リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ハワイ

2008年12月23日 10時48分04秒 | 日々のこと
明日から年内一杯までハワイにいますので、ブログの投稿はその間お休みします。ハワイといってもホノルルではなく、ハワイ島のヒロというところから1時間くらい来るまで行った田舎に滞在します。確か有名な溶岩が流れている活火山があるところらしいです。

ビーチで泳いで、疲れたら読書でもして、ウクレレでも弾いてというような生活をするつもりですが、どうなるかはわかりません。(笑)一応ウクレレの曲集を買って持って行くつもりですが。

実はハワイ島のとあるところに、現在独立して離ればなれに住んでいる私の子供たちが一同に会します。と行っても娘と息子の二人ですが。(笑)家族が4人集まるのは久しぶりのことなので、とても楽しみにしています。それではまたお正月に。

リュート音楽のひととき第6回

2008年12月21日 12時47分45秒 | 音楽系
昨日はリュート音楽のひとときシリーズ第6回を無事終了しました。
早いものでもう6回目です。このコンサートは2005年にスイスから戻ってきてから始めました。リュート音楽をじっくりと味わって頂く、人数限定のプライベートな感じのコンサートというのをコンセプトにしています。

リュートの音楽は古い音楽ばかりなので、全くの予備知識なしではせっかくのいい音楽も耳を素通りしてしまう可能性もあります。そこで、パワーポイントによるプレゼンをして音楽の背景とか曲目の解説などを見聞きしながら進めています。

昨日の第6回のテーマは「プレイ・シャコンヌ」。どなたかと話をしていて何かのはずみで、「よっしゃ、それじゃぁ、バッハのシャコンヌを今度の「ひととき」で弾いてみましょう!」というようなことになりました。はずみというのは恐ろしいものです。(笑)

バッハのシャコンヌだけではもたないので、あと何曲か別の作曲家のシャコンヌを弾いて、ということで第6回の曲目が決まりました。

実はバッハのシャコンヌは数年前に半分くらいアレンジをしてしばらく練習していましたが、それ以上進まず放ったらかしになっていました。今回がいいチャンスなので残りのアレンジを完了し、自分流のバージョンを完成させました。技術的にも音楽的にも大変な作品ですが、一応リュートで演奏可能ではあります。でもヴァイスの何曲を含めても、これほど高度な技術と音楽性を要求するする作品はないですねぇ。

コンサートはほとんど宣伝していない(要するにローコストのコンサートです。(笑))にもかかわらず、会場のミューズサロン(名古屋市北区大曽根)はほぼ一杯になりました。聴きに来てくださった皆様には本当に感謝いたします。

シャコンヌのアレンジ方法に関する説明は短い時間で多くのことを言い過ぎて、ちょっと難しすぎたかも知れません。いずれ別の機会を作って、バッハのシャコンヌの話だけの会を持とうかなとも考えています。

ひとときシリーズは年2回くらいのペースですが、来年は1回だけにする予定です。というのは来年11月14日にリサイタルを予定しているからです。(場所は名古屋市伏見電気文化会館ザ・コンサートホール)来年の、第7回リュート音楽のひとときは来年の春に予定しています。また、ブログやホームページで紹介いたしますので、皆様のご来場をお待ちしております。

6線アルミシート(続々)

2008年12月18日 12時02分55秒 | 日々のこと
あまりにばかばかしい話題なので、何度もひっぱるのが若干気が引けますが、例の6線アルミシート、旭化成ホームプロダクツに問い合わせてみました。(笑)

大して意味のない質問にきちんとかつ迅速に回答いただいたお客様相談室のY様、ありがとうございました。こういうことがきちんとできる会社はきっとすばらしい会社で今後もますます繁栄していくに違いありません。

で、その回答ですが、引用しますと、


前略

「クックパー」“フライパン用”のアルミホイルの6本の線に
ついてのご質問をいただきましたが、この線の数につきましては
特に意味や根拠があるわけではなく、デザインの関係で6本に
しております。
以上、簡単ではございますが、ご回答とさせていただきます。


ということでした。実はリュートの楽譜の6線をあしらったもので・・・という返事を密かに期待していましたが、まぁ、常識的なお答えでした。でも、ひょっとしたらデザイナーがリュート好きで、その気持ちを密かにデザインに埋め込んだ、なんて線も考えられなくはないですが、さて?

