リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

言ってやりました

2013年07月31日 15時04分49秒 | 日々のこと
郵便局に払い込みに行く用事がありましたので、言ってやりましたよ。例の柵の件です。


郵便局の看板の左下方の柵がその問題の柵です。駐車中のワゴン車が無事であったことを祈ります。

局長さんとお話をしましたが、いままでも何度も言われているみたいで、

「ええ、あれないほうがいいんでしょ?」なんておっしゃる。

「でも、ないと看板が傷つくので設置したんでしょう。もう少し高い柵にしたらいいんじゃないですか。高ければ車の死角入らないから、擦れば運転手の責任ですよ。ええ、私は今日は自転車なのでアレですけど、いつも擦り傷が増えていくので、気になりましてね、ええ」

おっと、思わず口をついて出た「今日は」というフレーズは不要でした。いつも自転車なので自分にとっては問題ではないが人様が困るのでは、というスタンスが崩れてしまいました。(笑)

桑名花火大会

2013年07月27日 22時22分06秒 | ローカルネタ
今日は花火大会です。桑名では揖斐川と長良川が合流したところあたりの十万山という中須から花火を打ち上げます。自宅からも少しくらいは見えますが、やはりある程度は近づいてみないと。

花火見物スポットは、六華苑の前あたりの堤防、諸戸邸の南側あたりがいいです。もちろん、船を浮かべてそこから見るというのが一番いいのですが、一般庶民はなかなかそのようなことはできません。



堤防まで行くと多分ものすごい人でしょうから、諸戸邸の南側のお堀にかかっている橋の上から見物です。ここはよく見えるわりには人が少なくというかほどほどにいて、なかなかいい場所です。

全体のプログラムの真ん中を過ぎたころに、1分以上(計ったわけではないので、あくまでも感じです)の大連発がありました。なんか和太鼓の乱打みたいですばらしかったです。ここまで豪勢に打ち上げるとは、やはり今年は景気がよくなっているに違いありません。



最後は、いつものようにでかいのがドカンで締めましたが、その前の大乱打があったので、なんか少し小ぢんまりした感じがしました。

着々と

2013年07月26日 16時24分01秒 | 日々のこと
着々と出来上がりつつあります。自作パソコンです。(息子用のですが)



マザーボードの真ん中に鎮座しているのが、CPUのクーラーです。もっと小さいものでもよさそうなもんですが、ファンの回転音が静かでなおかつよく冷えるようにするとこんなくらいの冷却フィンが必要になるようです。ちなみに、これはオプションでつけたもので、インテルのCPUにもともとついているのはずっと小さいです。でも、多分ファンの回転音が大きいんでしょう。

このあと、ケースに組み付けて、あと電源とかマザーボードへの結線とウィンドウズ8のインストールだけになりました。今回初めて少し小型の、micro ATX で作ったので、ケースが窮屈で、組み込みが若干大変。はじめメモリがでっかい冷却フィン付のを買ったら、CPUクーラーと干渉して、販売店に交換にいったりもしました。ミドル・タワーとかフル・タワーケースだとこういうことをあまり心配しなくてもいいのですけどね。

製作中・・・

2013年07月22日 20時34分44秒 | 音楽系
少しできあがって参りましたねぇ。スティーヴン・マーフィーから写真が届きました。彼に頼んである、アンドレアス・ベールの11コースバロックリュートです。弦長65cmのかわいらしいバロック・リュートで、オリジナルはボストンの博物館にあります。



私のHPのMy lutes+αのページに、同氏による同モデルの楽器の写真がありますので、興味のある方はご覧ください。

裏板(リブ)の材料は鳥目柄メープルです。よくあるメープルとはかなり柄が異なります。スペーサーもなしにしてもらいました。まぁ、ひとつくらいこんな柄があってもいいでしょう。(笑)あと私用の特別仕様で、ネックはピカピカ塗装、ペグボックスの裏は透かし彫りの装飾、弦幅は私が持っている他のバロック・リュートに合わせてもらいます。

バッハの次は・・・

2013年07月21日 23時54分34秒 | 日々のこと
三井住友海上しらかわホール(名古屋市中区)で行われましたバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のコンサートに愚妻と行ってきました。しらかわホールは以前は自主企画のコンサートを行っていましたが、今はそれは行っておらず単なる貸しホールになっています。したがってチケットの予約は直接東京のBCJの事務所に電話して予約しました。このコンサートがあるのを知ったのは3日前でしたので、チケットがあるか若干心配でしたが、無事取ることができました。

