最近は楽譜をiPad で見る人が増えてきました。今度ご一緒させて頂くチェロの(最近はガンバも)高橋君もいつのまにかiPad Proを使うようになっています。
iPad Proで使う楽譜閲覧アプリはForscore とか Piascoreなどがあります。私はForscoreを使っていますが、Piascoreの方も多いようです。Forscoreはデュアルページモードのバグをちっとも取ってくれないので、Piascore を検討しようかなとも思っています。
iPad で楽譜を見るときに欠かせないのが、足踏み式ページ送り装置=ページターナーです。Bluetoothで接続して使います。
私は今この iRigのBlue Turnを使っています。踏んだときの「入り感」の節度があってとてもいいのですが、ちょっとスイッチ部分が小さいのが難点です。素足や靴下をはいて踏むときはいいのですが、本番は靴を履きますのでどこにスイッチがあるのか分かりにくくて踏み損ないをしないように練習をしておかなくてはいけません。曲によっては楽曲自体よりページターナーをタイミングよく間違えずに踏む方が難しいということもあります。
ネットでいろいろ探してみましたら面白いものが見つかりました。それがこちら。
PageFlip社のFireflyという名前のページ・ターナーです。Fireflyはホタルですが、形的にはFly(ハエ)ですね。これの下位機種がButterflyという名前ですが、形はほとんど同じです。違いはFireflyはインジケータやペダルの手前部分のライトが光ることです。それだから「ホタル」なんでしょう。
右左のペダルが離れていて確実に操作できそうですので注文してみました。国内では扱ってないみたいなので本社に直接注文しました。トラッキング情報に The Hague という名前が出ていましたのでオランダの会社なんですね。もうじき到着予定です。
便利なものがいろいろ出てるものですね。
下の写真の物は使いやすそうですよね。
手を動かさず、演奏に集中してページめくれる便利さはいいですねえ。
そういうえば、昔はピアノ演奏で補助の方が横に座って、楽譜をめくる係の人がいるのをテレビで見ましたが、最近はまったく見ません。自動めくり機器があるのかなあ。
話は違いますが、私のペダルはエレキ演奏で使用するエフェクターです。足でポンと押すと音色に効果がかかり変わります。ボ―ドに数種類をつなげて並べていますが、ペダルに突起状のボタンが付いていて、演奏の段階でポンポンと踏んでいきます。もちろん演奏では、目線は前を向いていて、感覚で押しますが時々、間違って違うボタンを踏んでしまい、変なエコーがかかって、あちゃ~となることも。
パッと見でチョイと踏む感覚がなかなか微妙です。
まあ世の中、いろんな便利な物が出てきて情報収集しないといけないですよね。
最近の若い演奏家はかなりの割合でiPadで楽譜を見ているようです。音楽の流れを認識して自動でページをめくっていく全自動譜めくり機があればいいのですが、残念ながらそういうものはまだ実在していません。
タブや五線譜を認識して、マイクで入力される音楽と比較してページをめくるというのはAIを使って出来そうな感じがしますが。