
いま私の所ではハナミズキが満開です。
もう少しすると、ヤマボウシが咲き出します。
ヤマボウシは見る機会のない方もいらっしゃると思いますが、写真を載せますので、どうかご覧下さいね。
まず、全体の姿を見比べて見ます。
上の写真がハナミズキです。
こちらがヤマボウシ。

わかりやすいように、どちらも白にしました。
他にピンクなどもあります。
少し違う部分もありますが、よく似ているでしょう?
去年、ヤマボウシの花を勉強した時に、白い花びらのような部分は実は
総苞(花のかたまりを抱くようにして集まっている小さな葉のこと)だと知りました。
ハナミズキもヤマボウシも、同じように4枚の総苞(そうほう)片が、あたかも花びらのように付いています。
そして真ん中に丸いものが固まっていて、これが本当の花なんですね。
上の2枚の写真では、まだ蕾の状態です。
どちらもよく似た構造だと思います。
これはハナミズキの花が咲き始めたところです。

こちらはヤマボウシ。

左下に小さく入れている画像が、花の一個です。
とここまでは、似たもの同士なのですが・・・・
さて、困ったことに実の形があまりにも違うのですよ。
まあ、ご覧ください。

向かって左がハナミズキ、右がヤマボウシです。
全然違いますでしょう?
ハナミズキの実は食べられない(と思うのです)けれど、ヤマボウシの実は美味しいです♪
で、私は今、たいそう悩んでいます。
何を悩んでいるかというと、
*全体の姿はとてもよく似ていて、真ん中の花の様子も似ているといえば似ている けれど、少し違います。
*実は全然違います。
なぜだろう? なぜかしら?
不思議でなりません。
どなたか教えていただけませんでしょうか?
因みに
どちらもミズキ科ミズキ属なのです。
メールでこんなコメントを頂きました。
ありがとうございました。
snipe-sano さんより
>ハナミズキの正式名称は「アメリカヤマボウシ」で、日本の「ヤマボウシ」と同じ科同じ属です。以前、植物の専門家でアメリカ東海岸の植物園で仕事をした方が言ってました。アメリカ東海岸北部は大西洋に面して日本と同じような気候で、似ている植物が多いそうです。実の違いは、日本はサルがいるので、サルが食べて種が運ばれる様に進化し、アメリカはサルがいないので、鳥が食べて種が運ばれるように進化したと聞いたことがあります
もう少しすると、ヤマボウシが咲き出します。
ヤマボウシは見る機会のない方もいらっしゃると思いますが、写真を載せますので、どうかご覧下さいね。
まず、全体の姿を見比べて見ます。
上の写真がハナミズキです。
こちらがヤマボウシ。

わかりやすいように、どちらも白にしました。
他にピンクなどもあります。
少し違う部分もありますが、よく似ているでしょう?
去年、ヤマボウシの花を勉強した時に、白い花びらのような部分は実は
総苞(花のかたまりを抱くようにして集まっている小さな葉のこと)だと知りました。
ハナミズキもヤマボウシも、同じように4枚の総苞(そうほう)片が、あたかも花びらのように付いています。
そして真ん中に丸いものが固まっていて、これが本当の花なんですね。
上の2枚の写真では、まだ蕾の状態です。
どちらもよく似た構造だと思います。
これはハナミズキの花が咲き始めたところです。

こちらはヤマボウシ。

左下に小さく入れている画像が、花の一個です。
とここまでは、似たもの同士なのですが・・・・
さて、困ったことに実の形があまりにも違うのですよ。
まあ、ご覧ください。