名古屋ギターコンクール

2008年12月17日 12時35分21秒 | 音楽系
14日は中部日本ギター協会主催の名古屋ギターコンクールの審査をさせて頂きました。去年から審査員をさせて頂いていますが、昔多少はギターをやっていたこともあり、中部日本ギター協会の方々も何人か存じ上げていますので、そのご縁でさせて頂いております。

このコンクールの前身は「新人ギター演奏会」といいまして、これに出たことがありました。確か第7回だったと思います。もう30年以上昔のことです。その少しあとから私はリュートしか弾かなくなり、名古屋のギター界の方たちともおつきあいはなくなってしまいました。10年くらい前から、その新人ギター演奏会がコンクールに変わり年々レベルがアップしているようです。

このコンクールを聞きはじめたのは4年前からですが、今年が一番レベルが高かったように思えます。聞くところによりますと、東京国際ギターコンクールの本選と日が重なってしまったので、優秀な人たちがあちらの方に流れてしまうのでは、という懸念があったそうです。でも本選に関する限りはそれは杞憂に終わったようです。

今年1位になった人はまだ中学生だそうで、顔立ちもまだあどけないところを残す少年でした。でも演奏自体は非常に洗練されており、テクニックも申し分ありませんせんでした。彼が優勝というのは誰もが認めるところで、これからの活躍がとても楽しみです。

2位、3位は審査員の評が少し割れましたが、結果的にはまぁ順当なところでしょう。

本選出場者は6名でしたが、ほとんどの人がきちんとした形で音楽を勉強してきたということを伺わせる演奏でした。やっぱりレベルは着実に上がってきてるんですねぇ。とても嬉しく思いました。みなさんのこれからのご活躍を心からお祈りします。

6線アルミシート(続)

2008年12月13日 15時43分49秒 | 音楽系
6線付きアルミシートの製造メーカーである旭化成ライフ&リビングをウィキペディアで調べていましたら、次のようなことが書いてありました。

旭化成ライフ&リビングは、かつて大阪市北区堂島浜に本社を置いた企業。 2007年4月に、同じく旭化成グループの旭化成ケミカルズへ統合され、現在は存在しない。

ということは、うちにあるアルミシートは少なくとも去年の4月以前に買ったものなんですねぇ。家ではまぁそんなにアルミシートを使う方ではないし。

6線付きアルミシートはまだ販売されているのでしょうか。もし、販売中止になっていたら、一部の人にとってはレアものです。

6線アルミシート

2008年12月11日 18時28分56秒 | 日々のこと
たい焼きを焼き直そうかなと、電気ヒーターを開けましたら、その下に敷いてあるアルミシートに思わず見入ってしまいました。

クックパーというアルミシートなんですが、お魚やお餅の絵に混じってタブラチュアの6線が!!


曲はヴァイスの変ホ長調組曲よりクーラントの冒頭

これがなぜ5線じゃなく6線なんでしょ?今に生きる昔の知恵?でもなさそうです。(笑)

リュート弾きの目で見ると、どうみてもタブラチュアの6線紙の間に、お魚とお餅と商品名クックパーと「この面に食品をのせてください」と書いてあるにしか見えませんが、普通の人にはこの6線はいったいどう映るのでしょうか、ってか、やっぱタダの6本線、そもそも数えることすらしないでしょうねぇ。(笑)

漢字、半角英文字切り替え

2008年12月10日 11時07分07秒 | 日々のこと
私は自分の専門の関係上、ワープロを打つときに結構な頻度で英文字半角と漢字全角を切り替えます。切り替え操作はAltIMEというフリーソフトを使って右のAltキーに割り当ててありそれなりに便利なんですけど、漢字モードと英文字モードがカーソルだけで分かるようにできないもんでしょうかねぇ。

カーソル自体はウィンドウズの標準?動作で、挿入と上書きのときとでは細くなったり太くなったりしますが、例えば漢字の時は色がつくとかなんかそんな風になっているととても便利に思うんです。

一応ATOKの動作で、切り替えたときに「半角アルファベットを入力します」とか「ひらがなで入力します」とか出てくれるんですが、あれは少々うるさいし、第一、目が行に集中しているのに、一段下に出てくるので集中がとぎれます。やはりカーソルそのものが少しでもいいですから変化してほしいです。

もうすでにそういったユーティリティはあるのかも知れませんが、ご存知の方がいらっしゃったら教えて頂けると嬉しいです。

大須商店街

2008年12月09日 12時45分35秒 | 日々のこと
久しぶりに名古屋の大須に行って来ました。どっかの商店街とは対照的に、なかなかの賑わいでした。若者向けの店やら無国籍風の店に混じって、伝統的なものを扱う店も健闘しているという感じでした。

でも電気とかコンピュータ関連は店が減り、往時の賑わいからはほど遠いものがあります。今から30年くらい前に出来たアメ横ビル、ここには電気関係のお店が一杯入っていましたが、今では空きスペースになり、自販機がおいてあったり、電気モノとは関係のないお店が入ったりしています。

それでも昔からしぶとく頑張っているジャンク専門の店は最近までやってたと記憶していますが、先日行ったときはそれも無くなっていました。2F、3Fにあったツクモ電気は3Fを閉めてしまい、2Fを縮小して営業していました。でも店の品揃えは少なくもう「死に体」と言っていい状態に見えました。

大須の魅力は寺院の門前町としての部分や伝統的なグッズ、そして電気・コンピュータ関係の店が混然としていたところにありましたが、その一角である電気・コンピュータ関連は魅力が半減しました。残念ですねぇ。でも古さと新しさが入り交じっている大須の魅力自体は健在で、私が大好きなエリアのひとつには変わりはありません。帰りは、大須観音に近いお店でたい焼き6匹と串団子を買って帰りました。

It's a Sony

2008年12月08日 12時58分48秒 | 日々のこと
最近ちょっと気になるのが、コマーシャルなんかの最後に出てくる会社のキャッチフレーズ。コーポレート・スローガンとか言うんでしたっけ?

