goo blog サービス終了のお知らせ 

リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

弦代が高い!

2023年12月02日 13時14分45秒 | 音楽系

リュートの弦は国産品が存在しないので、海外から輸入することになりますが、この円安でとてもお値段が高くなっています。

バロック・リュートのバス弦のストックが減ってきたのと、新しく購入予定のリウト・アッティオルバート用の弦を注文しました。

注文先は、ガムート社、アキラ社、StringsbyMail社(サヴァレスKF)でしたが、いずれも以前の感覚では倍近くになっている感じでした。(あまり正確には計算したことがありませんが)そもそも弦代はあまり気にはしていませんでしたが、今回は本数の割にはブラックフライデーの割引があってもなお結構なお値段になったので気になったという次第。

10年くらい前1ドル70円台の時代に、いろんなガット弦を買うだけ買っていろいろ試した時期がありましたが、その頃だからできた話で、今ならとてもできません。その当時テオルボ用にガムート社のPistoy弦を張ろうと思って計算しましたら15万を超えていましたので、さすがにアホらしくて止めました。プレーン弦でも長く太いので高かったです。

ただ随分改善したなと思ったのは、コロナ禍も終わり輸送事情が回復したこともあって発注してわずか3日目に到着したことです。特に特急便で送付を頼んだ訳ではなかったのですが。国内より早いくらいですね。