リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Flow my teares の日本語訳(7)

2020年03月31日 12時39分33秒 | ウソゆうたらアカンやろ!他【毒入注意反論無用】
Downe vaine lights shine you no more,
暗くなれ空ろな光よ、もうこれ以上明るくならないで!

downe=down

downeの意味ですが、あまり深く考えずに、エイヤッとばかりに「消える」と訳したものが多いですが、もうちょっと考えて見ましょう。

もし、
Downe vaine lights = 空ろな光よ消えろ!
shine you no more = もうこれ以上輝くな!
だとします。

光に言わせると、「消えろと言われたんで消えたったのに、もうこれ以上輝くなとまた言われたわ。ちゅーことはまんだ少しくらいは輝いとってもええんかい!どっちなんや?ええ?」ということになり、つっこまれてしまいます。よく考えると少し変ですよね。

downe は「下方向へ」という意味合いが根幹の意味なので、「(光が)消える」ではなく、「光量を落とす」という意味合いにしないといけないと考えました。

なお、downeは形容詞として「暗い」という意味もありますが、出だしのFlow my teares との形態上の整合性を考えると、動詞と取った方がいいと思います。shineの訳も「輝く」より「明るくなる」にした方がより暗さが表現できると思いました。

若者も気を付けよ!

2020年03月30日 14時04分09秒 | 日々のこと
コメディアンの志村けんさんがお亡くなりになりましたが、新型コロナウィルスは若者も容赦なく感染しています。25日から感染が急拡大している東京都が発表しているデータをグラフにしてみると、もはや若者には感染しないとは言えないという事実が浮かび上がってきます。

まず、一気に感染者が拡大した25日です。


3/25(41人)

40代が最多ですが、高齢層もまだまだ多いです。翌日の26日はというと・・・


3/26(47人)

高齢層も多いですが、20代~40代の増加も気になります。翌27日は・・・


3/27(40人)

増加数が少し減少しましたが、40代が一番多くなりました。翌日は・・・


3/28(63人)

この日は前日と比べて急増しました。70代が最多になっていますが、20代~40代の感染者数が大きく減っているわけではあります。29日ではどうでしょう。


3/29(68人)

29日は一日の最多感染者数記録を更新して新たな感染者が68人になりました。注目すべきは高齢層が少なく、若い世代が多いことです。

25日~29日分をひとまとめにしますと・・・


3/25-29(258人)

この5日間だけみると、感染すたのは高齢層よりも若年層の方が多いということが分かります。今日(30日)がとても気になります。

テレビのニュースを見ていますと、東京在住の若い人達が、箱根や熱海、石垣島などに繰り出しているという報道がありました。渋谷などの繁華街に出ている若い人達へのインタビューでは、多分大丈夫だろうという脳天気な感想を述べる人が多かったです。もっとも編集の段階でそういう人達ばかりを集めた可能性もありますが・・・

いずれにせよ、老年層が施設やジムで感染してクラスターが発生し経路を特定できる時期は終わり、すでに都内では街中の至る所に感染源があって、行動力旺盛な若年層に感染が拡まっている可能性が高いです。8割は軽症で中には感染したと言うことすら気づくことなくなおってしまうということもあるのでしょうけど、そういう人であっても人に感染させるということがあるのが新型コロナウィルスの怖いところです。感染した人の2割は症状が出て、さらに全体の5%は重篤な症状になるというのが今まで得られているデータです。分母が大きくなればなるほど5%の実数は多くなります。老いも若きもこの現実を直視して行動しないといけません。

今日は箱根強羅温泉!の予定でした・・・

2020年03月29日 12時28分44秒 | 日々のこと
昨日は東京のコンサートの予定でしたが、そのコンサートのあと帰り道で箱根強羅温泉に一拍する予定でした。こちらも当然キャンセルです。