BCJは日本で最も有名なバッハ演奏団体ですが、ヨーロッパでは日本で考えられているよりさらに有名です。バーゼルのCDショップには同楽団の指揮者である鈴木雅明コーナーがありましたし、もちろんBCJのコーナーもありました。氏はナウムブルクにあるバッハゆかりのオルガンの修復完成時に試奏に招へいされたり、バッハの活動の中心地であったライプチヒ市から賞を授与されたりもしています。

今回の曲目は、世俗カンタータ2曲、「響き交わす弦による、一致する不一致よ」BWV207と「敗れ、砕け、うち壊て、この洞窟を」BWV205の2曲。ラッパがパッパラパッパラ鳴るハデな曲でしたので、愚妻も喜んでおりました。

すこし残念だったのは、いつもより(今回行ったのは3年ぶりくらいかな)ちょっと聴衆が少なかったことです。しらかわホールが「しらかわ友の会」で企画していたころにたまに行くことがありましたが、その頃はもう一階席は満席でした。でも今日はご覧の通り。BCJ単独での宣伝はやはり限界があるんでしょうねぇ。


後半の部が始まる直前です

あとBCJの素晴らしい演奏を聴きながら思ったのは、日本にはこの次に来るバッハ演奏団体がないんですよねぇ。BCJはヨーロッパでもトップレベルですが、ヨーロッパにはちょっと下手(失礼!)だけど、でもトップレベルに次ぐ楽団や、もちろんトップレベルの楽団などいろいろあります。でも日本だとBCJだけが突出しているだけなんですよね。2番手、3番手くらいもほしいもんです。まぁ数そのものが人口に比して極端に少ないですし。

帰りは東名阪をすっ飛ばして四日市市のY温泉に行きました。夏なので温泉に入ると余計暑くなりますので、あまり長くは入らず、もっぱら露天風呂で涼んでおりました。帰りしな、演芸会場では踊りが始まりました。三波春夫のチャンチキおけさに合わせて3人の劇団の人が踊っていました。バッハの後は三波春夫です。ここは日本なんですねぇ。(笑)

いい仕事

2013年07月19日 15時58分39秒 | 日々のこと
新幹線関係のカードの案内が来ました。このカードを使うとオンラインで予約ができ、さらにナントカというカードが使えるように予約すると、新幹線チケットの発券なしで、改札でポンとタッチのみで乗ることができます。ポイントもたまりますので、最近は新幹線に乗るときは必ずオンラインで予約します。Web環境があれば、自由に変更もききますし。

そのカードを新しいものに変更すると、年会費は変わらずにVISAカードと2つ保険が付いてきて、おまけに初年度はタダです。これは変えない手はありません。

さっそくオンラインで変更開始をしました。必要なところを記入して、先へ進みたいのですが、「*」印のついているところは間違っています」のメッセージが出てきて、なおかつ暗証番号の欄が空欄になった画面が出てきて、先へ進めません。それにもともと*のついた欄がいっぱいありどれかよくわかりません。うーーーん。

電話サポートの番号が書いてありませいたので、そこへ電話、待たされること10分あまりで、オペレータのお姉さんにつながる。お姉さんによると、最初の欄はこれから作るカードの情報、それ以下の欄は現在のカードの情報だそうです。なら、ちゃんとそうやって書いといてくれなくちゃ。少し毒づきたくなりましたが、やめて、電話を切りまたオンライン入力。

でもお姉さんのご指示に従って昔の情報を入れても同じ結果。画面に目をこらしてよく見ると、生年月日欄に小さい「*」と小さな字で、月日欄とも2桁で入力する旨が書かれています。おーたぶんこれだろうと、私の生まれ月を7から07に入力して「次へ」のボタンをクリックすると、次のステージに行きました。ここがだめだったんですね。

こんなはっきりしないのを平気でつくるウェブデザイナーさん、もうちょっといい仕事をしてくださいな。そして会社のウェブ担当の方もね。いい仕事しないと結局損しますよ。
ウェブデザインでも実際の物づくりでも、いい仕事に出会うととても嬉しくなります。昔ならウォークマン、最近だったらアップルの製品。アマゾンなんかもほんとに上手にわかりやすくデザインしてあるなぁ、といつも感心します。それでついつい買ってしまうんですが。

