リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

生兵法

2009年02月26日 00時20分22秒 | 日々のこと
麻生首相がアメリカから帰ってきました。もともとはクリントン氏がおみやげで持ってきたタナボタ訪米ですが、お得意の外交で支持率上昇といきたいところでしょう。

ただひとつ心配なことがあります。麻生首相は大事なお話の時ちゃんと通訳をつけたんでしょうね。漢字をあれだけ読み間違えた御仁ですから、そんなに言語能力が高いとは思えず、実際しゃべった英語を聞いてもとてもイギリスに留学していたとは思えないレベル。

でも中途半端には話すことができるので、得意がって直接英語を使ってオバマ大統領に余計なことまで一杯約束してきたとしたら・・・ちょっと怖いです。

ゴーティエとデュフォー

2009年02月24日 14時46分35秒 | 音楽系
Youtubeを見ていましたら面白いクリップを見つけました。

一台の楽器を二人で弾いてます。ダウランドの作品にも一台のリュートを二人で弾くという曲がありますが、それの現代ギター版というところです。

この二人はAntoine DufourとTommy Gauthierで、カナダのミュージシャンです。なかなかの腕前です。名前がいいですね。デュフォーとゴーティエ。フレンチバロックリュートの巨匠の共演みたいです。(笑)

Four Hands Guitar



Let' note R1

2009年02月23日 13時47分06秒 | 日々のこと
もう8年以上前に買ったパナソニックLet's note R1を、ナクソス・ミュージック・ライブラリ専用マシンにしています。現行のシリーズはR8で、代々改良が加えられ、すっかり熟成したマシンになっています。でも初代もとてもよく出来ていて、ボディは堅牢、まだ結構新しく見えます。使いまくったせいでさすがにキーボードは表面がすれて、下の黒いプラスチック地が見えているものもあります。

当時、重量1キロを切って、バッテリの持続時間6時間は画期的なスペックで、他のノートパソコンを引き離していました。ハードディスクが20ギガと小さかったので、本体をこじ開けて60ギガに換装しました。この作業は結構大変でしたが、長く使うことができたのはこの60ギガの功績大です。最近、ハードディスクの中身を工場出荷初期状態に戻しましたので、Windows XPも軽快に動いています。

このXPはSP1なので、SP3にヴァージョンアップしようと思いましたが、ドライバーの入れ替えなど、かなりきちんといろんな手順を踏まないと動かないことがわかりましたので、やめました。自作のデスクトップだとそういうのは簡単ですが、市販のノートパソコンはややこしいです。SP1に対応している、無料のワクチンソフト、Avastを導入しておいたので、まぁ何とか大丈夫でしょう。

実はこのマシンをナクソス専用にしようと思いついたのは、2、3ヶ月前でした。しかし何故か以前このR1にきちんとささっていた無線LANのPCカードがうまくささらないないので、あきらめてました。他のPCカードはささるのですが、全く同じピン穴数で形状も同じ無線LANカードだけがささらないんです。何度やってもだめなので、原因不明のまま放って置いてありました。

最近ふとまた思いついて、刺さるカードとその無線LANカードを詳細に比べてみました。穴の数は同じだし、先端の切りかきも同じ・・・で、さらに見ていくと根元付近に気持ち段差みたいなものがありました。ひょっとしてこれかも、と思い、少し上に上げながら入れてみると、あらら、するっと入りました。非常に単純な原因でした。(笑)ハードが多少(コンピュータ的には相当)老朽化しているので、カードひとつさすのもコツがいるようです。

接続は、さすがにイヤホン出力からではだめなので、余っているミュージック・インターフェース、Edirol UA-1EXをUSBにつないで、その出力をラックスマン製アンプのinputにつなぎました。ナクソス・ミュージック・ライブラリの音質を、持っているCDと比較してみましたが、明確に差異がわかるというレベルではありませんでした。なかなかの音質と言っていいと思います。

以前は仕事に大活躍だったR1、現在ではもう活躍する場もなく、ひっそりと鞄の中に収まっていましたが、これでまた活躍の場ができました。(笑)