写真はイメージです。

昨日テレビのニュースを見ていましたら、箱根や熱海、離れたところでは石垣島なんかが若い人で一杯だそうです。都内の施設やお店が軒並み閉まるし、海外も行けなくなったということで、繰り出しているらしいです。何を考えているんでしょうねぇ。新型コロナは8割は症状は軽く、自然に治っていくのもあるそうで、その動き回っている若い人のうち何人かは気づいていないだけで確実にコロナに掛かっています。彼らが箱根や熱海にウィルスをばらまきに行っていることになります。

予定していた箱根がそんな状況になるとは全く予想出来ませんでしたが、まぁキャンセルしといてよかったです。おまけに関東甲信越地方は季節外れの雪だそうです。今年は暖冬なので冬タイヤも装備していません。昨年は4月に入っても装備していたのですが。もしウィルス蔓延がなくコンサートが実施されていたとしても、帰りは難渋するのは必至で、不幸中の幸いというところでした。

今日は本番!だった・・・

2020年03月28日 12時40分28秒 | 音楽系
今日の今頃はリハーサルがぼちぼち終りかなという感じのはずでした。3月28日15時東京の近江楽堂で行われる予定だった、オーボエの大山有里子さんとのコンサートです。



東京都知事が東京へ来ないでくださいって呼びかけましたので、近隣の県も(愛知県までも)各知事が上京自粛を呼びかけました。新幹線は本数を減らしていますし、都内のいくつかの店舗は休業を決めました。

しかしまぁ私たちのコンサートもよくこんな「ドンピシャ」の日を選んだものです。近江楽堂自体本日から31日は休館になりました。3月中の全28公演のうち、実施されたのは5公演のみ、月後半のものは全て延期か中止です。延期を決めたとき、一瞬強行突破する考えも頭の中をよぎったのですが、そうしなくてよかったです。コンサートは9月15日19時に同じ近江楽堂で行うべく延期致しました。もういくらなんでもこの頃は大丈夫だとは思いますが。

桑名市内でも六華苑や博物館、図書館など多くの施設は今月一杯は休館です。4月以降も休館になる施設が増えてくるかも知れません。こういう自粛ムードが拡がると「バロック音楽の旅14」講座の応募にも影響が出てくるかも知れません。困ったもんです。

Flow my teares の日本語訳(6)

2020年03月27日 21時21分02秒 | 音楽系
最近コロナの話ばかりなので、ひさしぶりにダウランドの「流れよ私の涙」の訳を。

いままでのペースだと1年くらいかかりそうなので、もう少し簡潔に行ってペースを上げましょう。
where nights black bird hir sad infamy sings,

hir=her

where 以下は関係副詞節になりますので、
at the place where ... と考えるといいと思います。

副詞節の中は、nights=at night、夜は(いつも)
black bird hir sad infamy sings=black bird sings hir sad infamy
目的語が動詞の前に来ています。ドイツ語みたいな感じです。

この行は次のように訳しました。

「夜になると黒き鳥が悲しく悪業を歌うところで」

次の行です。

there let mee live forlorne
mee=me, forlorne=forlorn

thereは前の行の内容です。let は前回書きましたように、行為の「同時性・一体性」を表すことから次の様な訳にしてみました。

「私をこのままはかなく生かしておくれ」
(つづく)

【謹告】

2020年03月26日 10時19分03秒 | 音楽系
当ブログでは、例年ですと4月1日には与太話がエントリーされますが、今年も昨年に引き続きお休みさせていただきます。昨年は令和に元号が変わるおめでたいときに、与太話なんぞ何事かと叱られそうなのでお休みにしました。あと東日本大震災の年もお休みさせて頂きました。

実は与太話用にネタ帳を作ってまして、思いついたら書き込むようにしていますので、ネタ自体はそれなりにあります。昨年お休みでしたので、今年はイッパツいいのをと意気込んでいたんですが・・・

