リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

リュート買い取りセンター!?

2024年06月07日 21時16分46秒 | 音楽系

ネットでこういうのを見つけました。

中を覗いてみましたら、ア○アリュートを始め国内外の製作家の楽器が10台ほど出ていました。ア○アリュートが2万円台、ナントカという外国の製作家のものが15万ほどの買い取り価格がついていました。中には8000円台のものまで。

この専門の査定員というのはどういう人なんでしょう。そもそもリュートを買い取るという広告自体意味があるのかどうか。買い取りで商売になるほど流通はしていないとは思いますが。どっかの自動車買い取りの会社が、事故車でもいい、壊れていてもいい、その自信は・・・?というTVCMを出していますが、このCMを見るたびになんかダークな背景を感じてしまします。リュートを買い取ってそのあと売るのでしょうけど、どうせ結構高いプライスを付けるんでしょう。でも商売になるんかな?


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2 コメント

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Unknown (やまねこ)
2024-06-08 06:56:19
こんにちは。
初めて知りましたね。
リュートを買い取る専門の査定員もいるという業者ですか・・。
東京方面にはいくつか数は非常に少ないですが、買い取る、又は委託販売できるところは知ってます。でも、クラシックギター系の店とか古楽器店の専門だけだと思います。
それがそうでない会社だと、どうなのかなあという印象もあります。
大手のクラシックギター系の店でも高価な名のある名器はまず、買取はしないでしょう、委託販売のほうがいいと助言されると思いますね。そして、演奏の経験者等が販売価格(委託料を上乗せし差っ引かれることを見込んだ価格)で買うかどうか、売れなければ、3か月くらいしてから値引き行います。それでもダメなら、ひたすら我慢して待つ、それでも買い手が無いなら、委託を止めます。そして、仲間、知り合い、リュートを始めたい人などツテを探し、ダメなら、一般買取業者のようなところへ持ち込むかでしょう。
今は、時代が悪いです。私も以前聞いたことがありますが、高価な名器はなかなか売れないそうですね。リュートは比較的年配層が多く、エレキなどと違い、専門的でコアなアカデミックな楽器で、そう簡単には買い手は見つかりません。クラシックギターの超名器でも30年前とは比較にならないほど値下がりしてますよね。400万を軽く切ってますし。
不景気で財布の紐を固くする国民も多くなり、90年代のようなわけにいきません。
これから、いわゆる名器を所有する方は、最後まで自分が使い切るか、お金に換えようとは思わず、使ってくれる人に譲るという選択しかないのかなとも思えます。
 今年なって東京方面の楽器店へ行く機会がありまして、店主から諸々事情を聞くことができましたが、楽器が売れてないそうで、円安とも相まって輸入楽器は値も張り、買い取りを希望する人が結構来てるようです。
 
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re (nakagawa)
2024-06-08 21:54:17
「買い取りセンター」の買い取り額を見てみますと結構わかっている感じを受けましたけどね。
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