鈴木茂

2009年02月22日 16時10分43秒 | 日々のこと
元はっぴいえんどのギタリスト鈴木茂が先日大麻取締法違反で逮捕されました。別にこのギタリストに興味があるわけではないんですが、同じ名前で同じ年齢の人を知ってるので、ときどき同一人物じゃないかなぁ、って思うことがあります。

今を遡ること50年近く前、1959年9月に襲った伊勢湾台風で、桑名地区は大きな被害を受けました。幸いウチは床下浸水だけですみましたが、ウチからわずか300メートくらい海よりの地区では何人か死者が出ています。学校は一週間くらい休みになり、その後登校しても何日かは運動場で授業を受けていました。

全国各地からお見舞い、励まし手紙が来ましたが、その中のひとりの男の子とその後も文通を続けていました。伊勢湾台風に襲われたのが小学校の2年生でしたが、その文通は2年近く続きました。その後はなんとなく来なくなり、いつのまにか忘れていました。

でも70年代になって、ときどきその文通相手と同じ名前のミュージシャンのことを耳にするようになりました。東京都出身で年齢も同じ、でも鈴木というのは全国で最も多い名字の一つだし、茂もよくある名前です。可能性はあるかな、くらいに思っていて、また忘れていました。

で、最近の報道で、大麻取締法違反で逮捕です。あまりよくないきっかけですが、また思い出してしまいました。私の文通相手だった鈴木茂さんと捕まった鈴木茂は同一人物なんでしょうか。それとも別人なんでしょうか。文通相手の鈴木茂さんは、神田神保町在住でした。残念ながら番地までは覚えていません。

もうほとんど、探偵ナイトスクープネタですが、気になりますねぇ。

地震!

2009年02月18日 11時57分16秒 | ローカルネタ
今朝、地震で目がさめました。すぐ枕元のラジオをつけましたら、6時47分頃福井県北部を震源とする地震があったようです。桑名の方は、私の感じでは、震度3くらいかな?
でも結構長く揺れていました。阪神淡路大震災のときはもっと揺れが大きく、かつ長く続きましたので、それほどの大きな地震ではないな、と揺れているときに思いました。

揺れがおさまって、ふと気づきました。昨夜レッスン室にアーチリュートをケースごと椅子に乗せたままにしておいたのです。明日の本番に備えて、曲を練習していたんですが、ふと気づくとスポーツジム入館のタイムリミット寸前。あわてて楽器をケースにしまい、椅子の上においたままで、家を飛び出しました。

最近メタボ解消のため?(実際にメタボではないと思いますが、周りからは言われます)、スポーツジムで水泳をやっています。ジムの終了間際(10時終了)の9時半に入り、20分ほど、気分は北島で平泳ぎをやっています。(笑)

昨夜も快調に20分、距離にして600メートル余り泳いで帰宅して、アーチリュートが椅子に乗っかったままということをコロっと忘れて、寝てしまいました。

私が所有しているリュート系の楽器数台は、地震があっても倒れたり飛んでいかないよう、鎖で固定して壁にケースごと立てかけています。アーチリュートも本来そうすべきはずでしたが、昨夜にかぎってしませんでした。何か地震が起こるような予感はしたんですが・・・

で、あわててレッスン室に行きまして、アーチリュートを確認しましたら、無事椅子に乗っかったままでした。(笑)ま、あの程度の揺れでは転げ落ちることはないな、とは分かっていてもちょっぴりビビりながら部屋に入りました。日本は地震国であることを再認識いたしました。本棚は倒れないようにしましたが、まだ本棚の上の方の本が落ちてこないようにはしてありません。これも急がなくっちゃ。その他にもモノが多い部屋なので、大地震が来たら、どうなるかは何とも言えませんが・・・