過去の与太話をお読みになりたい方(そうはいないとは思いますが)当ブログのカテゴリー「ウソ系」をご覧下さい。

政治家の仕事

2020年03月25日 22時08分14秒 | 日々のこと
バッハ会長は安部首相のオリンピック延期の申し入れを100%支持すると言ったそうです。トランプは1000%支持するとか。以前10000%出馬しないと言って出馬した政治家もいましたが・・・エライ人の***%はあまり当てになりません。

日本はこの時期オリンピックをどうするかに関心が移ってしまって少々油断していた感じもします。1年後に延期ということになったようですが、結構リスキーな決定のような気がします。そもそもワクチンはまだできていない可能性が高く、第2波、第3波の感染流行も考えられます。オリンピックに全く関心のない私に言わせれば、日本の政治家はそんなものはさっさと中止にして新型コロナウィルス対策に全精力を注ぐべきです。初めからいろんなケチがつきまくっていた2020東京オリンピックですから、これ以上ケチがつかないうちに、もうこういうものからは手を引いた方が賢明です。

東京都では感染爆発の寸前という危機感から小池知事が記者会見をしました。でも1週間遅かったです。最近はオリンピックの話ばかりでした。そういう雰囲気の中、庶民は桜も咲き陽気もよくなったので、気が緩んでいた感じがします。悪いことに東京は桜の開花がよその地域より早かったのです。でも気が緩まないように呼びかけをするのが政治家の仕事でしょう。大阪府知事は先週の連休に大阪・兵庫間の不要の行き来をしないよう要請しました。直後はいろいろ言われていましたが、1週間後の今になってやっぱりそうしてよかったのでは、という感じがします。

日本以外の国はオリンピックをどうしようかという決定をする必要はなく、新型コロナウィルス対策に必死に取り組んでいます。先週の18日にはドイツのメルケル首相が国民に向けてテレビ演説をしました。とてもいい演説で好評だそうです。



以下は日本語訳です。(名古屋ドイツ会のメイリングリストにおける鎌田氏のエントリーから引用させていただきました。翻訳は氏の友人の友人がされたとのことです)少し長いですが、YouTube のビデオクリップを見ながら日本語訳をお読み下さい。メルケル首相が日本語を話しているような感じになってくるかも知れません。ドイツはとても大変な状況になっていますが、これを対岸の火事として見ていてはいけないと思います。
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親愛なるドイツ国民の皆さん!
現在、コロナウィルスは私たちの生活を著しく変えています。日常生活、公的生活、社会的な人との関わりの真価が問われるという、これまでにない事態に発展しています。

何百万人もの人が職場に行けず、子供たちは学校や保育施設に行けない状況です。劇場、映画館、店などは閉鎖されていますが、最も辛いことは、これまで当たり前に会っていた人に会えなくなってしまったことでしょう。このような状況に置かれれば、誰もがこの先どうなるのか、多くの疑問と不安を抱えてしまうのは当然のことです。

このような状況の中、今日、首相である私と連邦政府のすべての同僚たちが導き出したことをお話ししたいと思います。 オープンな民主主義国家でありますから、私たちの下した政治的決定は透明性を持ち、詳しく説明されなければなりません。決定の理由を明瞭に解説し、話し合うことで実践可能となります。

すべての国民の皆さんが、この課題を自分の任務として理解されたならば、この課題は達成される、私はそう確信しています。 ですから、申し上げます。事態は深刻です。どうかこの状況を理解してください。東西ドイツ統一以来、いいえ、第二次世界大戦以来、我が国においてこれほどまでに一致団結を要する挑戦はなかったのです。 連邦政府と州が伝染病の中ですべての人を守り、経済的、社会的、文化的な損失を出来る限り抑えるために何をするべきか、そのためになぜあなた方を必要としているのか、そしてひとりひとりに何が出来るのかを説明したいと思います。