ネックがネック

2013年07月18日 18時17分02秒 | 音楽系
スティーブンにネックの塗装に関して写真を送りました。



彼の楽器のネックは、薄い黒檀の突き板を張って、それをパウダーでみがくというのが標準仕様です。多くのリュート製作家はその方法が標準みたいですが、私の親指はそれだと少し滑り気味になるのです。指紋が浅いんでしょうかねぇ。そのネックがネックに。(笑)

コンサートのときMCはすべっても親指だけはすべらないようにと、モーリスに初めて楽器を注文したときはギターのネックみたいにつるぴかの塗装を特注でお願いしました。

スティーブンのところに行ったときにうっかりとその指示を忘れましたので、文章で書いて説明したのですが、どうもよくわかっていないようなので、念のため写真を撮って送ることにしました。写真の楽器は、モーリスが2005年に作った13コースバロックリュートです。

C眼科→ネットスーパー

2013年07月16日 15時15分23秒 | 日々のこと
今日は母親の白内障の手術付き添いで市内のC眼科にいます。かの昔バッハやヘンデルは眼疾の出術が原因で命を落としたといわれていますが、タイムマシンかなんかでC眼科に連れてきてやりたいですね。

眼科へは指定の時間より30分くらい早く行ったんですが、ずっと待たされています。待っている時間が勿体ないので、ア○タのネットスーパーに欲しいものを聞きながら、注文。注文が3000円以上になると送料がただになるので、頑張って注文しました。(笑)便利なもんですねぇ。これでずいぶん時間の節約になりました。実は病院に来るときに、隣のおじいさんのところへ、ちょうど○ピタから配達車が来ているところでしたので、思い出して注文したのでした。

久しぶりに電車で名古屋へ

2013年07月15日 19時59分36秒 | 日々のこと
来年度のバロック音楽の旅シリーズの打ち合わせで、オルガンの野田さんに会いました。ほんとは彼女はバーゼル在住なので、私がこの間バーゼルに行ったときに会えるとよかったんですが、あいにく彼女は私と入れ替わりにこちらでコンサートをしたので向こうでは会うことができませんでした。連絡を取ってみましたら、まだ日本にいらっしゃるということでしたので、来年度のことでいろいろ相談させていただきました。

そのあとパソコンのパーツを揃えに大須まで出向きました。愚息がパソコンを必要だというので、私が腕によりをかけて厳選したパーツをゲットしてきました。



CPUはCore i7 4770S、メモリはフル装備32G、ストレージは東芝ドライブ使用高速SSDの512G、最高級の電源などなど、省電力静音高耐久の仕様です。でもグラボなし、光学ドライブ5000円、ディスプレイ11000円とカネをかける必要のないものには思い切ってけちっている、要は音楽制作に特化した仕様です。自分用にこういうのが欲しいですねぇ。

桑名夜

2013年07月12日 22時58分04秒 | 日々のこと
暑い日が続いています。バーゼルからこっちに帰ってきていきなり猛暑日の連続です。これだけ暑いとミューズにレッスンに行くのはもちろん車です。とても駅まで15分程歩いて電車に乗る気は起りません。もっとも向こうで高カロリーのものを食べ過ぎて2キロ以上体重が増えてしまったので、もっとエネルギーを使うべく暑いところを少し歩いた方がいいのかも。(笑)



気象庁の全国観測地ランキングのサイトによりますと、桑名は一昨日に続いて堂々の4位です。2日前でしたか、テレビで山梨県の勝沼が30何度かになってえらく暑いといってレポーターが温湿度計を示していましたが、温度計は確かに高い数値でしたが、湿度は20%になっていました。あっちの方ってそんなに湿度は高くないみたいですね。今日も上位3位は山梨県の甲府、勝沼、そして静岡県の川根本町でしたから、ひょっとして湿度は低かったかもしれません。

桑名は湿度はたっぷりありますので、不快指数でしたらひょっとしたら日本一だったのかも知れません。さっきテレビを見ていましたら、インドネシアから帰ってきたばかりというのコメンテータが、インドネシアの方がずっと気温が低く夜になると涼しいくらいだとおっしゃっていました。熱帯の方が涼しいのですから、一日の最低気温が25度以上あるのを熱帯夜というのはおかしいのかも。現在夜の11時少し前ですが、私のレッスン室はしっかりと30度あります。30度以下に下がらない夜は「桑名夜」ですね。(笑)