バロック音楽の名曲

2009年02月14日 16時22分27秒 | 音楽系
久しぶりに近所の本屋さんにいましたら、おもしろい本がありました。ナツメ社から出ている「図解雑学バロック音楽の名曲」です。これはシリーズで出ていまして、「日蓮」「元素」「失敗学」といった人文科学、自然科学、社会科学を網羅する入門書です。でもこういうタイプの本は往々にして書いてあることが古かったり、きちんとしていないことが多いんじゃない?という偏見の目で見てしまいがちで、立ち見さえしないことが多いです。

でも皆川達夫監修とありましたから、本を手に取ってパラパラっとページをめくってみました。すると意外や意外(失礼)なかなか記述がしっかりしているし、リュートやテオルボのこともきちんと書いてあります。名曲の解説では、ヴァイスのト短調のブレが入っています。ヴァイスの偉大さを正当に評価した選曲です。やっとそういう時代が来たのか!としばし感慨にふけってしまう内容でした。(笑)

この本の執筆は宮崎晴代さんという音楽学の専門の方が書かれましたが、大変平易な書き方ですが内容的には正確で要を得ています。バロック音楽を概観する読み物として非常にオススメです。リュートのことが書かれているからオススメというんじゃなく、他のこともきちんと書かれています。平明ながら安易に堕することがない書き方が大変好感を持ちます。

さらにCDが2枚も付いていてお値段は1600円という廉価。逆にここまでしっかりした内容なんだから、もう少し表紙を格調高いものにしても良さそうですが、そうなると敷居が高いって感じになってしまうかも。これはこれでいいんですね。

CDの音源は基本的にはナクソスがベースになっているように見受けました。リュートソロはロバート・バルトでした。

ゴミ出し

2009年02月12日 12時31分16秒 | ローカルネタ
今日はゴミ出しの日。

カラスが来ることがあるので、最近は早朝ではなく、ゴミ回収車が来る少し前、9時半頃にに出すようにしています。

でも今日はやられてしまいましたね。いえ、カラスではないです。いつも早くて10時過ぎから、多くは11時前後にまわっているゴミ回収車が何と9時20分に来たのです。

こういうのって困りますよねぇ。居間でくつろいでいてぼちぼちゴミを出そうかと思っていた矢先、外で回収車の音。えらい手際よさであっという間に行ってしまい間に合いませんでした。今までギリギリで間に合ったパターンは、玄関先で外に出そうと思っていたときに、回収車が来て、これでもギリギリで間に合ったくらいだから、2階の居間にいては間に合いません。

ウチの地域は特定のゴミ置き場がありませんので、道ばたに置いておくことになってますが、その置いておく場所は自分の家のすぐ前で大変便利です。

ゴミ回収車はいつも同じルートをまわるでしょうから、大体同じ時間に来るんじゃないかと思うんですが、こうも来る時間が異なるのは困りますねぇ。まぁ、こういうことは初めてのことなので、今回は許してあげましょう。(笑)でも次回は早朝に出すことにします。すると今度はカラスが・・・

触らぬ神に・・・

2009年02月09日 15時14分22秒 | 日々のこと
最近家の電話の調子が変です。ウチの電話システムは複雑怪奇です。それは家庭用電話交換機を使い(この家庭用電話交換機はドアホンにもつなげることができます)、それを通さずファックスも使っているからです。

当初は全ての階(といっても3階まですが(笑))で電話を受けることが出来、それぞれの間で通話も転送も出来、さらにドアホンとも話ができるシステムということで、パイオニアの電話交換機TFX-104MK2を家を建てるときに導入しました。

今は無線で同様のことができると思いますが、家を建てた20年前はこの方法しかありませんでした。なかなか快適なシステムで使い勝ってもよかったんですが、どこがどう悪いのか、調子が悪いときが多くなってきました。0120もかけることができなくなってきたし。(でもこれはひょっとして最初からかからなかったのかも)

子機に使っている無線式電話の電池が減ってきたのが原因かと思って、充電池を新しいのに替えてみました。最初の頃は前みたいに使えるようになったり、電池の消耗が原因かと思われたのですが、それから一ヶ月くらいたったら、また電話が使えなくなりました。

