサートは、全国的にもそう多くはないでしょう。オルガンが普通にあるヨーロッパと異なり、日本にはいいオルガンがとても少ないからです。今回のコンサートは非常に貴重なコンサートであったと自負しております。また是非機会を見つけて開催したいと思います。次回のバロック音楽の旅V講座は、バロックチェロの高橋弘治さんのコンサートです。第3回からの参加も可能ですので、興味のある方はぜひお越し下さい。

移行完了

2011年07月12日 19時35分27秒 | 日々のこと
我が家もやっと地デジです。まる2日かかりました。これでやっとあの「あと何日です」というもじを見なくて済みます。

ウチの場合手テレビのまわりにいっぱいぶら下がっていますので、それはもう大変です。まず使わなくなる機材を取り外し、それ以外の機器についてもケーブルを一旦取り外してから、お掃除です。もう誇りの絨毯!10年くらいきれいにしていないエリアもありました。このお掃除が最も時間がかかりました。

そのあとは テレビをダンボール箱から取り出して組み立てです。ここから先は楽なもんです。テレビをつけてみて、画面が鮮明で今までと色が異なっているのに驚きました。LG電子製32型ですが、薄くて軽くてダブルチューナーだし、MDMIの端子が3つもついているし、もちろん画面も大変です。クリアで美しい。こんなテレビがわずか4万数千演題のといいのが驚きです。

このテレビに、外付けHDD、ブルーレイプレイヤー、アップルテレビ(ここまで新規購入)、Wii、CSチューナーを接続し、Blu-rayプレイヤーの音声出力をラックスマンに繋いで、あとCDデッキとレコードプレイヤーもラックスマンのアンプにやっと完了です。ケーブル類がかなりテレビの裏に這い回っていますので、それをすっきりさせるのも一工夫が必要でした。で結局2日かかることに相成りました。これでやっとすっきり、遅れ馳せながら楽しい地デジライフの始まりです。


きょうから・・・

2011年07月01日 19時42分44秒 | 日々のこと
夕方レッスンから帰ってきてテレビをつけましたら、画面の左下に「アナログ放送終了まであと23日」とでっかい字が出ていました。

わかってますって。ええ。

もう地デジ対応テレビも発注しましたし、あと数日で到着するでしょう。でもウチはいろんなものがテレビ周りにあるので、設置に時間がかかりそうなので、10日以降に設置する予定です。それまで「あと○○日」というのをみなきゃいかんのですねぇ。大体その表示がじゃまになって字幕が読めません。それにコマーシャルのときはその表示はないし。どうせやるならコマーシャルのときもやれっつーの。

別に悪いことをしているわけでもないのにねぇ。地デジ対応に替えないとテレビは24日以降見られませんよ、というのならそれまではきちんと見せてほしいもんです。そのうち画面が半分になり、直前だとほとんど画面は見えなくなるのかしら?こうなったら最後まで見届けないといかんですねぇ。(笑)