伝染病について私がこれから申し上げることは、ロベルト・コッホ研究所のエキスパート、その他の学者、ウィルス学者からなる連邦政府協議会からの情報です。世界中が全力で研究していますが、まだコロナウィルスの治療薬もワクチンも発見されていません。 発見されるまでの間に出来ることがひとつだけあります。それは私たちの行動に関わってきます。つまり、ウィルス感染の拡大の速度を落とし、その何カ月もの間に研究者が薬品とワクチンを発見できるよう、時間稼ぎをするのです。もちろん、その間に感染し発病した患者は出来る限り手厚く看護されなければなりません。

ドイツには優れた医療制度があり、世界でもトップクラスです。しかし、短期間に多くの重症患者が運び込まれた場合、病院には大きな負担がかかります。それは統計上の単なる抽象的な数字ではなく、父または祖父、母または祖母、パートナーであり、彼らは人間です。そして、私たちはすべての人の命に価値があることを知るコミュニティで生活しているのです。 まずこの場を借りて、医師、そして看護施設、病院などで働くすべての方にお礼を申し上げます。あなた方は最前線で戦っています。この感染の深刻な経過を最初に見ています。毎日、新しい感染者に奉仕し、人々のためにそこにいてくれるのです。あなた方の仕事は素晴らしいことであり、心から感謝します。

さて、ドイツでのウィルス感染拡大を遅らせるために何をするべきか。そのために極めて重要なのは、私たちは公的な生活を中止することなのです。もちろん、理性と将来を見据えた判断を持って国家が機能し続けるよう、供給は引き続き確保され、可能な限り多くの経済活動が維持できるようにします。 しかし、人々を危険にさらしかねない全てのこと、個人的のみならず、社会全体を害するであろうことを今、制限する必要があります。私たちは出来る限り、感染のリスクを回避しなければなりません。

すでに現在、大変な制限を強いられていることは承知しています。イベントは無くなり、見本市、コンサートは中止、学校も大学も保育施設も閉鎖、公園で遊ぶことさえ出来ません。州と国の合意によるこれらの閉鎖は厳しいものであり、私たちの生活と民主的な自己理解を阻むことも承知しています。こういった制限は、この国にはこれまであり得ないことでした。 旅行や移動の自由を苦労して勝ち取った私のような人間にとって(注※メルケル首相は東独出身)、そのような制限は絶対に必要な場合にのみ正当化されます。民主主義国家においては、そういった制限は簡単に行われるべきではなく、一時的なものでなくてはなりません。今現在、人命を救うため、これは避けられないことなのです。 そのため、今週初めから国境管理を一層強化し、最も重要な近隣諸国の一部に対する入国制限を施行しています。

経済面、特に大企業、中小企業、商店、レストラン、フリーランサーにとっては現在すでに大変厳しい状況です。今後数週間は、さらに厳しい状況になるでしょう。しかし、経済的影響を緩和させるため、そして何よりも皆さんの職場が確保されるよう、連邦政府は出来る限りのことをしていきます。企業と従業員がこの困難な試練を乗り越えるために必要なものを支援していきます。

そして安心していただきたいのは、食糧の供給については心配無用であり、スーパーの棚が一日で空になったとしてもすぐに補充される、ということです。スーパーに向かっている方々に言いたいのです。家にストックがあること、物が足りていることは確かに安心です。しかし、節度を守ってください。買い溜めは不要で無意味であり、全く不健全です。 また、普段、感謝の言葉を述べることのなかった人々に対しても、この場を借りてお礼を申し上げます。スーパーのレジを打つ方々、スーパーの棚に商品を補充される方々は、この時期、大変なお仕事を担われています。私たち国民のためにお店を開けていてくださって、ありがとうございます。

さて、現在急を要すること、それはウィルスの急速な拡散を防ぐために私たちが効果的な手段を使わない限り、政府の措置は意味を持たなくなるということです。私たち自身、誰もがこのウィルスに感染する可能性があるのですから、すべての人が協力しなければなりません。