ドアホンともつながっているので、レッスンに来た生徒さんが来たのもわからず迷惑をかけたこともありました。

それで、子機を昔ながらの線でつながっているやつに替えると、あら不思議ちゃんと使えます。ということで、5台ある子機のうち、1台を除きレトロな有線式電話になってしまいました。これって、何が原因なんでしょう?電話交換機が悪いのか、子機に原因があるのか。少なくとも有線式がちゃんとつながっている以上は、電話交換機には原因がないような感じもしますが、替えたばかりの充電池が1ヶ月もしないうちに電圧が落ちるのも変だし。

まぁ、家の中の電話をそうかけることもないし、この原因の切り出しも面倒そう。とりあえず、有線電話で使えるのでまぁいいかって感じですね。古いシステムは、基本的には触らぬ神にたたりなしです。ヘタに触るとやたらと時間を食ってしまい、挙げ句の果て、最新式に交換した方がいいということになる可能性大です。デスクトップのコンピュータも同じ状態ですねぇ。デスクトップの神様も電話交換機の神様もそっとしておきます。

コーヒーメーカー

2009年02月06日 17時12分38秒 | 日々のこと
自民党の細田幹事長の言。

「従来通り雇用されている普通に給料をもらっている皆さんが消費をいたずらに減らすのはむしろ悪だ」

うーん。おっしゃいますねぇ。(笑)私は分類的には、細田幹事長のおっしゃる「皆さん」には入らないかも知れませんが、最近は幹事長のご期待には十分添うような購買行動をして日本経済を支えています。立て続けに録音機を2台買いましたし、息子用にノートパソコン、Pro Toolsも買いましたねぇ。

今日はコーヒーメーカーのお話。

少し前に買った、全自動コーヒーメーカー(焙煎機付き)、これ、なかなか優れものです。昨年の暮れから今年の始めにかけてハワイで時間を過ごしましたが、コーヒー農園に行ったときに、コーヒー焙煎機なるものも売っていました。

でもこういうのはなんと言っても日本製に限ると思いましたので、(それにデカイのを持って帰るのも大変そうだったし)生豆だけ買って帰りました。

インターネットでいろいろ探しましたら、カフェックス・ジャパンというところが出している eCAFE S-2 というのが良さそうでしたので、早速購入いたしました。

さすが日本製、非の打ち所のない製品です。出荷前に動作テストがされているというのがなかなかすごい。自動車を売る前に、一度その車で100kmくらい走らせてチェックしてから売るようなものです。

細部の作り使い勝っても非常に細かいところまで考えられて作られた製品だと思いました。そして何より、生豆と水をいれるとあとは全自動で出来上がるコーヒーがとてもおいしいのに感動いたしました。

今使っている生豆は、ハワイはコナのグリーンウェル農園製エクストラ・ファンシーです。確か一番高いのを買った、かな?(笑)この農園にいた大変日本語が達者な方によると、生豆だと別に湿度を考えて保存する必要もなく、非常に長期間置いておいても大丈夫とのことでした。ちなみにその方、年齢は60代中頃、和歌山に38年間すんでらっしゃった方で、伊勢湾台風もご存知でした。

この全自動焙煎機付きコーヒーメーカー、ちょっとお値段が高い(4万円超えます)のがたまにきずですが、大変結構な品です。

ブログ

2009年02月05日 10時11分24秒 | 日々のこと
某芸能人のブログが炎上したので、被害届を出したのを受け、警視庁は名誉毀損で刑事責任を追及することにしたそうです。

今学校で携帯が随分問題になっているのと同様、ブログも社会的に大きな意味を持ち始めているということです。わずか数年前には全く考えられなかったことで、ITによる社会変化が著しいということを私たちは自覚した方が良さそうです。

私のブログの場合、多分100人くらいの方は毎日読んで頂いていると思います。大した内容でもないのに、本当にありがとうございます。こんなちっぽけなブログですが、一応それなりにいろんなことを考えて書いております。

あまり毒にも薬にもならない内容で、時には突然専門的な内容が出てきて読みにくいこともあろうかとは思いますが、今後ともよろしくおつきあいの程を。