リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

祝日本一!

2015年05月30日 19時34分38秒 | ローカルネタ
今日は桑名の最高気温は34.1度で日本一になりました。

気象庁のホームページによりますと、常連の多治見や群馬県勢をぶっちぎって堂々の一位です。

2位は同じく三重県の津、8位にも三重県の粥見が入っています。今日は三重県勢大健闘、暑かったんですねぇ。

実は今日は朝っぱらから暑かったのでずっと冷房をかけて家にこもっていました。こんなに暑かったとは・・・これからが思いやられます。

コパンでの演奏会(愛知県北名古屋市)【訂正あり】

2015年05月28日 11時07分31秒 | 音楽系
愛知県の北名古屋市コパンでコンサートです。

今回のプログラムは、ルネサンス・リュートで私のオリジナル作品を含む比較的親しみやすい曲で構成しました。主催者の方から、バロック・リュートも弾いて欲しいということでしたので、ヴァイスの作品も含めました。

コパンは、オーナーのお話によりますと、ご自分の「リサイタル・ホール」として作り始めたようですが、途中で画廊機能も持たせた方がよいと分かり少し構造を変更したそうです。そのおかげでコンサート、絵の展覧会をはじめ様々なイベントに使用しているとのことです。


控え室からです。わかりにくいですが、ぞくぞくとお客さんが入っていらっしゃいます。

会場のキャパは30名くらいですが、申込がオーバーしたので、コンサートは午前と午後の2回行うことになりました。共通するお客さんはいらっしゃいませんが、トークは少し内容を変えました。というか、単純に前お話をしたことを覚えていないだけのことですが。

クラシックのコンサートシリーズを始めたのは実は比較的最近のことのようで、私で3回目とのことです。次回は11月ですので、大体年間2回くらいのペースで開催されているようです。個人所有のホールはそれなりに数はあるのですが、単に場所を貸して頂けるだけのところが多い中、こういった個人所有のホールで定期的にイベントを行い常連客もついているところは貴重な存在です。企画される方と演奏する方双方の協力・努力が豊の音楽文化を創って行くのだと思います。これからもますますこのコンサートシリーズが盛況にになるよう願っています。

※掲載時に会場の名前をコペンと書いてしまいました。正しくはコパンです。お詫びして訂正致します。

桑名六華苑コンサート2015春

2015年05月24日 16時21分30秒 | 音楽系
今日は六華苑ミニコンサートシリーズ2015の春の部でした。2,3日前の天気予報では今日の昼からは雨という予報が出ていましたが、幸いに雨雲はそれて今日はいい天気でした。ただ5月にしては少し湿気がありましたが。

今回から、今までの1時3時の二部制をやめて1時30分から1回だけのコンサートと相成りました。沢山の方に来て頂き、会場の六華苑洋館のロビーは一杯になりました。今回のプログラムは自作を三分の一くらい含むポップな内容です。14世紀のRobertsbridge 写本からの、現存する最古の器楽曲から今年の3月に作った曲まで演奏しました。

今週は今回とは若干内容は異なりますが、今回のを軸としたプログラムのコンサートをあと3回行います。次回は水曜日で、北名古屋市のコパンというところです。このコンサートでは、バロック・リュートの演奏も頼まれていますので、ルネサンスからバロックへの切り替えの練習をしておかなくてはいけません。


【告知】リュートをお譲りします

2015年05月21日 20時52分13秒 | 音楽系
次の2台のリュートを格安にてお譲りいたします。

1.マティアス・デュルビー1985年作7コースのルネサンス・リュート

2.スティーブン・マーフィ2013年作14コースのアーチ・リュート

1.の楽器は私が長年使っていた楽器です。また2.の楽器は2013年の暮れに完成した楽器で新品同様です。いずれも故あってお譲りすることになりました。関心がおありの方は私にメイルを下さい。なお、お申し込みは先着順とさせていただきます。

見頃を迎えました

2015年05月20日 17時40分22秒 | 日々のこと
我が家隣接の天然ドクダミ園が今年もお花満開で見頃を迎えました。



今年は気温が高めでいつもにも増して生育が良いです。

何もしないで放ったらかしで冬には枯れ枯れになっているんですが、丈夫なものですねぇ。ちょうど陰になっている部分から向こうは日照時間が少し短いですが、少し背丈が低いです。ドクダミといえども陽が当たる方が成長は早いようです。

ドクダミは臭いがきついのでふつうは犬や猫は近づかないんですが、近所の犬の飼い主が積極的に勧めるので、わんちゃんはイヤイヤ陽があたっている部分あたりで用を足すようです。おかげで更に生育はよくなるようです。