まず、今日、何が起こっているかを真剣に受け止めましょう。パニックになる必要はありませんが軽んじてもいけません。すべての人の努力が必要なのです。 この伝染病が私たちに教えてくれていることがあります。それは私たちがどれほど脆弱であるか、どれほど他者の思いやりある行動に依存しているかということ、それと同時に、私たちが協力し合うことでいかにお互いを守り、強めることができるか、ということです。

ウィルスの拡散を受け入れてはなりません。それを封じる手段があります。お互いの距離を保ちましょう。ウィルス学者は明確にアドバイスしています。握手をしてはいけません。丁寧に頻繁に手を洗い、人と少なくとも1,5メートルの距離を置き、出来るだけお年寄りとのコンタクトを避けましょう。お年寄りは特にリスクが高いからです。 この要求が難しいことであることは承知しています。こういった困難な時期にこそ、人にそばにいてもらいたいものですし、物理的な近接、触れ合いこそが癒しとなるものです。残念ながら、現時点ではそれは逆効果を生みます。誰もが距離を置くことが大変重要であることを自覚しなくてはなりません。

善意のある訪問、不必要な旅行、これらはすべて感染を意味し、行ってはならないのです。専門家が「お年寄りは孫に会ってはいけない」と言うのには、こういった明白な理由があるからです。 人と会うことを避ける方は、毎日たくさんの病人の看護をしている病院の負担を軽減させているのです。これが私たちが人命を救う方法なのです。確かに難しい状況の人もいます。世話をしている人、慰めの言葉や未来への希望が必要な人をひとりにはさせたくはありません。私たちは家族として、あるいは社会の一員として、お互いに支えあう他の方法を見つけましょう。

ウィルスが及ぼす社会的影響に逆らうクリエイティブな方法はたくさんあります。祖父母が寂しくないように、ポッドキャストに録音する孫もいます。愛情と友情を示す方法を見つける必要があります。Skype、電話、メール、そして手紙を書くという方法もあります。郵便は配達されていますから。自分で買い物に行けない近所のお年寄りを助けているという素晴らしい助け合いの話も耳にします。この社会は人を孤独にさせない様々な手段がたくさんある、私はそう確信しています。

申し上げたいのは、今後適用されるべき規則を遵守していただきたい、ということです。政府は常に現状を調査し、必要であれば修正をしていきます。現在は動的な情勢でありますから、いかなる時も臨機応変に他の機関と対応できるよう、高い意識を保つ必要があります。そして説明もしていきます。 ですから、私からのお願いです。どうか私たちからの公式発表以外の噂を信じないでください。発表は多くの言語にも訳されます。

私たちは民主国家にいます。強制されることなく、知識を共有し、協力しあって生活しています。これは歴史的な課題であり、協力なしでは達成できません。 私たちがこの危機を克服できることは間違いありません。しかし、いったいどれほどの犠牲者となるのでしょう?どれだけの愛する人々を失うことになるのでしょう?それは大部分が今後の私たちにかかってきています。今、断固として対応しなければなりません。現在の制限を受け入れ、お互いに助け合いましょう。 状況は深刻で未解決ですが、お互いが規律を遵守し、実行することで状況は変わっていくでしょう。 このような状況は初めてですが、私たちは心から理性を持って行動することで人命が助けられることを示さなければなりません。例外なしに、一人一人が私たちすべてに関わってくるのです。

ご自愛ください。そしてあなたの愛する人を守ってください。ありがとうございます。

大丈夫かしら

2020年03月24日 14時23分26秒 | 日々のこと
文科省が来年度から学校の再開を呼びかけていますが、大丈夫なんでしょうか。

現在100人以上の感染者がいる都道府県は次の5つです。(3月23日現在)

北海道145(17)、東京154(4)、愛知145(17)、大阪134(2)、兵庫(6)
※かっこ内は亡くなられた方。

これら感染者の中で、最近出て来ている傾向は、クラスター以外で感染経路が不明の方が出て生きていることです。愛知県の場合、大きな2つのクラスター、スポーツジム系とデイケア系が110人くらい(正確には忘れましたが、昨日の大村知事の会見ではこのくらいの数字でした)ですが、残りは感染経路不明です。しかもそういった感染経路不明の感染者増加は最近の傾向です。

