そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

枚方が恋しい山桜

2016年04月13日 | 釈尊寺団地
ソメイヨシノなどの花が終ると

待ちかねたように八重桜が咲き始め

それを追いかけて やや白っぽい花びらの山桜が いっぱいの花をつける

私の部屋の窓から 見えていた なつかしい風景

風が吹くと 花びらが流れて 本当の吹雪のよう




< 共に見し 白き桜の花咲けど
         君いま遠く 話すすべなく >

ああ、枚方(ひらかた)へ帰りたい・・・



山桜の後ろにあるのは、弥生時代の遺跡を囲んで茂っている竹の群れです。
竹は、今頃からしばらくかけて、旧い葉が黄色くなってみな散ってしまうのです。
初めてそんな光景を見たときは、竹がいっせいに枯れてしまうのかと驚いたものでした。


< 竹の葉が風に吹かれて散りてゆく そを竹の秋とは知らず驚く >

「竹の秋」という俳句の季語があるほど有名な現象なのに、それまでは知らずにいたのでした。

葉は、風が吹くとくるくると回りながら散っていきます。

満月の夜に、月の光に照らされて、音もなく回りながら散ってくる姿を見ていると、なにやら遠い世界に居るような気分になるのです。
弥生時代の人たちと、話が出来そうな・・・






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
枚方恋しいですか? (マナティ)
2016-04-14 12:02:13
よいところでしたよね?
自然がいっぱい
覚えているのは空に近い感じがして
雨の日も窓の外を楽しめたような
最もブログで拝見した中でも感想ですが
そんなイメージがしていました。
返信する
マナティさんへ (森のどんぐり屋より)
2016-04-14 13:53:14
色々な意味で、あの頃は一番恵まれていたように思います。
8Fでしたから空が広くて夕焼けも朝日も眺められました。

まあ、現状に満足して、その中で楽しみを見つけていこうというブログですから、感性を磨いて頑張りますね!
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胸を (小坊主)
2016-04-14 18:25:52
衝かれました。

>ああ、枚方(ひらかた)へ帰りたい・・・

返信する
小坊主さんへ (森のどんぐり屋より)
2016-04-14 19:30:54
覚悟して、いろんなことを考えて、ここに来たはずなのですが・・・
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