向かって左がハナミズキ、右がヤマボウシです。
全然違いますでしょう?
ハナミズキの実は食べられない(と思うのです)けれど、ヤマボウシの実は美味しいです♪
で、私は今、たいそう悩んでいます。
何を悩んでいるかというと、
*全体の姿はとてもよく似ていて、真ん中の花の様子も似ているといえば似ている けれど、少し違います。
*実は全然違います。
なぜだろう? なぜかしら?
不思議でなりません。
どなたか教えていただけませんでしょうか?
因みに
どちらもミズキ科ミズキ属なのです。
メールでこんなコメントを頂きました。
ありがとうございました。
snipe-sano さんより
>ハナミズキの正式名称は「アメリカヤマボウシ」で、日本の「ヤマボウシ」と同じ科同じ属です。以前、植物の専門家でアメリカ東海岸の植物園で仕事をした方が言ってました。アメリカ東海岸北部は大西洋に面して日本と同じような気候で、似ている植物が多いそうです。実の違いは、日本はサルがいるので、サルが食べて種が運ばれる様に進化し、アメリカはサルがいないので、鳥が食べて種が運ばれるように進化したと聞いたことがあります
森のどんぐり屋さんの不思議、私も気になる~~
不思議不思議、面白いですね
ハナミズキとヤマボウシって、こんなにも似ているのに。。
実だけここまで違うと気になりますね。。。
わたしも知りたいです!
ヤマボウシの実の味も気になりますが
ちなみに俳句のカラー版大歳時記を調べました。
それぞれに別人が書いていて、植物学的ではないですが、ハナミズキは春。「明治45年、当時の東京市長尾崎行雄がアメリカへ桜を寄贈した返礼として送られてきたという来歴をもつ。山帽子に近い種類でアメリカヤマボウシの名がある。・・・」
山法師の花は夏。「ミズキ科の落葉高木で山地に自生。・・・秋に熟する果実は桑の実に似ていて食べられるので山桑ともいう」
真実を私も知りたいですね。
見分けがついていないどころか皆さんのブログで見せてもらってこれから実物を探そうっていう感じです。
ミズキ科っていうのがあるんですね。
私にとっては新発見でした。
知らないことを知るって面白いことですね☆
ヤマボウシは5年前にすんでいた借家の玄関に植えてありました。
その当時は名前も知らなくて、変わった実がなるんだなぁって。
そして3年前に自宅の庭を造ったとき、
植木屋さんにヤマボウシとハナミズキを勧められました。
結局ハナミズキを植えて、今まさに花が咲いています。
そんな経緯があるので、今回の記事は何度もうなずきながら拝見しました。
ちなみに、これを読むまでずっと、総苞を花びらだと思ってました...。
どちらも、良く似てますね。
同じミズキ科ミズキ属なら、従兄弟の様に近い種類なのでしょうか。
バラ科のリンゴと桜みたいな~と、ふと思ったのですが、違うかな?
それとも、芭蕉とバナナか‥
私も、以前はヤマボウシと知らなくて、ずいぶん遅れて咲くハナミズキだな、と思っていました。
いまのところ、??の答えが登場してませんので、もう少し待ってみて、他力本願がダメだったら、調べることにしますね(笑)
。。。。。。。。。。
近くにヤマボウシがあるのでしたら、今年は是非ご試食を!
きれいに洗ってからにしてくださいね。
実のヒミツ、早く誰かが教えてくださらないかな~
。。。。。。。。。。
そうそう、「やまぐわ」言うんですよね。
おいしいですよ!
私の写真の整理ファイルも、ヤマボウシは夏の所に入っています。
夏の暑さと乾燥に弱いので、近くの公園で一昨年は一本枯れてしまいました。
。。。。。。。。。。
ヤマボウシは見れないかもしれないですが、ハナミズキは今満開で、どこにもあるので、今日にも見つけておられるのでは?
ピンクや赤があって、なかなかはなやかです。
ヤマボウシもピンクがまれにあるようです。
。。。。。。。。。。
ヤマボウシは地味だし、乾燥や高温が嫌いのようですから、ハナミズキにされたのは正解だったかも?
でも、ヤマボウシなら実が食べられたのにネ
あ、もしかしたらハナミズキの実も食べられるかも??
。。。。。。。。。。
従兄弟または兄弟くらいの関係ではないでしょうか?
そういえばバラ科も、予想しないような植物が仲間で、驚きますね!
たとえばユリ科のアロエなんてどう見ても違う種類のように感じます。
今回の2種類はその点とてもよく似ていると言っていいのでは?
種の付け方くらいは個性として見てあげては?
↑
そうなんですけど・・・・花から実へ変わっていくところを時系列に観察できたらいいのですが、近くに無いもので苦しいです。
大目に見ることにしましょうか(笑)
ここからは全く私の考えです。
ハナミズキはアメリカ東部の乾燥しやすい土地に生育し、乾燥に強い。ヤマボウシは日本などに自生していて乾燥に弱いというのが原因なのでしょう。
ヤマボウシは実が落ち、果肉が腐り、種が露出しても湿潤なので芽が出やすい。そのため実が落ちやすいようにぶら下がって果肉も柔らか。
ハナミズキは実が落ちて、種が露出しても芽が出にくい。おそらく鳥などに食べられてお腹の中で種が発芽しやすい状態になって排泄されるのを待つことになるのでしょう。そうすると鳥の目に付き、食べられやすいように上向きに実をつけたほうがよく、しかも鳥が好む真っ赤というわけではないでしょうか。
簡単に言うと、ヤマボウシは実を下に落としやすいようにぶら下げて、ハナミズキは鳥が食べやすいように上向きに真っ赤な実をつけるのではないでしょうか。
ヤマボウシの実も鳥につつかれますけどね。
いずれにしろ植物の進化はどこで何を感じて進むのかは不思議です。
アメリカから送られたハナミズキの一部は東京のど真ん中、日比谷公園に植えられたんです。その木の子供の木は知っているのですが、原木があるかどうか近いうちに確認しに行ってきます。