このタイミングで学校の再開です。青森県では昨日まで感染者ゼロで、それを受けて青森市では23日から学校を再開していました。ところが昨日感染者が1名出たので、一部の小中学校で再び休校措置を執りました。

このように感染者の少ない地域でも慎重なのに、100人以上感染者が出ている地域では大丈夫なのでしょうか。今週後半の増加の様子が気になります。

スポーツジム

2020年03月23日 23時03分59秒 | 日々のこと
16日から近所のAスポーツジムが再開しましたのでぼちぼち行っています。今日もチンタラチンタラ歩いて(たまに走って)参りました。

うっかりタオルを忘れたので、ウチに取りに帰ろうかと思い、受付でその旨を話すとレンタルタオルがあるということなので、330円出して借りることとに。

三重県は大きな新型コロナ感染クラスターは出ていないというもののジムはガラガラ。行った時間にもよるのですが、いつもなら結構人がいますが、今日は写真のような感じでした。


走りながら撮ったので少しブレてしましました。

ウォーキングをマシンでしていた約30数分の間、ほとんどこのフロアは私だけでした。後ろには自転車や別のマシンがありましたが、振り向いても誰もいません。終わる頃にようやく3人やって来ました。当然ロッカーも、シャワーもガラガラですので、ほとんど人と接触することなく全て終えて帰宅しました。

ちなみに今日のワークアウトのお伴(音楽)は、Dezolve の Areaというアルバムです。イヤホンはいつものShure535、プレイヤーはiPhoneです。プレイヤーを変えるともっといい音になるかも。Dezolveは若手のフージョンバンド。とても高度な音楽なので、一般受けは難しいかもしれませんが、音の洪水に身を任せるだけでもいい感じになれる人もいるのでは。彼らのアルバムの各楽器のミキシングバランスはまるで古楽のアンサンブルのようで、ひとつのソロ楽器だけが目立ってあとは引っ込んでいるというよく日本の音楽にありがちなものではなく、各楽器のラインが全てきちんと聞こえるようにバランスをとっているところがいままでとは違うところ。こういうバランスになれていないリスナーはソロが聴きにくいなんていうかも知れません。

ドイツもスイスも

2020年03月22日 13時56分48秒 | 日々のこと
新型コロナウィルスの感染拡大はとどまるところを知りません。現在はヨーロッパがひどい状態になっていて特にイタリアが医療崩壊を起こして大変なことになっているようです。ヨーロッパは地続きなので隣のスイスやドイツでも、もう日本の感染状況を上回っています。

ドイツ政府は16日午前8時からフランス、スイス、オーストリア、ルクセンブルク、デンマークとの国境を封鎖したとのことです。普段日常的に行き交っているところは例外だそうですが。主に車で行けるところを封鎖したとのことです。

私の2枚目のアルバムを録音したところがドイツの田舎町、Lottstetten Nackという人口200人足らずの村ですが、ここはスイスとの国境の村です。村の北部以外の周囲はスイスです。



この村では南下してスイスのチューリッヒへ仕事に行く人も多いそうです。拡大してみますと、



写真にすると、



ここはドイツです。地図のゴルフクラブのあたり。赤マルの中の矢印地点に向かっています。そしてここが国境、矢印の地点です。



この道の左側はスイスです。スイスとドイツとでは少し舗装の状態が異なりますがお分かりになりますか?さすがにここで検閲することはないと思います。ヨーロッパはこういった場所が一杯ありますので、完全封鎖というのは無理なんですね。でもアリの一穴ということばもありますから、こういう所から村に感染が広がり、村人がチューリッヒに行ってそこで感染が更に拡大するというのもあり得ない話ではないかも。