三重ギターフェスティバル

2015年05月18日 21時23分26秒 | 音楽系
伊勢市生涯学習センターで行われた「三重ギターフェスティバル」に行ってきました。

拙宅にレッスンに来て頂いているHさんがソロで、不定期ですが指導させていただいています四日市のSギターアンサンブルさんが出演された他、県内の様々な個人やアンサンブルが参加されました。Sギターアンサンブルさんは、拙作の「モーニング・メヌエット」、松居孝行作曲で私が同アンサンブルのために四重奏に編曲しました、「紫陽花」を演奏しました。この曲は元は二重奏ですが、四重奏への編曲はもちろん松居氏の許可を頂き、「公式」四重奏版として認めて頂きました。なおこの曲は、有名なギターデュオ「いちむじん」のために松居氏が作曲したものです。



Hさんのソロはいつもレッスンしているバッハの曲ではありませんでしたが、とてもロマンティックなメロディが生きていた演奏でした。またSアンサンブルさんは曲も編曲も演奏もよかったので、とっても洗練された美しいサウンドで圧倒!しました。(笑)

会場の横断幕には「第18回」とありますようにもう18年目を迎えますこの三重ギターフェスティバルですが、実は設立の際に少し関係したこともありました。でも本来ギターの人間ではありませんので、すぐに辞退させて頂きました。でも年1回のこうした会にはできるだけ参加を心掛けています。

近隣の県では岐阜県の方たちがいつも夏にこういったフェスティバルを催されています。昨年、一昨年とたまたまそのフェスティバルの頃不在で行くことができませんでしたが、今年は行けそうです。

和声教本の刷新!

2015年05月10日 20時38分02秒 | 音楽系
日経新聞のコラムに東京芸大で使う和声のテキストが半世紀ぶりに刷新されるとありました。

日本の音大で使っているテキストは島岡譲氏が書いたもので、和音の記号が独特で通奏低音式の記号ではありません。

私は40何年か前に、小船幸次郎という方が書いた「ギター和声楽」という本を読んで和声を勉強しました。小船さんは戦前から活躍していた作曲家ですので、伝統的なヨーロッパの和声学を勉強した人でした。

この本は通奏低音式の和音記号が用いられていましてそのおかげで後に通奏低音を勉強するときにとてもスムーズに理解することができました。

私は日本の音大で学んでいませんが、中途半端にどっかの音大に行ってたりしたら、通奏低音の勉強で少し苦労するところでした。

どうして通奏低音の数字表記と異なる体系の記号で和声を学ぶのか前から疑問に思っていました。通奏低音式で充分だしずっと実用的でもあります。

小船さんの和声学で学んだ私はなんかちょっと旧式の和声学で勉強してしまったなぁ、と思っていましたが、通奏低音を学ぶときはその知識がそのまま使えましたし、向こうでは皆さん同じような和声体系で勉強していました。結局日本の音大もヨーロッパの伝統的方式に戻ったわけで私としては何か得したような感じです。(笑)

HITOMIホールゲット!

2015年05月01日 16時08分10秒 | 音楽系
以前も同じようなタイトルで書いたような気がしますが、今回も無事HITOMIホールを押さえることができました。来年の5月15日(日)で、久々のソロリサイタルを行います。

HITOMIホールはコンタクトレンズのメニコンが運営している名古屋市千種区にある110席の小ホールです。メニコンだからHITOMIなんですね。新しいホールで交通の便が良く駐車場もあることなどからとても人気があり、なかなか予約するのが大変なホールです。利用予定月の1年前から仮予約ができます。来年の5月にコンサートしようとすると、今年の5月1日から予約が可能です。でも実際は各月1日の朝10時前には全ての土日が埋まってしまうのが現実です。

前回は共演者のチェンバロの方と一緒に電話をかけまくって40分後にやっとつながったんですが、今回は何とかけ始めて10分足らずでつながりました。固定電話とiPhoneの両刀遣いで5分くらい前(9時30分受付開始)からかけていました。

9時30分より前は電話をかけると呼びだしベルがなっていましたが、9時30分を1分くらいすぎると何度かけても通話中のトーンがなるようになりました。皆さん、かけてるんですねぇ。

私もまけてはいけないと、iPhoneと固定電話の再ダイヤルを押しまくっていました。どうせまたこのまま40分くらいやらんとアカンかなと思っていた矢先、9時40分前にあっさりとつながりました。

ひょっとしたら多分連休に入っているので、「参加者」が少なかったのではと思います。私がつながったときはまだ土日の半分くらいは空いており、選べる状態でした。今回はラッキーでしたね。

来年のリサイタルでは、バッハの組曲6番BWV1012、3番BWV1009(ひょっとしたら2番に変えるかも)、プレリュード・フーガ・アレグロBWV998とあと短い曲を1曲を演奏しようかと思っています。次期リサイタルの準備は既に始めていますが、HITOMIホールが予約が大変難しいところなので、割と取りやすい別の大きめホールにしようかと思っていたところでした。まだ1年以上先なのでアレですが、チラシは今年の12月頃には制作しようかと考えています。