そしてその次に、
1.楽譜を見て曲を練習する
2.楽器を持たないで、楽譜だけ見て頭の中で演奏する(絶対音で行うように。ニ短調の曲をハ短調の音で頭の中で再生してはいけません。絶対音が分からない人はその都度確認を。そのうちある程度は頭に残るようになります)音が思い浮かばないときは、楽器で音を確認する
3.暗譜する
4.楽器を持たないで、楽譜も見ないで頭の中で演奏する。
5.その曲をタブに書いてみる
元の曲と同じであれば合格です。もし出来なかった場合は何度もトライしましょう。
この練習を繰り返し、ヴァーチャル・リュートの技法をマスターしたら、初めての曲を見て頭の中で音を出すことができるかチャレンジしてみましょう。本連載(1)の冒頭で書いた話です。ただ、これはかなり高度ですのですぐに出来なくても構いません。
これらの力をつけた場合は、人前で楽譜を見ながら演奏する場合では途中で止まって頭が真っ白というのは原理的にありえず、暗譜の場合も修復復帰がすぐできます。もっともリュートを弾くときは必ず楽譜を見て、必要な装飾やフレーズを入れるようにしましょう