ことしもいよいよ今日一日を残すだけとなりました。2020年1月すぎから始まったコロナ禍もやっと収まり以前の生活が戻ってきました。
コロナ禍の時期においては私だけでなく他の人も音楽活動が低調だったですが、一昨年の終わりから今年にかけて活況が戻ってきました。2020年、21年、22年前半はホントにウチでじっとしていましたが、今年は他の方が行うコンサートに出かける頻度も戻り、地元のミュージシャンとの交流も戻ってきました。また(チラホラに過ぎませんが)コンサートのオファーもまた来るようになってきました。ただこのコロナ禍を通過してもう活動を止めたり低調になったままの人も何人かいて少々残念ではあります。(私より若い方です)
今年の夏にはやっとRobert DowlandのVARIETIE OF LUTE-lessonsの完全日本語訳「とりどりのリュート曲撰」を上梓することができました。お陰様で50人近い方々からのお買い上げをいただきました。
桑名で17年続けているバロック音楽の講座コンサート「バロック音楽の旅」はコロナ禍で大打撃を受けて、現在も最盛期の60%くらいの規模に縮小したままです。まあこれでもなんとか実施可能ですし、そもそも7,8年前はそのくらいの規模で続けていましたのでなんとか続けていけると思います。現在は低空飛行を続けて上昇気流を伺っているというところでしょうか。
久しぶりのリサイタルを今年の3月に企画し、来年3月の本番に向けて鋭意練習中です。ここ20年くらいのペースだと2021年に1回開催すべきでしたが、コロナ禍のため(なんでもコロナ禍のせいにしてはいけないんですが)1回飛んでしまいました。
さて来年はどんな年になるでしょうか。当ブログをお読みいただいている皆様方には厚く御礼申し上げます。それではよいお年をお迎え下さい。