リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

蘇りました!

2012年06月25日 14時07分46秒 | 日々のこと
ホンダ・ステップ・コンポ用の電池が到着しました。ホンダ・ステップ・コンポというのは、ホンダが発売していたモーターアシスト自転車で、確かホンダ・ステップワゴンの車載専用自転車として開発されたものです。ステップ・ワゴンをショールームに見に行ったときに衝動的に購入したものです。(笑)結構高かったです。(^^;)


(折りたたみも出来ます。ハンドルだけたたんでますが、もちろん本体も真ん中からたためます)

なかなかスタイリッシュな自転車で、でもそれが災いして駐輪中何度となく盗られそうになったり、いたずらされたりしました。それをさけるため駐輪をしないで乗って帰ってくるだけの用途にしか使わなくなり、でも実際そんな用途ってあまりありませんから、結局めったに乗らないようなりました。というわけで、自転車はもっぱら娘が残していったママチャリを使っていました。

何年か前ネットを見ていましたら、リコールが告示されていましたので、乗らないにしても一応直してもらいました。そうこうしているうちにニッケル水素電池が使えなくなり、ホンダの販売店に新しいのを注文しました。でもそれはいわゆる在庫品で製造してからすでに時間が経っているためか、半年もしないうちにまた使えなくなりました。

まぁ、たまには乗らなければと、メインはママチャリなんですが、ときどきに乗るように心がけていました。もう発売から時間が経っているので、もうそんなにいたずらはされないでしょうし。でも電池がないモーターアシスト自転車は単に重いだけの自転車で、運動には最適でした。最近娘のママチャリがぼろぼろになってきて処分しましたので、最近はステップ・コンポに乗る頻度はぐっと上がりました。

少し前ネットを見ていましたら、またリコールのお知らせ。ずいぶん前のリコール告知でしたが、前車回収できてないらしく、再度のお知らせのようです。対象車の型番を調べてみましたら、今度は該当しないので、ほっとしました。

そのときふと思ったのが新しい電池が販売されていないかなということで、ググってみましたらすぐ見つかりました。バッテリーリフレッシュ・セル交換の専門店、Recellonlineです。ガワはそのままで中身だけを交換してくれるということで、早速注文しました。オリジナルより容量が1.5倍になる選択もありましたので、それに致しました。そしてやっとそれが到着したので充電して走ってみますと、いやぁ参りましたねぇ。こんなに軽やかに動くんでしたね、ステップ・コンポは。(笑)見事蘇りました。

一時は単にこぐのが重いだけの自転車なので、売り飛ばすか、多分値段なんてつかないか二足三文だろうから、誰かほしい人にあげようかな、なんて思っていましたが、そうしないでよかったですねぇ。室内でずっと保管してきたので、ほとんど傷んでおらず、あまり走行もしていないので、タイヤも山がたっぷり残っています。電池交換の専門店があるなんて全然知りませんでした。ホンダ・ステップ・コンポ、末永く使えそうです。

バロック音楽の旅VI

2012年06月11日 20時20分33秒 | 音楽系
今年もバロック音楽の旅が始まりました。

これは、桑名市教育委員会との共催で行われている5回連続講座で、うち1回が座学、残り4回は簡単な解説付きのコンサートです。9日が第1回で、「チェンバロの雅、ヴァージナルとリュートとクラヴサンの微妙な関係」と題して、イギリスのヴァージナル、リュート音楽、初期から中期にかけてのフランスバロックの鍵盤音楽を紹介いたしました。演奏はチェンバロが杉浦道子さん、そしてルネサンス・リュートとバロック・リュートのちょい出を私が担当させて頂きました。



この連続講座は今年で6年目を迎えます。今年は71名の方に応募していただきました。ここ何年かはコンスタントに60~70名の応募がありすっかり定着した感があります。とはいえ5月になると毎年沢山の人に来て頂けるだろうかと気をもみます。

なにせイチ地方都市に過ぎない桑名周辺で、コノ手の講座に来て頂けるようにするには、相当入念にいろんなかたちで宣伝をしなければなりません。嬉しいことに今年は昨年度からの先行予約が35名もありました。あと市教委のお世話で桑名市の広報で広告をしていただきました。それから中日新聞、ミニコミ紙Myミユ、六華苑コンサートと明治村コンサートでのチラシといつも多方面戦略です。

次回は6月30日(土)15時、会場は桑名市星見ヶ丘の大山田キリスト教会です。




六華苑コンサート

2012年06月08日 23時51分50秒 | 音楽系
明治村のコンサートにひきづついて桑名六華苑でコンサート行いました。「6月のフレンチバロック」と題しまして、チェンバロの杉浦道子さんとのジョイントです。



曲目は、杉浦さんがルイ・クープランとラモーの作品、私がド・ヴィゼーの作品を演奏しました。そういやド・ヴィゼーの作品をバロック・リュートで演奏するのは本当に久しぶりって感じです。

天気も上々で、演奏の合間に庭の池から水音、そして鳥の歌が聞こえてくるという、まさに理想的な環境でした。ここは外からの騒音は全く入らず、こういった天然の環境音が入ってくるすばらしい場所です。完全な静寂の中で弾くより、水音や鳥の歌の方が静けさを演出できるものですね。



コンサートが終わってから、残って下さった方のために1曲演奏です。

今年の第2回は10月13日(土)です。ギターの谷邊昌央さんをお迎えして、「ラテン・フォルクローレの煌めき」というコンサートを開催します。

明治村コンサート

2012年06月05日 13時13分47秒 | 音楽系
明治村でのコンサートです。会場は聖ザビエル教会です。明治時代、京都に建てられたものを明治村に移築したものです。石造りの立派な教会で、ヨーロッパの教会と変わらない雰囲気、音の響きを持っています。でも屋根が日本式の亙だったり、柱が「寄せ木」みたいになっていて、日本のものだなぁという感じもします。



この日は雨の予想もあったのですが、うまい具合に雨は降らずまずまずの天気でした。そのお陰もあって300人以上の方に聴いて頂くことが出来ました。村内では明治の文豪・森鴎外の生誕150年記念イベント「鴎外が出会ったドイツ」が行われている関連で、ドイツの作品をということで、ソプラノの増野友香さんと、ヘンデル、バッハの作品と、あとソロでヴァイスの曲を演奏しました。なんでもこの教会でリュートが演奏されるのは初めてだそうで、マティアス・デュルビー1979年作、2005年松尾淳補修によるドイツ・テオルボはとてもきれいに響いていました。これだけ広い空間でも充分すぎるくらい音が届きます。



今回は立奏でした。マイクが写ってますが、しゃべり用のマイクで演奏の時は使っていません。