例えば以前のソニーのテレビのコマーシャルだと、It's a Sonyってコマーシャルの最後に言ったり文字でも書かれていましたね。あれです。

テレビを見ているときにメモって行きましたら、各メーカーもいろいろ考えるもんですえねぇ。どれがどこの会社か分かります?答えは、この投稿の末尾です。

Like.no.other
SHIFT_the way you move
Make it possible with Canon
Inspire the Next
The power of Dreams
Innovation by chemistry
Drive@earth
Make the style
Zoom-Zoom
Channel to discovery
at your side
ideas for life
Leading Innovation

トヨタとかシャープはないみたいです。あと唯一日本語で「あしたのもと Ajinomoto」というのがありました。

しかし外国における宣伝ならいざ知らず、日本人が見る宣伝でこれだけ英語ばっかしというのもねぇ。まぁ日本人は英語を話すのは苦手だけど、読解力やリスニング力は結構高いということなんでしょうか。

で、私が独断的に評価をしてみますと、

inspire とか innovation という語は中学校では習わない単語だから、ちょっと敷居が高いかも。

SHIFT_the way you move は関係代名詞が省略形で使われていますので、これもちょっとねぇ。

Make it possible with Canon はSVOCですねぇ。(笑)でも読んでみるとなかなかリズミックでいい感じです。

使っている単語が平易なのは、
like. no. other. とか
The power of Dreams
ideas for life
あたりですが、like.no.other のピリオドがなんか意味ありげでいいですねぇ。でも日本人の英語感覚には英語的すぎて(笑)今一つなのかも。likeを動詞だと思ってしまう人もいそうです。The power of Dreams は分かり易くきれいなイメージの単語だし、読んでみてもなかなか力強いです。ideas for life はわかり安いけど平凡なイメージ。音感もイマひとつ。

Zoom-Zoomは意味を知らなくても宣伝を聞くと何となく感覚でわかることばですね。これは秀逸です。コマーシャルの最後に必ず言ってますね。

日本で放映する以上は日本人の英語感覚でどうかというのが問われるので意外と作るのが難しいでしょうね。ネイティブがいいって言っても日本人にはあまりピンと来なかったり。でもこういうフレーズは多分世界中で使うんでしょうから、ネイティブにもいい感じに響き、日本人にもよくわかり音感もよく、ネイティブ以外の外国人にも受けるように作るという条件に作ることでしょうから、これは実は至難の業なんでしょう。という視点で見ると、どのフレーズも考え抜いて作られたものに違いありません。


(答え)
ソニー
日産
キャノン
日立
ホンダ
東レ
三菱自動車
ネッツ(トヨタの販売店)
マツダ
みずほ・コーポレーション
ブラザー
パナソニック
東芝

58周年

2008年12月04日 18時27分17秒 | 音楽系
名古屋地方にお住まいの方ならよくご存知の宝石店B宝堂のCM、それ以外の地方の方はまったくご存知ではないでしょういわゆる典型的なローカルCMです。このCMは最初は社長自ら出演して、「B宝堂、B宝堂へどうぞ」と連呼していたのがなかなか印象的でした。

それが7,8年前からお孫さんも出演するようになり、ここ何年かは息子さんも出演で、親子3代で出てます。ちょっと前まで社長(もう会長かな?)がお休みでどうしたのかなと思っていましたが、最新ヴァージョンでは復活です。なんでもB宝堂58周年セールだそうで。

この58という数字に何か特別の意味があるのでしょうか?3の倍数でもないし。(笑)何周年記念というと大体の倍数とか最初の1,2,3周年あたりが多いのですが、60周年記念大感謝祭の2年前ということなんかも知れません。

そういや四日市市もことし市政111年なんて言っています。まぁこれはぞろ目だからでしょうね。私の出身高校のK高校も「K高100年」なんてはしゃいでますが、11年後にまた「K高111年」ってきっとやるんでしょうね。

作曲家で生誕、没後ぞろ目年という人はいるでしょうか。私の守備範囲の作曲家ですと生誕、没後333年ですから、1675年生まれまたは没という人ですね。222年もいけるかな。それだと1786年です。今年はそれをネタになんかやるには遅すぎますから、もう1年づつ足して1676年と1787年の生誕、没後です。誰かいそうですね。いたら来年何か企画してみようかな?(笑)